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ヤオコー川越美術館三栖右嗣記念館スタッフによるブログです。‘日記’ カテゴリーのアーカイブ白い彼岸花も咲いてました。
クラリネットとピアノ~真夏の午後に美しい調べを・・・暑い毎日が続いております。みなさま、お変わりございませんか? 7月21日(土)16:00~美術館ミニコンサートが開催されました。 ご出演は クラリネット奏者 岩瀬龍太さん、ピアニスト 川村恵里佳さんの息の合ったお二人です。 岩瀬龍太さんは以前「Duo itodo」、そして去年は川村恵里佳さん、ヴァイオリンと共に「フィディアストリオ」としてご出演され、今回はクラリネットとピアノでの演奏です。 お人柄を感じさせる優しい音色、美しい旋律で会場を沸かせました。そしてユニークなトークも注目です。 プログラムは・・・ ♫ シャルル・グノー 歌劇ロミオとジュリエットより「私は夢に生きたい」 ♫ ヴォーン・ウィリアムズ 「6つのイギリス民謡より」 ♫ 平山 智 「"The Moon"From Tkyo to NewYork クラリネットとピアノのための ♫ フレデリック・ショパン 「バラード第1番」 ♫ ジャコモ・プッチーニ 歌劇ジャンニ・スキッキより「私のお父さん」 ♫ 平山 智 「People,Coming and Going クラリネット・ソロのための ♫ マルコム・アーノルド 「クラリネットとピアノのためのソナチネ」 クラシックから現代音楽まで幅広いプログラムです。 平山さん作曲の音楽はニューヨークを感じたり、風の音や足音などの演出もあり現代音楽ならでは、というものでした。ショパン「バラード第1番」はスケートの羽生選手のプログラムで有名になりました。迫力のある演奏に圧倒され会場からはどよめきが起こりました。 止まない拍手に応えアンコールはビゼー作曲、情熱のオペラ「カルメン"花の歌"」・・・暑い日に選曲間違えました~と岩瀬さん。 ーいえいえとんでもない。みなさん大盛り上がりでしたよ! そして今回は作曲家の平山 智さんもお見えになり演奏後は熱い握手を交わしておりました。岩瀬さんは「作曲家の方は命を削って曲を作っています」とおっしゃっていました。演奏家の方も日々の練習に命を削って当日のコンサートで音楽を奏で、お集まりくださった聴衆のみなさまを感動の渦に引き込んでいます。 音楽も絵画も・・・芸術ってすごいですね。作家の力を感じ取ることにより心を豊かにしてくれます。 とても暑い中、お越しくださいましたみなさま、素晴らしい演奏をしてくださった岩瀬龍太さん、川村恵里佳さんありがとうございました。 ✥次回のお知らせ✥ 10月13日(土) 下山英二さんの登場です。多彩なキーボードの音色をお楽しみください。 以前お知らせいたしました日程と出演者が変更になっております。お気を付け下さいませ。 みなさまのお越しをお待ちしております。
虹色の奏でー「Duo Iris」 ♫みなさま、こんにちは。 いつもスタッフブログをご覧いただきましてありがとうございます。 梅雨空の6月23日(土)、美術館ミニコンサートを開催いたしました。 当日は雨にもかかわらず、たくさんのお客さまでラウンジは満たされました。 美しいヴァイオリンとピアノの音色が響き渡ります。 クライスラー作曲「愛の喜び」です。 演奏は当館初出演、「Duo Iris」さんです。"Iris"とはギリシャ語で「虹」を意味し、鮮やかな色彩を音で伝えていきたい、という思いが込められているそうです。2013年春にデュオを結成。 ヴァイオリンは真野謡子さん。お人柄も楽しく聴衆を引き込む演奏が素晴らしい・・・。欧州、アジア、日本においてソロ、室内楽、オーケストラで幅広く活動なさっています。 ピアノは後藤加奈さん。なめらかな指さばきでヴァイオリンとの相性もとてもよく、美しいハーモニーを奏でます。数々のコンクールでの入賞経験もあり講師もしています。 演奏曲はクライスラー「愛の悲しみ」、バッハ「partita no.3 loure gigue」(ヴァイオリンソロ)、ベートーヴェン「ヴァイオリンソナタ第8番ト長調作品30-3」、ラフマニノフ「前奏曲より」(ピアノソロ)、サン=サーンス「死の舞踏」 オールクラシックのプログラムに盛り上がりました。拍手が鳴りやまぬ中アンコールに応えて下さいました。
