プロフィール
三栖右嗣氏(みすゆうじ)記念館は敷地内のシンボルツリーや新河岸川沿いの桜並木など、サクラとはなじみの深い美術館です。スタッフがブログを通じて、さまざまお知らせを提供し、さくらのように愛される美術館づくりをめざしています。
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スタッフブログ

ヤオコー川越美術館三栖右嗣記念館スタッフによるブログです。

‘日記’ カテゴリーのアーカイブ

ヤオコー川越美術館スタッフだより「川越観光案内」


みなさんこんにちは。

暖かい日が続き観光日和です!私たちヤオコー川越美術館スタッフも楽しい川越観光に行ってきましたよ!

集合はやはり川越駅にあるヤオコー本社のサポートセンターです!

ヤオコー川越美術館

お昼はサポートセンターの社食を頂きました。メニューも豊富なので、健康にもこだわった社食です!もちろん美味しいですよ!(おススメです!と言いたい所ですが...一般の方は入れません。)

社食はヤオコー会長でヤオコー川越美術館館長の川野会長と一緒に頂きました。川野会長からは、美術館でもスーパーマーケットヤオコーとしてお客さまへのおもてなしの心をもって社会や地域に貢献してほしいとお話して頂きました。私たちもより一層お客様に喜ばれる美術館でありたいと改めて感じました。

さて、おいしい社食を頂いた後はいよいよ本番の川越観光です!!

川越蔵造りの町並み

まずは、東武バスで仲町に下車をし、松本醤油商店さんから菓子屋横丁へ。

川越のメイン通りから外れているので静かで、車も少ないのでとても歩きやすいです。のんびりお散歩道ですね。

菓子屋横丁では、右門さんのいもけんぴを買って食べ歩きです!川越は食べ歩きを進めている観光地なんですよ。

菓子屋横丁を後にして、札の辻から蔵造りへ。

川越蔵造りのお店では「河越抹茶」の復興に力を入れておりました。いろいろなお店で「河越抹茶」を使ったお菓子などを作っているそうです。「河越抹茶」を使用したわらび餅は抹茶の香りが口に広がってお茶を食べている様な濃厚さがありました。

川越蔵造りと言えば「時の鐘」です!

川越のシンボル時の鐘

現在でも6:00、12:00、15:00、18:00の一日4回、鐘を鳴らして時を知らせてくれます。

「時の鐘」側には、世界初の和スターバックスがあるのをご存知でしたか?

外観は街並みに合わせたデザインで、外装には埼玉県産の杉を使用しています。店内は、川越唐桟を使ったベンチシートや飾られているアートはなんと襖絵です。(詳しくは見に行ってください)

ぐるっと観光した後は、「ヤオコー川越美術館」にもお越し下さいね!

現在、ヤオコー川越美術館では、春・夏の企画展示「三栖右嗣 春、桜を愉しむ 夏、緑陰に親しむ」を開催中です。

三栖右嗣の大作「爛熳」を初めとする37点が展示されています。

桜は散りましたが、ヤオコー川越美術館の桜は現在も満開です。また、ラウンジにある「麓郷早春」には爽やかな風を感じられ、早春の空気感が愉しめます。

ぜひ、ご覧下さい。

三栖右嗣 麓郷早春


展示替えの日に・・・


こんにちは。

すでに展示替えのご案内をしていますが、

展示替えの日スタッフが出勤してきたところ初めてご来館いただきました珍しいお客様が・・・

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美術館の中の様子をうかがい

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休館日と気付いたのか美術館の屋根へと移動し

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そして飛び立っていかれました。

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作業を開始する前のほっこりするひとときでした。


初のマリンバコンサート!


みなさん、こんにちは。

2019年3月2日 美術館ミニコンサートは、初めてのマリンバ連弾です!!

当日はお天気も良く、多くの方にご来館して頂きました。誠にありがとうございます。

演奏は、女性2人のマリンバ連弾グループ「ふわり」の篠崎陽子(左)さんと高口かれん(右)さんです。

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最初の曲はマリンバのオリジナル曲「アフリカン・ブルース/W.ロッゲンカンプ」です。誰もが一度は聞いた事がある有名な曲ではないでしょうか。

お二人の息の合った演奏に感動しました。館内に力強い音が響きます。

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お二人の素早い動きで写真もブレます!

