プロフィール
三栖右嗣氏(みすゆうじ)記念館は敷地内のシンボルツリーや新河岸川沿いの桜並木など、サクラとはなじみの深い美術館です。スタッフがブログを通じて、さまざまお知らせを提供し、さくらのように愛される美術館づくりをめざしています。
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スタッフブログ

ヤオコー川越美術館三栖右嗣記念館スタッフによるブログです。

‘日記’ カテゴリーのアーカイブ

♪アコースティックギターの世界♪


皆さま、こんにちは。青葉の美しい季節となりましたが、いかがお過ごしでしょうか?

コロナ対策にご協力いただきまして5月15日(土)美術館ミニコンサートが開催されました。

今回は、当館でのコンサートが7年目になります倉前太郎さんのアコースティックギターのコンサートでした。IMG_1044.JPG倉前さんは、なんと15歳の時から作曲を手掛けられ今年で21年目になるそうです!

始まりの曲は、15歳の時に作られた"流星"です。

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なんて優しい音色なのでしょう・・・楽器がまるで身体の一部であるかのようです・・・。

"pure snow"そして5月生まれのスッタフへ "花束"の曲のプレゼントに心温まりました!

キラキラしたイルミネーションをイメージした"white promise"ご友人との約束の想いが込められた"癒しの風"

爽やかな"風そよぐ朝"へと続きます。

img070.jpg三栖右嗣先生の作品「秋日」をイメージして作られた"もみじ舞い散る"

プログラム最後の曲は、しっとりと"雨音"です。

そしてアンコールに応えて下さりウエディングをテーマに作曲された"ウエディング タイム"こちらは、あるファンの方が結婚式でご両親への手紙のシーンで倉前さんの曲を使われたことに感激され、ウエディングをテーマに作曲されたのだそうです。

一つ一つの曲に倉前さんの温かくそして深い想いが込められているのが伝わってまいりました。コロナ禍で、疲れた心と体が癒されいつまでも聴いていたい・・・そんな気持ちになりました。

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ご来館くださいました皆さま、倉前さん有難うございました♪

次回は、6月12日(土)On-senさんによるピアノとウッドベースのコンサートです。お楽しみに!



メダカ差し上げています。


皆さん、こんにちは。

美術館では、池の水の性質等を変えるためメダカを池に放しておくことができなくなりました。

そこで、ご近所さんに声掛けをし、メダカすくい(救い)のご協力をいただき差し上げています。

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メダカを大事に育ててくださる方に差し上げますので、美術館までご連絡ください。

受付  電話  049-223-9511

     10時から16時(月曜日休館ただし、5月3日(月)開館5月6日(木)休館)


4/10 ヤオコー川越美術館ミニコンサート♫


みなさまこんにちは。

桜の季節が終わりましたが、当館では満開の桜の絵が見られますよ!
ぜひ、一度「爛熳」を見にきてくださいね!

桜と同じくらい華やかなコンサートが4/10に開催されました。

今回のコンサートはいつも大好評頂いております「シエルサクソフォンカルテット」さんです!!

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エドガーの「愛の挨拶」から「時の流れに身をまかせ」までジャンルも幅広く、あっという間の1時間でした。
サクソフォンの音が体に響くので体でも音を楽しむことができました。

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ソプラノ 井上貴子さん
サクソフォンの中で1番高い音を担当しています。
ご本人はおしゃべりが苦手とおっしゃいつつ司会をしておりました!

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アルト 関田春香さん
低い音も高い音も出せる中性的な音のアルトです!
関田さんは自他ともに認める「のび太」似だそうです。

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テナー 山本直人さん
3番目にテナーです。アルトとテナーの楽器の形は良く似ていて大きさと吹く場所の形が違うそうです。
ジャズによく使用されるので、皆さんが一番目にするサクソフォンです。

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バリトン 八巻和行さん
一番低い音で、一番大きいのがバリトンです。
迫力のある音と迫力のある八巻さんですが、ラジオのMCをされているのでおしゃべりが一番上手でした。IMG_1018.JPG

個性的な4名ですが、美しい4重奏が心地よく素晴らしい演奏でした!!

