1月28日、和光市にある市民文化会館「サンアゼリア」を、スタッフ全員で尋ねました。その目的は、会館の「緞帳」見学のためです。このホールには、いわゆる「絶賛」に値するものが二つあります。先ず一点目は、名だたる演奏家が「音響の良さ」を絶賛することと、二点目は、絢爛豪華な「枝垂れ桜の緞帳」です。和光市に長年居住された、三栖右嗣先生の原画「爛熳」(原画は、ホール入口に展示)を基に、京都の織元に制作依頼し、延べ845人が7ヶ月の時間をかけて伝統技術を駆使し、手織りで仕上げたものです。縦10m・横20m・重さ約1t・使用色数800色、と云う壮大なものです。
今回、以前当ヤオコー川越美術館で「爛熳」500号を鑑賞された、サンアゼリアの常務理事、田窪勝様のお計らいにより、緞帳を鑑賞させていただきました。
鑑賞後の歓談の席で、今後両館で連携して三栖先生の素晴らしい作品を、さらに多くの方々にご紹介していくことを確認しました。
最後に、田窪様はじめサンアゼリアの皆様方、ありがとうございました。 BY宇多村
この度、「川越市市制施行九十周年記念」事業の一環として、「川越百の顔」が刊行され、当館でも販売しています。是非ご来館の際お買い求めください。
川越は「人間のまち」です。優れた歴史があり、文化があります。そしてその文化が開花した江戸がそのまま川越にいきています。江戸市民の息づかいまで聞こえてくるような、そんな素晴らしいまちを創りあげてきた人達が紹介された素晴らしい本です。ご一読をおすすめします。2,100円です。
こんにちは。いつもブログをお読みいただきましてありがとうございます。
1月14日 成人の日 あいにくの大雪となってしまいました・・・。成人された皆さま おめでとうございます。私は弘前出身なので、自分の成人式の日も大雪だったのを思い出します。
美術館の枝垂れ桜の枝にも雪がつもり、遊歩道は真っ白・・・。まだまだ降り続きそうな勢いです。
エントランスの雪かきをマネージャーがしましたが...あっという間にまた積もってしまいました。確か去年もオープン前の準備期間に雪が降りスタッフ全員で雪かきをしたのを覚えています。
もうすぐ美術館も1年を迎えます。春には枝垂れ桜にも花が咲くことでしょう。
・・・これから外に出られる方はくれぐれもお気を付け下さい。 by わたなべ
当美術館を設計くださった伊東豊雄先生が主宰されている 伊東建築塾 による「子ども建築塾」が1月12日(土)に当館で開催されました。
今回は、「まちの建築」の事例として、当館の見学と、川越まち探検が行われました。今年度前期の「いえ」の授業で培った能力を生かしながら、後期ではまち全体を考えて設計することを目標にされているそうです。
当日伊東先生も来館され、みずから小学生から大学生までの塾生に熱い指導を行われました。
今回を含め10回の「まち」の授業の公開発表会が下記で行われるとのことです。 塾生の1年間の学びの集大成をご覧にお出かけになってはいかがですか。
「子供建築塾」 2012年度後期 公開発表会
日時 : 2013年3月9日(土) 14:00~16:00 場所 : 美竹の丘2階 多目的ホール(東京都渋谷区渋谷1丁目18-9) 講師 : 伊東豊雄、太田浩史、村松伸 (敬称略) 定員 : 100名 入場無料(事前申し込みは要りません)
詳細は後日 伊東建築塾ホームページに掲載されるそうです。 URL : /
「そちらへはどうやって行くんですか?名古屋からの道順を教えてください」こんなお電話をいただいて、何か月かして
「こんにちは!やっと来られました。名古屋からきたんですよ」と嬉しそうなお客様。
またある時は、5時近くなってから、ご入場終了の案内の出ている館内を覗き込むお客様の姿が...。飛んで行って、ドアを開くと
「いやぁ、午後から急に休みがとれたんで、チャンス!と、車を飛ばしてきたんですよ」
「ありがとうございます。どちらからお見えですか」
茨城県東海村からのお客様でした。お若い頃から三栖先生の絵をグラビアで見ていらして、三栖右嗣記念館が出来たことを知り、いつかはと思っていて下さったとか。
こんな風に、お客様とお話しするなかで、ずいぶん遠方からもお出でいただいていることを知り、白地図をピンクに染めてみました。北は北海道から南は九州、沖縄まで、という言葉通り、本当に日本各地からお出でいただいているのだなぁ、と改めて有難く思いました。お話しするチャンスのないままお帰りになられるお客様もいらっしゃるはずですので、おそらくもっと沢山の県が染まるはずです。
是非、「〇〇から来たのよ」とお声をかけてください。ご来館を心からお待ちしています。BYスタッフ一同
皆様、明けましておめでとうございます。
当館は1月2日(水)から開館し、本日6日(日)まで予想以上のお客様にご来館いただきました。スタッフ一同深く感謝申し上げます。
この間にご来館された「お客様の声」を、一部そのまま掲載させていただきます。
◎鹿児島から来た老夫婦です。若い頃、所沢に住んでいました。はからずもすばらしい絵を拝見して、昔がよみがえります。たしか一冊画集を持っていました。かごと草花、帰ったら早速とり出してみよう。たしかにあったと思います。アンドリュウ・ワイエスのあたたかいリアルな絵にひかれて、ため息をついて見たことを思い出します。毎年正月はおのぼりさんで、3人の娘達とお互いの健康に感謝して、1年が始まります。今年はすばらしい絵にめぐりあえて、きっとよい年だろうと思います。ありがとうございました。夫90歳、私84歳です。 S様
◎出身は新潟県。仕事で栃木県に住むようになって、ヤオコーさんに行くようになりました。そのスーパーが美術館!?と思いましたが、居心地のいい空間と、館長さんのお話にこの美術館が好きになりました。ありがとうございました。 A様