もともとの40分程のPiano曲「展覧会の絵/M.ムソフスキー」を左手と右手に分かれてマリンバで15分程に編曲して演奏してくださいました。

息ぴったりの演奏で、聴いているこちらも大興奮です。会場には割れんばかりの拍手が響きます。

アンコール曲はラテン音楽「エル・クンバンチェロ」、会場は大盛り上がりです。

マリンバの連弾とパフォーマンス、手拍子で会場が一つになりました!

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音楽のパワーを感じさせて頂きました。「ふわり」さん、本当にありがとうございました!

次回の美術館ミニコンサートは4月6日(土)ヴァイオリンコンサートです。

演奏は、'変拍子の貴公子' と異名を放つバイオリニスト「TSUMUZI」さんです。

また、3月19日より展示替えを行います。

美術館収蔵コレクション展Ⅱを予定しております。

当館で一番人気の500号の「爛熳」が戻ってきますので、お楽しみに!!


山形より春のお届け物~啓翁桜 ✿


こんにちは。

本日は関東地方も雪に見舞われました。せっかくの3連休、楽しみにしていた方も多かったのではないでしょうか。

そんな寒い中 美術館には桜の花が咲き誇っています。 006.JPG003.JPG

山形のお客さまより「啓翁桜(けいおうざくら)」を頂戴いたしました。

啓翁桜の名前の由来は "久留米市の良永啓太郎さんという方が中国系のミザクラを台木にし、ヒガンザクラの枝変わりとして誕生させた。名付け親の啓太郎さんの一字をとって啓翁桜と名付けた" と、あります。

山形が全国にさきがけ促成栽培をし、ハウスの中で寒さと温かさを調節しながら真冬の開花を促してゆく工夫をしました。そして見事な桜を咲かせました。 007.JPG

たくさんの小さな花をつけた うす紅色の「啓翁桜」。ただいま満開を迎えています!三栖右嗣先生の枝垂れ桜の絵画とご一緒に 一足早い春の訪れを楽しみにいらっしゃいませんか? 016.JPG


年の始まりは金色のメロディーにのって・・・


みなさんこんにちは。

2019年1月26日(土) 美術館ミニコンサート、元気よく始まりました!

当日は風も強く、寒かったのですがたくさんのお客様にご来館いただき ごきげんのコンサートとなりました。演奏は「シエルサクソフォンカルテット」のみなさんです。

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最初の曲は「バッハ/イタリア協奏曲第一楽章」優雅な管楽器の音色に聴衆のみなさまは心をうばわれたのではないでしょうか?まるで海外の古いミュージアムで音楽を聴いているような感じです(笑)

そしてフランスの作曲家「ボザ/アンダンテとスケルッツオ」、猫の鳴き声が楽しい「アンダーソン/ワルツィングキャット」

合間に入るおしゃべりも楽しく、会場は和みます。

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後半は皆さんお馴染みの「涙そうそう」。しっとりと美しい音色が心に響きました。ジャズにアレンジした「ドレミの歌」もかっこいい。そして「美空ひばりメドレー」「日本の四季メドレー」へとつづきます。

鳴り止まぬ拍手にお応えしてアンコールは「ビートルズ/プリーズプリーズミー」 拍手喝采で閉演しました。

✥メンバー紹介   ソプラノ 井上貴子さん021.JPG

             アルト  関田春香さん022.JPG

             テナー  山本直人さん025.JPG

             バリトン 八巻和行さん020.JPG

演奏はもちろん素晴らしいのですが、お話も お一人おひとり個性があって楽しく、会場と音楽とを一つにつないでくださる魅力たっぷりの「シエルサクソフォンカルテット」です。

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お集まりくださいましたお客様、演奏してくださいました「シエルサクソフォンカルテット」のみなさま ありがとうございました。またお会いできる日を楽しみにしています。

♬ 次回の美術館ミニコンサートは・・・。

2019年3月2日(土)16:00~

 「ふわり」のお二人によるマリンバ連弾コンサートです。

マリンバは当館初めてです。さて、どんな響きを感じられるでしょうか・・・お楽しみに!