当館のインスタにはコンサートの動画もアップされています!
ぜひ、ご覧ください。yaokokawagoemuseum_yujimiss

次回のコンサートは、5月15日(土)アコースティックギターの倉前太郎さんです。

好評につき席の残りが後わずかとなっております。
申し訳ございません。お早目にご予約をお願い致します。

予約 049-223-9511


4つの手が奏でるメロディ ♫


こんにちは。春が一歩一歩と近づいてきましたね。

コロナ対策にご協力いただきながら 3月6日(土)。 この春最初のミニコンサートは初出演「Duo Uchida」さん。

母娘によるピアノ連弾です。

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お母さまの内田万海(まみ)さん、娘さんは久己(くみ)さん。 

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音楽に情熱をかけていらっしゃる万海さんは様々な楽器やジャズヴォーカルまでこなします。そんなお母さまから血筋を受け継いだ久己さんは2歳からピアノを習い始めます。そのお二人が1台のピアノで醸し出す響きはなんて素晴らしいのでしょう!

4つの手が鍵盤の上を巧みに交差しながら舞う 熱くもあり、そして儚く美しく・・・。時折お互いの目をあわせ一つの音楽を奏でていきます。聴き手は息をひそめこの美しい空間を奏者と共に共有します。

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母娘の漫才のような楽しい会話をはさみながら、母から子へ伝わる音楽のストーリーをあつく感じました。

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♦演奏プログラム♦

シューベルト:3つの軍隊行進曲 D.733/Op.51(全3曲)

モシュコフスキー:スペイン舞曲集 Op.12より 第3番&終曲『ボレロ』

ドビュッシー:民謡の主題によるスコットランド行進曲

ラヴェル:マ・メール・ロア(全5曲)

ビゼー:『子供の遊び』Op.22から4曲

♦アンコール♦

ドヴォルジャーク:スラブ舞曲第2集 Op.72-2 通称『スラブの10番』

お集まりくださいましたみなさま、「Duo Uchida」さん ありがとうございました。

また来月、お楽しみに・・・。


クラリネットとピアノのマリア--ジュ♫


みなさまこんにちは。

昨日 今日と、とても暖かく過ごしやすい日が続いております。

でも緊急事態宣言が発せられ、予断をゆるさない毎日です。ヤオコー川越美術館では日々の疲れをちょっとでも癒すことができたなら・・・と 月一回のミニコンサートを開催しております。もちろん万全のコロナ対策を行っております。

昨日のミニコンサートはクラリネット奏者 岩瀬龍太さん、ピアニスト 川村恵里佳さんのお二人による おだやかで優しいコンサートでした。

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クラリネットの木の温もりを感じさせる落ち着いた心地よい音色に、ピアノの繊細で柔らかく包み込むような響きが一つの音楽をつくりあげます。

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選曲の際、「今の日々を思うと、自然に、おだやかで優しさを感じて頂ける曲を選んでしまいます。音楽にもそのような力が働くのでしょうか」と岩瀬さんがおっしゃっていました。一曲一曲、わかりやすい解説を語りながらのコンサートは岩瀬さんの音楽に対する熱情も感じることができました。そんな音色に包まれた客席は わずかな時間ですが心穏やかに楽しめたのではないでしょうか。

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余談ですが・・・。岩瀬さんと川村さんはご夫婦です。お互いの音色に耳を傾けながら演奏している姿はとてもほほえましく、美しい。そんなお二人の生み出す音楽は聴衆の心を捉えます。いつまでも聴いていたい心地よさでした。

お集まりくださったみなさま、岩瀬龍太さん・川村恵里佳さん ありがとうございました。

本日のプログラム

 プッチーニ 歌劇 "ラ・ボエーム"より

 サンサーンス クラリネット・ソナタ op.167

 シューベルト アヴェ・マリア

 ピエルネ カンツォネッタ

 ブラームス 間奏曲 op.118-2

アンコール  川村恵里佳作曲「八王子物語」

来月もお楽しみに!


