ショップ/ラウンジでご案内している図録の価格が¥3,00となっておりました。お客様各位には大変ご迷惑をお掛けいたしました。¥3,000と訂正致しましたので、よろしくお願い申し上げます。
当美術館は、3月のオープン以来早くも半年が経過致しました。
昨日(9月24日)当初の計画通り、最初の展示替えを行ないました。
初回の25点から31点に増やしました。
内訳は、まだご来館いただいていない方の為に、500号の「爛熳』をはじめ、
8点の代表作を継続展示し、新たに23点を新規に展示致しました。
今回のコンセプトは、人物・りんご・コスモスです。
いずれも前回に勝るとも劣らない作品ばかりです。
オープン以来三栖右嗣先生の作品と併行して、伊東豊雄先生の建築にも
多くの方々が遠方からも来館されております。
両巨匠による絵画と建物を堪能されたあとの、ラウンジでのコーヒー・紅茶・
抹茶や、ヤオコー名物のおはぎが来館者の皆様に大好評です。
秋の川越観光には、かならず「ヤオコー川越美術館三栖右嗣記念館」も
お加え下さい。
スタッフ一同心からお待ちしています。
マネージャー 宇多村忠夫 記
開館以来ご好評を頂いおります「開館記念画集」(207頁:販売価格3,000円)を
ご希望の方に通信販売いたします。
もちろん150点以上ある当館収蔵の作品はすべて掲載しています。
プロフィールはもとより、元渋谷区立松濤美術館館長村瀬雅夫氏の論評も
掲載している、三栖右嗣を知るには欠かせない一冊です。
ご希望の方はお電話 <span class="caps">TEL 049-223-9511
または、当ページ右下の 「お問合せ」 からEメールにてご連絡ください。
明日9月17日は月曜で本来なら休館日ですが、
敬老の日で祝日のため開館しています。
また、10月8日も体育の日で開館しています。
尚9月18日と10月9日は休館日とさせていただきます。
本日 「知事のとことん訪問」でご来館されました
とことん訪問とは 県内をくまなく訪問し
どんなところへもとことん訪問、見学、話し合っていくものです
知事は 三栖右嗣先生の絵画に感動され 建物の館内はもとより
外観もくまなく視察していただき
次の目的地へ向けて出発して行かれました
この模様は、県政広報番組「彩の国ニュースほっと」(テレビ埼玉 毎週土曜日AM9:00から9:30)
のなかで放送される予定です
放送局 : テレビ埼玉
放送予定日: 9月22日(土)AM9:00から9:30の間
2012/9/9 ミュージアムカフェにて
第二回ミニコンサートを開催しました
ギタリストの寺山 有一氏となみき きょうこ氏
お二人の素敵な演奏と
しっとりとしたトークに心が癒されました
第三回ミニコンサートを11月に予定しています
詳細が決まりましたら ブログでお知らせします
お楽しみに
当美術館は、3月のオープン以来半年が経過いたしました。
その間、予想以上の多くの皆様にご来館いただき、感動していただきました。
スタッフ一同、厚くお礼申し上げます。
さて、この度9月24日(月)の休館日を利用して、初めての展示替えを行います。
点数は 現在の25点から36点に増やして展示いたします。
3月のオープン以来、まだご来館いただいていない方の為に 数点の代表作(「爛漫」「冬野」「老いる」、等)を継続展示し、その他は新たな作品(人物・りんご・コスモス・ヨーロッパの風景、等のシリーズをコンセプトに)を展示致します。
今回も、初回展示作品に「勝るとも劣らない」作品群であると確信しています。
猛暑から初秋に変わるこの時期に、ぜひ「憩いのオアシス」ヤオコー川越美術館にお出掛け下さい。
ラウンジでは 美味しいコーヒーや、カットケーキ・おはぎ等も販売しております。
また 11月には、恒例のミニコンサートも計画しています。
スタッフ一同 心からお待ち申し上げております。
マネージャー 宇多村記
ライフデザイン マガジンのカーサ ブルータス10月号に、当館が紹介されています。118~119ページ、『最新デザインに乗って建築巡礼』のコーナーです。
巡礼地は、ヤオコー川越美術館三栖右嗣記念館
巡礼車は、BMW 120iクーペ
ともに、とっても似合って、引き立てあっているのですよ。
是非ご覧下さい。
今ならナガールを「あぁ、あのフンザのカリマバードの対岸の村だね」とお分かりになる方も多いようですが、三栖先生が取材にいらした27~8年前は、まだまだ大変な秘境だったようですね。
私は今年の春、ナガールと聞いて「ダカールなら知ってるけど、ナガールっていったい何処?」という状態でした。そんな私のような読者の方も すこしは いらっしゃると思いますので、まずナガールの場所と歴史からご案内いたします。
住居表示風に言いますと、パキスタン・北部地域・ナガールでしょうか。ちなみに北部地域というのは、パキスタンの4つの州とは別の、少数民族が暮らす特別区である行政区域だそうです。フンザは、パキスタン・北部地域・フンザです。
昔から、フンザ藩王国とナガール藩王国は戦争を繰り返していましたが、19世紀も終わり頃になって、侵攻してきた英国軍に対抗するため、両国は手を結んだようです。
ナガール藩王国は1970年に、フンザ藩王国は1974年にパキスタン連邦政府の管轄下に入ったといいますから、本当についこのあいだまで、王様のいらっしゃる国だったのですね。
テレビの紀行番組などで、フンザばかりが取り上げられるのは、カラコルムハイウェイを通す話が持ち上がった際に、生活の利便性をとったフンザの王様は賛成し、民族固有の文化が破壊されることを懸念したナガールの王様は反対したので、ハイウェイは結局フンザ側を通り、フンザだけが有名になっていったそうです。
東西を結ぶシルクロード、絹の道。東の文化と西の文化が、この道を行き交いました。後世に名を残した人もそうでない人も、気の遠くなるほど多くの人が、富や知識や名誉を求めて、死と道連れの旅をしました。
シルクロードは大きく分けると3本あるそうです。最も一般的なのはオアシス路。いまの中国の西安を基点として、西に進んで、天水、蘭州、武威、張掖、酒泉、嘉峪関、安西、敦煌、柳園、ハミ、トルファン、コルラ、クチャ、アクス、カシュガル、タシュクルガン、フンザ あぁやっとフンザが出てきました。西安を出てから6000キロ以上、実に長い旅路です。
タシュクルガンからフンザへぬけるには、標高約5000メートルのクンジュラーブ峠を越えなければなりません。日本の富士山は3700メートル台、それでも高山病にかかる人もいるというのに、峠でさえ5000メートル。パキスタンの北部地域の人々は、7000メートル以下の山々には名前もつけないそうです。なにしろごろごろあるのですから。
ナガールとはそんな高地にある国なのです。
さて、長くなりました。三栖先生がこの地を訪れ、どんな取材をなさったのかは、次回にお伝えいたします。
最後に、800号のナガールの花束の少年は、何人いるでしょうか。恐らく、19人とのお答えが一番多いと思いますが、正解は20人です。上の列の左から3人目の少年の胸のあたりから、横顔だけを出している少年が一人いるのです。
では......。 by平井