美しきピアノの音色


みなさまこんにちは。

クリスマスまでカウントダウン。大みそかまでカウントダウン。そんな気忙しい12月後半です。いかがお過ごしでしょうか。

美術館では今年最後のミニコンサートを15日(土)に、開催いたしました。

開館以来45回目にあたるコンサートはラウンジの桜の絵も新しく替わりたくさんのお客さまで埋め尽くされました。

ほの暗い会場に美しいピアノの音が・・・。

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真っ赤なドレスの安保美希さんが奏でます。ジャン・シベリウス「即興曲op.5-5」そして「樅の木」「白樺の木」とつづきます。

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安保美希さんは国立音楽大学付属高校を卒業後ノルウェー国立音楽大学に進み在学中フィンランドにあるシベリウス音楽院に留学し、音楽を学ばれました。

北欧の自然のように澄みきった美しいピアノの響き・・・。安保さんの優しい語りで曲目を紹介しながらプログラムは進みます。グリーグ「抒情小曲集より夜想曲」、ドビュッシー「夢」「雨の庭」 ショパン「舟歌op.60」。そして最後はラフマニノフ「前奏曲op.32-2」。どれも聴きごたえのある素晴らしい音楽でした。

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安保さんはここが美術館であることを意識して楽しく選曲をしました、とおっしゃっていました。

実は美術館ミニコンサート、ピアノソロでの演奏は初めてでした。ピアノが主役。ラウンジでのピアノの美しい響きを感じていただけたのではないでしょうか。

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お集まりくださいましたみなさま、演奏してくださいました安保美希さん、どうもありがとうございました。

そして2018年 たくさんのお客様に足を運んでいただきました。スタッフ一同感謝しております。来年は1月から楽しいコンサートをご用意しております。

 ✥2019年1月26日(土)16:00~

    シエルサクソフォンカルテットのみなさんです。 どうぞお楽しみに。


あの「爛熳」は何処へ・・・。


みなさま こんにちは。

早いもので今年も残すところ26日です。おまけに昨日、今日は異常に暖かくこれからは寒く・・・と体に堪えるお天気続きです。どうぞ元気に乗り越えて下さいね。

さて、11月に展示替えをいたしました。

開館以来 ラウンジでみなさまをお迎えしていた三栖先生の名画「爛熳」。美術館からヤオコーの新しい本社ビル「サポートセンター」に移動いたしました。こちらの「サポートセンター」も美術館と同じ設計者、伊東豊雄先生です。そして三栖右嗣先生の絵画でより素晴らしい空間を作り出しています。

そこの1階エントランスに「爛熳」は展示しています。これがまた、美術館とは違った雰囲気をかもし出し素敵です。

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またいつの日にか美術館で展示いたします。それまで今しばらくお待ちくださいね。

・・・今現在、ラウンジの展示も「桜シリーズ」です。なかなか素敵ですよ。ぜひ、お越しください。

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お待ちしております。


星のような、花のようなオンガク ♫ 下山英二


みなさまこんにちは。秋、真っ只中です。

新河岸川沿いの桜の木も葉を散らし、今では春の桜が思い出と変わりました。

10月13日(土)、今ではすっかり 当館のレギュラーミュージシャン、下山英二さんのコンサートがありました。 下山さんは三栖右嗣先生の名画「爛熳」の前での演奏がお気に入り・・・。今回も奥様とお二人、はるばる伊豆より駆けつけて下さいました。そして川越市内散策をたのしみ、おいしいものを召し上がりコンサートに臨むのがいつものお決まり。そんな時間の中でもきっと 今日のコンサートのインスピレーションを得ているのでしょうね。


いつもどおり、優しい語りからはじまり、オリジナル曲「銀の舟」が流れました。あっというまにシモヤマワールドへ聴衆のみなさまをご案内。そう、このさりげない、語りまでも音楽なのが下山英二さん。今回も良い感じ・・・。  秋のテイストを取り入れたプログラム。「オータム」「小さい秋見つけた」「星影のワルツ」や「ハナミズキ」 オリジナルの曲で「海風」「Slow Dancer」「Amagi Serenade」「満月」など・・・。ピアノとシンセサイザーを弾きながらあっという間の1時間。

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シンセサイザーは魔法の楽器。キーボードからギターやヴァイオリン、オーケストラまでいろんな音があふれだす。それを操る下山さん、すごいな~といつも聴きほれてしまいます。