1月の美術館ミニコンサート♫


皆さまこんにちは。

♫ティンテロロロリン♫

春の海から始まりました、1月の美術館ミニコンサート!!

新年1回目はドクターライセンスをもつヴァイオリニスト「変拍子の貴公子」TSUMUZIさんです!

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お正月定番の春の海から始まり、駒込の旧古河邸をイメージした「ロマネスク・フォー・エヴァーローズ」、「鮮血のマキューシオ」、「だまし絵の中のワルツ」、「沈黙の春のソネット」などなど
TSUMUZIさんのオリジナル曲と変拍子にアレンジした「なごりゆき」「いのちの名前」と幅広く演奏して頂きました。

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パーカッションとギターとの息ぴったりのかっこいいセッションでした。

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パーカッションの津島周平(つしましゅうへい)さん
横浜で演奏があったそうですが、コロナで中止になってしまい当館で演奏してくださいました。
中止になったのはTSUMUZIさんの念があったとかなかったとか??

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ギターの後藤郁夫(ごとういくお)さん
激しい音のはずなのに、なんだか優しさをギターから感じました。

アンコールはオリジナル「ローチェの香り」「二月二十六日のタンゴ」と2曲も応えて下さいました!会場は大盛り上がりです!

TSUMUZIさんありがとうございました!

次回の美術館ミニコンサートは2月6日(土)クラリネット&ピアノコンサート 岩瀬龍太さんと川村恵里佳さんです。
新型コロナ感染拡大防止の為、予約制(少人数)で開催をしております。

電話でのご予約をお願い致します。049-223-9511
また、手指のアルコール消毒・マスクの着用をお願いしております。
皆さまのご協力をお願い致します。


オンガクのサンタさん・・・ミュージアムミニコンサート


みなさま こんにちは。

12月12日(土)夕暮れ時。美術館ラウンジ内に於いてミニコンサートが開催されました。

日暮れとともにお客様が集まり、コンサートへの期待が高まります。

演奏は 毎年恒例となっております、シンセサイザー奏者 「下山英二さん」。そしてゲストのヴァイオリニスト「林 美智子さん」、チェリスト「大野 慈(いつし)さん」によるクリスマスコンサートです。

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始まりは下山さんのシンセサイザーソロ演奏にて。幻想的な音色がラウンジを満たします。

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下山さんは経験豊富なアーティストです。オリジナル曲も沢山作曲しており この日も数曲披露してくださいました。シンセサイザーの音は実に豊富で、ギターの音色を再現したり、コーラスだったり。それにくわえてピアノも奏で・・・。プログラムもその時の感覚で出来上がります。「いつかのメリークリスマス」「イマジン」「糸」・・・。

そして林さんの魅力いっぱいのヴァイオリンと大野さんの若々しいチェロも入り、下山さんのオリジナル曲「満月」。エレクトリカルな音とアコースティックな音の融合~美しさに深みと彩りも加わりとてもゴージャスな演奏となりました。「神の御子は」「8月のメリークリスマス」etc・・・。PC120842.JPGPC120854.JPG

外も陽が落ち、イルミネーションが輝きます。今年最後のコンサートもそろそろ終わり・・・。最後はみなさまと合唱で「きよしこの夜」。

やさしい歌声と共に幕を下ろしました。PC120869.JPG

下山さん、林さん、大野さん 素適な演奏をありがとうございました。

今年はコロナウィルスにより、臨時休館やコンサート中止など いろいろとありました。でもみなさまのご協力のもと、最後は安全にミニコンサートが開催できました事、感謝いたします。 ✥ありがとうございました✥


師走です!お池もお掃除準備


みなさま こんにちは。

いろいろあった2020年も12月を迎えました。

振り返ると予期せぬことばかりの波乱の年になりましたね。すべてを水に流すわけにはいきませんが美術館のお池はきれいにして、みなさまをお迎えしたいと思います。池清掃の前にやらなくてはならないこと。池で生活をしている小さな命を守ることです。