雨の中お越しくださいましたお客さま、湿度と闘いながらも素晴らしい音を響かせた「Duo Iris」の真野さん 後藤さん、ありがとうございました。 次回のミニコンサートはー 7月21日(土) クラリネットとピアノのコンサートです。どうぞお楽しみに ♫ チューニングハンマーのおはなしみなさん こんにちは。 関東地方は梅雨に入りましたね。美術館のお庭の紫陽花も綺麗に咲いています。 今日は絵画とは離たおはなしです。 当美術館では不定期ですが「美術館ミニコンサート」を開催しています。 美術館にはピアノがあります。ピアニストの方に最良の状態で演奏していただき、奏でられた音が聴衆のみなさまに感動を与える・・・。そのためには日頃のメンテナンスが大切です。ここで活躍するのが調律師という技術者の方です。 今、ちょうど映画で調律師のお話 「羊と鋼の森」を上映していますね。 当館でも年2回、調律師の「中野さん」という方が丁寧に調律をしてくれます。 中野さんは30年のキャリアをお持ちです。大ベテラン!と思ったのですがご本人は 「30年たって ようやく調律のスタートに立った気持ちです。思い通りの調律ができるようになりました。調律師はピアノの音色を決めつけてはいけない。鍵盤をはじいた時の透明感、広がり、音の響きを最善の状態に持っていくのが仕事。音色を決めるのはピアニストですから余計なことをしてはいけない。」 と熱く語ってくださいました。 そしてこちらが中野さんご愛用の「チューニングハンマー」。 ドイツのヤーンというメーカーの物で中野さんがベルリンにいた時に親方さんより譲り受けた大切なチューニングハンマーだそうです。縁があって当館でもこのハンマーで調律していただいています。 中野さん、これからもご活躍期待しています。 コンサートにお越しのみなさま、ご出演のアーティストのみなさまベルリンの音色、感じてみてくださいね。 次回は6月23日(土)16:00~です。お楽しみに ♫ 爽やかな5月の風にさそわれてーこんにちは。6月に入りましたね~。早い早い・・・。 5月のある休館日、美術館スタッフで静岡県三島にあります「クレマチスの丘」に行ってまいりました。 当日、お天気が不安定で心配でしたが雨にあたることなく、暑くもなく 気持ち良い5月の風の中、お花と、アートを満喫してきました。 「クレマチスの丘」は文字通り約250種2000株のクレマチスが植栽され一年を通じてクレマチスの魅力を楽しめます。そして今この季節は 美しいバラもたくさん!花の彩と香りを楽しめます そして広大な敷地には「ヴァンジ彫刻庭園美術館」「IZU PHOTO MUSEUM」「ベルナール・ビュフェ美術館/ビュフェこども美術館」「井上靖文学館」が点在、そしてレストランやカフェが庭園とともに楽しめます。 「ヴァンジ彫刻庭園美術館」で開催中の「須田悦弘 ミテクレマチス」・・・本物と見間違えるほど精巧な花や草木の彫刻作品。薄い花びらや茎はすべて木から繊細に彫りおこし彩色したものです。 「IZU PHOTO MUSEUM」では5人の現代作家による「永遠に、そしてふたたび」を開催中。映像と音楽とのコラボした作品や流れつづける時間のある一瞬の出来事を捉えた写真が展示してあります。 手入れの行き届いた庭園を眺めながらつり橋を渡ってお隣のゾーンへ。 「ベルナール・ビュフェ美術館」は開館45周年を迎えたそうです。記念企画展を開催中。 「井上靖文学館」 井上靖さんの像がお迎えしてくれます。 旅の気分もあじわい アートを楽しみ、美しいお花に癒された一日でした。 彩り豊かな午後のひとときこんにちは。 5月26日(土 )美術館ラウンジにはたくさんのお客様。 空間には彩り豊かな音楽の調べ・・・。モーツァルト。奏でているのは色とりどりのドレスを身にまとった三人の女性アーティスト。 「METEORE」のみなさんです。 黄色いドレスはピアノの赤松美紀さん。お人柄をそのまま音にのせた透明感のあるピュアなピアノです。しっとりと、時にはダイナミックに・・・。 グリーンのドレスの伊藤万桜さん。まるでダンスをしているかのように音楽にのってヴァイオリンを奏でます。 ピンクのドレスは小川里奈さん。可憐なお花のようにかわいらしい・・・。 演奏曲は ブラームス「ハンガリー舞曲 第5番」、メンデルスゾーン「歌の翼による幻想曲」、 ピアノソロでメンデルスゾーン「無言歌より春の歌」。 2台のヴァイオリンは三栖先生の「爛熳」をバッグに「さくらさくら変奏曲」。 そして「日本の四季メドレー」「川の流れのように」他・・・。クラシックから馴染みのある曲までとてもバラエティに富んでいて十分な聴きごたえ。そして三人でのトークも入り かわいらしくもあり、迫力もあり あっという間の1時間でした。 鳴り止まぬ拍手にこたえ、アンコールは「METEORE」さん得意曲、ピアソラ「リベルタンゴ」大喝采でした! お集まりくださいましたお客様、「METEORE」のみなさまありがとうございました。 ♫今後のコンサートにもご期待ください♫ あたらしい仲間たちこんにちは。 今日は5月14日(月)。とってもいいお天気になりました! 美術館は休館日です。が、ちょっとしたメンテナンスをしています。 さて、これはなんでしょう。
