プロフィール
三栖右嗣氏(みすゆうじ)記念館は敷地内のシンボルツリーや新河岸川沿いの桜並木など、サクラとはなじみの深い美術館です。スタッフがブログを通じて、さまざまお知らせを提供し、さくらのように愛される美術館づくりをめざしています。
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アーカイブ

スタッフブログ

ヤオコー川越美術館三栖右嗣記念館スタッフによるブログです。

2019年9月 のアーカイブ

~「森工房」を訪ねて~


皆さまこんにちは。

爽やかな風が心地よく感じられる季節になりました。

今回私達スタッフは、三栖夫人ご案内のもと信州長野にあります

「森工房」さんに行って参りました。(新メンバーは、念願の初訪問でした!)

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三栖のリトグラフ作品は、ほぼ全て「森工房」の森仁志さんとの共同制作で作り上げられたものです。

森さんのこだわりは、何といっても巨大プレス機です。

日本中、いや世界中でも2m50㎝×1m25㎝の大きさの作品を刷れる場所は、他にはありません!

それゆえに数々の世界的名だたる画家たちが訪れています。img-190925141224-0001.jpg

デジタル化が進み機械刷りが多くなっている現代ですが、手刷りの物は、発色が良くインクの肌の温もりをしっかりと

感じとることができます。

そして何といっても色あせの面では、圧倒的な差が出るのだそうです!

(森仁志さんが亡くなられた現在は、残念ながら使用されておりません・・・。)

だからこそ、いのちを吹き込んだ画家と刷り師の共同制作で作られたリトグラフには、絶対的な価値があるのだと確信しました。

全ての作品において"いのち"をテーマに貫いた三栖だからこそこの「森工房」さんで制作したのだと深く頷けます。

そして素適な工房のすぐ隣には、立派なぶどう畑があります!

思いがけず、ぶどう狩りも体験させていただきました!

みずみずしくて、甘~いこだわりのとっても美味しいぶどうでした❤DSC_0505_20190917213152.jpg

三栖夫人、森夫人、工房スタッフの方には、貴重なお時間をさいてくださり

心から感謝申し上げます。

本当に有難うございました。

9/10より始まりました秋・冬の展示の中にもりんごと秋桜のリトグラフがございます。

ぜひ手刷りの作品を味わってみてください・・・。

スタッフ一同、お客様のお越しをお待ちしております。


♫美術館ミニコンサートのお知らせ♫


皆さま、こんにちは。

美術館ミニコンサートのお知らせです。

今回は、クラリネット&ピアノのコンサートになります。

出演者は、岩瀬龍太さん、川村恵里佳さんのお二人です

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岩瀬さんは、4回目、お二人でのご演奏は、3回目になります。

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是非、この機会にクラリネットとピアノのハーモニーをお楽しみ下さい!

スタッフ一同皆さまのお越しをお待ちしております。

   日 時   2019年10月12日 土曜日  午後4時から5時

         (10/5から変更になっております)

    場 所   ヤオコー川越美術館(三栖右嗣記念館) ラウンジ

    入場料   ラウンジ内(コンサート)は無料

            [ただし、絵画展示室入館の方は通常料金をいただきます。

             大人 300円   中人(大学生・高校生)  200円]

        

 ※ ご予約は不要ですので、当日直接、美術館にお越しください。開場時間は午後3時45分予定です。

 ※ コンサート当日の「カフェコーナー」は、会場設営のため午後3時15分(最終オーダー午後2時45分)にて 終了させていただきます。ご了承ください。


秋冬の企画展示始まりました。


皆さまこんにちは。
先日の台風は最小限の被害に収まりましたでしょうか?
美術館は大きな被害もなく、通常通り開館しております。

さて、本日9月10日から秋冬の企画展示が始まりました。

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三栖右嗣 「林檎のある風景」に托されたもの

三栖は1972年頃から長野の林檎畑に通い、土の上に落ちた林檎を描き続けました。
なぜ、木に実る林檎ではなく土の上の林檎であったのか、息づく'いのち'を愛おしく感じた三栖の目に
落ち林檎はどのように映ったのか、三栖が林檎に托した想いとは・・・。

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また、画面一杯の紅葉を描いた「秋日」や冬の枯れたひまわりをモチーフにした「冬野」
厳しい冬の海を描いた「オホーツク」など人気の作品を含め39点展示しております。

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三栖の描いた'いのち'を存分にお楽しみ下さい。

期間:2019年9月10日~2020年3月15日

休館日:月曜日(祝日は開館、翌火曜日は休館)

開館時間:10:00~17:00(入館16:30まで)


桜の絵がいっぱいの美術館でPIANOを弾いてみませんか


みなさま こんにちは。

本日より9月です。9月はヤオコー川越美術館にとっては大切な展示替えの月です。

3月から始まっております今の展示、「春、桜を愉しむ 夏、緑陰に親しむ」。

大変好評です!

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三栖先生の魂がこもった桜の絵が展示室いっぱいにかけられ、その向こうには安井賞受賞作品「老いる(習作)」が・・・。どちらも三栖先生が命をテーマに描いた作品です。惜しまれながらも9月8日(日)で終了となります。まだご覧になっていないお客さま!ぜひ足をお運びくださいませ。

そしてこの日は「美術館でPIANOを弾いてみませんか」の日。

いつものミニコンサートとは違う、いろいろな奏者の演奏。

音色・響き・ジャンル・・・。すべて違います。ゆっくりとピアノの音色に耳を傾けながらの絵画鑑賞・・・。お茶をしながらの音楽鑑賞。どちらも楽しいですよ。

ピアノを弾かれる方はみなさまの前ですてきな演奏を楽しみながらご披露ください。大人の方も、お子様もどうぞ。

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~・ 美術館でPIANOを弾いてみませんか ・~

 9月8日(日)午後1時から4時 美術館ラウンジにて

✥演奏者の方へのお願い✥

  来館の際、受付までピアノ演奏の旨、お声掛け下さい。

  絵画鑑賞のお客様にとって心地の良い演奏を心掛け下さい。

  動画撮影はOKですが、三脚を立てての大掛かりな撮影はご遠慮ください。

気持ち良く鑑賞・演奏できますようご協力をお願い致します。

みなさまのお越しをお待ちしております。