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いつからか「めだか」がすみつき産卵を繰り返し命を繋いでいます。

この水は井戸水なので栄養豊富でエサも与えていません。自然の恵みだけで生きています。

小さなメダカたちはお客様を和ませ、スタッフの私達を癒してくれています。今では大事な存在。池の水を流す前に、確保しておかなくてはいけないのです。すばしっこいメダカ相手に朝から奮闘しております!一匹でも多く救いたい命。

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カフェでお茶を飲んでいたいたお客様が一句、詠んでくださいました・・・。すてきです。

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美術館にいらした際はお池をのぞいてみてくださいね。


久し振りの...「ヤオコー川越美術館ミニコンサート」!!!


皆さまこんにちは。

紅葉がきれいな季節になってきました。
コロナ禍で制限が多く、芸術の秋を愉しめない方も多いのではないでしょうか。

当館では制限を設けながらも、皆様に癒しと感動をお届けしたく、ミニコンサートを11月より再開致しました!!!

11月7日(土)ミニコンサートは...アコースティックギターの倉前太郎さんです!!

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会場には多くのお客様が足を運んでくださり、ミニコンサートは満席で開催することができました!
誠にありがとうございました。

倉前太郎さんはオリジナル楽曲を創作し、メディア出演やコンサートなど幅広くご活躍中のギターアーティストさんです!
とても心地よい音色で心にしみわたる優しい楽曲に癒された方も多いのではないのでしょうか。

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倉前さんは、自然の風景やどこか懐かしさを感じるような楽曲をされているとお話されていました。

三栖右嗣の「爛熳」をイメージした「sayonara」「ハルノサクラ」も春の切ない別れと新たな出会いの旅立ちを
イメージしながら聞くと、倉前さん独特の優しい切ない音色に心打たれ、うっとりします。

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倉前さん、ありがとうございました!!!

次回のコンサートは12月12日(土)シンセサイザーの下山英二さんです。


おかえりなさい。美術館ミニコンサート ♫


みなさまこんにちは。

7月11日(土)16:00。 3月以来、中止になっていた「美術館ミニコンサート」を再開しました。朝から降っていた雨も上がりました。

お客様・奏者の安全を考え「マスクの着用、手の消毒、検温、おしゃべりを控える」などの対策をし、客席はいつもの半分50席を、間隔をあけてのご用意。奏者とお客さまも広く間隔をあけて、と万全の対策をとっての開催です。

ご出演は「Duo Iris」 ヴァイオリスト真野謡子さんとピアニストの後藤加奈さん。今回で3度目のご出演です。コロナの影響で予定されていたコンサートが中止や延期になり 奏者の方々も大変な日々を送られてます。「人前での演奏が久しぶりです。少しドキドキしています」とおっしゃられていました。  037.JPG066.JPG

始まりは「エルガー 朝の歌」

 久しぶりの楽器の生音(なまおと)に気分が上がります。やっぱり、生演奏は良いです・・・。ヴァイオリンとピアノの息の合った音色が館内にどんどん広がり心を満たしてくれます。

「モーツァルト ヴァイオリンソナタ 第21番 ホ短調」

「クライスラー 愛の悲しみ、愛の喜び」など1時間ではありますが7曲ものクラシックの名曲をご披露くださいました。

真野さん、後藤さんは 「このコンサートで、あらためて聴いていただける喜び、体で感じる拍手がすごくうれしかった!!」と興奮して話されていました。聴いている私たちも生演奏に感激ですよ! 016.JPG052.JPG

三栖右嗣先生の大作「爛熳」をバックに 爽やかなドレスをまっとた真野謡子さん、後藤加奈さん。とても美しかったです。075.JPG

コロナで大変な中 お集まりくださいました皆さま、素適な音楽を届けて下さった Duo Irisのおふたり。ありがとうございました。みなさまのご協力に感謝です。さて次回は、8月8日(土)初出演、「On-sen」さんによるJAZZをご用意しております。どうぞお楽しみに。