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下山さんは星のようなオンガク、花のようなオンガクを、そして聴衆のみなさまが帰るとき「ほのぼの」とした気持ちになれるように ひとつひとつ大切に音を奏でているそうです。な~るほど。それがシモヤマワールドなんですね。

コンサートの最後はお客様に下山さんからアンコール。「あかとんぼ」「里の秋」を合唱です。すてきなしあわせな空間に満たされました。

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ご来館のみなさま、下山英二さん ありがとうございました。また、来年 お会いしましょうね。

✥次回のミニコンサートは・・・当館初めてのピアニスト、「安保美紀さん」のご出演です。北欧で音楽を学ばれた安保さんの奏でるピアノ・・・。どんな世界が待っているのでしょう。どうぞお楽しみに ♫

    2018年12月15日(土) 16:00スタート  みなさまのお越し、お待ちしております。


秋の訪れ 


みなさん、こんにちは。

暑かった夏もおわり、過ごしやすい良い季節になりました。

体調を崩しませんようどうぞご自愛くださいね。

美術館そばの新河岸川沿いは今、三栖先生がモチーフとして愛した 「コスモス」 が咲き誇っています。ピンク、白そして黄色・・・。

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彼岸花もそろそろ終わりに近づいていますがまだ真っ赤に色づいてきれいです。

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白い彼岸花も咲いてました。028.JPG

どうぞ美術館にお越しの際は春の桜だけではなく 川岸に秋を感じてみてください。

尚、当館の秋の展示替えは毎年9月に行っておりますが、今年は11月です。どうぞお楽しみに。


クラリネットとピアノ~真夏の午後に美しい調べを・・・


暑い毎日が続いております。みなさま、お変わりございませんか?

7月21日(土)16:00~美術館ミニコンサートが開催されました。

ご出演は クラリネット奏者 岩瀬龍太さん、ピアニスト 川村恵里佳さんの息の合ったお二人です。

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岩瀬龍太さんは以前「Duo itodo」、そして去年は川村恵里佳さん、ヴァイオリンと共に「フィディアストリオ」としてご出演され、今回はクラリネットとピアノでの演奏です。

お人柄を感じさせる優しい音色、美しい旋律で会場を沸かせました。そしてユニークなトークも注目です。

プログラムは・・・

♫ シャルル・グノー 歌劇ロミオとジュリエットより「私は夢に生きたい」

♫ ヴォーン・ウィリアムズ 「6つのイギリス民謡より」

♫ 平山 智 「"The Moon"From Tkyo to NewYork クラリネットとピアノのための

♫ フレデリック・ショパン 「バラード第1番」

♫ ジャコモ・プッチーニ 歌劇ジャンニ・スキッキより「私のお父さん」

♫ 平山 智 「People,Coming and Going クラリネット・ソロのための

♫ マルコム・アーノルド 「クラリネットとピアノのためのソナチネ」

クラシックから現代音楽まで幅広いプログラムです。

平山さん作曲の音楽はニューヨークを感じたり、風の音や足音などの演出もあり現代音楽ならでは、というものでした。ショパン「バラード第1番」はスケートの羽生選手のプログラムで有名になりました。迫力のある演奏に圧倒され会場からはどよめきが起こりました。

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止まない拍手に応えアンコールはビゼー作曲、情熱のオペラ「カルメン"花の歌"」・・・暑い日に選曲間違えました~と岩瀬さん。

 ーいえいえとんでもない。みなさん大盛り上がりでしたよ!

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そして今回は作曲家の平山 智さんもお見えになり演奏後は熱い握手を交わしておりました。岩瀬さんは「作曲家の方は命を削って曲を作っています」とおっしゃっていました。演奏家の方も日々の練習に命を削って当日のコンサートで音楽を奏で、お集まりくださった聴衆のみなさまを感動の渦に引き込んでいます。

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音楽も絵画も・・・芸術ってすごいですね。作家の力を感じ取ることにより心を豊かにしてくれます。 

とても暑い中、お越しくださいましたみなさま、素晴らしい演奏をしてくださった岩瀬龍太さん、川村恵里佳さんありがとうございました。

✥次回のお知らせ✥

10月13日(土) 下山英二さんの登場です。多彩なキーボードの音色をお楽しみください。

   以前お知らせいたしました日程と出演者が変更になっております。お気を付け下さいませ。

みなさまのお越しをお待ちしております。