おしゃれなインテリアとして、いろんな飾り方ができるので簡単で、癒されます。 美術館ガーデンの植物たちも元気に実をつけ始めました。 こちらはジューンベリー。
美術館スタッフは美容、老化のため毎年おいしくいただいております(笑) ゆすら梅もこれからたくさんの実をつけます。
今年はかりんもたくさん実をつけています。楽しみです。 ちょっと変り種。 美術館スタッフNさんがおうちで育てているサボテンを数年前、美術館に分けてくれました。 毎年花を咲かせているのですが、今年の花のつきはスゴイ!!次から次へと見事なお花をさかせています。 色もとってもきれいです。 夏に向けて、次は何が咲くかお楽しみです。 遊びに来てくださいね。お待ちしております~。 美術館に変拍子の旋風を!TSUMUZI♫みなさんこんにちは。 4月7日(土)、今年度初の美術館ミニコンサートを開催いたしました。 なんと!今回で40回目を迎えました。すべてのコンサートにおいては、たくさんのお客様に盛り上げて頂きまして、スタッフ一同感謝しております。 開催前よりお問い合わせが多数ありました。記念すべき40回目の出演アーティストは・・・。 ドクターライセンスを持つという経歴の持ち主、変拍子の貴公子、「TSUMUZI」さん率いるバンドのみなさんです。 毎年桜の咲くころ、華麗な指さばきで変拍子を熱く弾きこなすTSUMUZIさん、ことしもとてもエキサイティングな音楽を披露してくださいました。 作曲家でもあるTSUMUZIさんオリジナルの「鮮血のマキューシオ」「Muchacho de la Noche」「夢塚」「嵐を呼ぶ男」など、そして一度は耳にしたことのある名曲「なごりゆき」「さんぽ」「愛の挨拶」・・・。変拍子に変え、タイトルも変えてしまったという「俺のリベルタンゴ」「情熱の五大陸」などなど どれもみな、みごとなリズムです。 繊細なギターを奏でる「侑人(Yu-to)」さん。いつもご一緒に演奏されることが多いそうです。 存在感抜群 ウッドベース「野々村 拓」さん。クールな低音を響かせます。 フラメンコダンサーの「伊集院史朗」さん。今回はパーカッションも披露してくださいました。 アンコールではオリジナル「二月二十六日のタンゴ」。雰囲気たっぷりのメロディーに伊集院さんがダンスを舞い 会場は大きな手拍子、大盛り上がりです。 「また 来年、春にお逢いしましょう」と美術館を後にしました。カッコイイですね~♫ お集まりくださいましたみなさま、変拍子の旋風をおこした「TSUMUZIさん、バンドの皆さん」ありがとうございました。 ♫ 次回のコンサートは・・・ ♫ 5月26日(土)16:00~ 「METEORE メテオール」 ピアノと2台のヴァイオリン どうぞお楽しみに。 春の訪れとともに・・・こんにちは。 桜の花も散り新緑の季節になりました。 みなさまご存じ、お薬の「アポック」の新入社員さん。 三栖右嗣先生の絵画と、伊東豊雄先生の空間に身をゆだね、 新河岸川土手の桜は新緑に変わりつつありますが、美術館のシンボルツリーしだれ桜は柔らかな花のピンクとフレッシュな新緑でとてもキレイですよ。 展示室には三栖右嗣先生の桜の作品が多数出ております。お花見ができなかった方はぜひ、当館の「爛熳」でお花見をしてくださいね。 今週土曜日(7日)は、いよいよ新年度のミニコンサートが始まります。 ヴァイオリストのTSUMUZIさんが、華麗な弦の響きでみなさまを感動の世界にお連れします。 どうぞお楽しみに。 もうひとつのアートみなさま、新年あけましておめでとうございます。 本年も ヤオコー川越美術館 三栖右嗣記念館をどうぞよろしくお願いいたします。 「もうひとつのアート」 モノクロームの世界を感じさせるこちらの画像は スタッフがある日の午後、当館ラウンジの壁に映ったカフェの様子を撮影しました。 周りを囲む池の水が太陽に反射し、素適なひとコマを生み出しました。 今年も2日から開館しております。 氷川神社でのお参りの後、新春をぜひ 三栖右嗣の絵画と伊東豊雄の空間でお過ごしください。美味しいコーヒーと、抹茶 おはぎが皆さまをお待ちしております。
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