|
ヤオコー川越美術館三栖右嗣記念館スタッフによるブログです。‘日記’ カテゴリーのアーカイブ池のお掃除みなさま、こんにちは。緊急事態宣言にて長い自粛生活の為 当美術館も臨時休館をしておりました。解除に伴い26日より展示室のみではありますが開館できました事、うれしく思います。今月は半年に一度実施しております当館自慢の(?)お池の清掃がありました。この池、ラウンジから望む水面は光や風の加減でさまざまに変化し、とても美しいのです。鳥も水浴びにやってきます。トンボも産卵しに来ます。そしていつからか、メダカが住み着く様になりました。池の水は井戸水を使用しているので自然の栄養たっぷり、藻が繁殖するので メダカにとってもとても居心地の良い場所になっているようです。私たちスタッフも愛着がわき 今では美術館の可愛いペットとして愛情を注いでいます(笑)。ですから、このような清掃が入るときは前日、スタッフ総出でメダカ救い(すくい)が始まります。捕獲したメダカは簡易水槽に移し しばらくお休みして頂きます。ちょうどこの季節はメダカの赤ちゃんが誕生しています。ちびっ子メダカも、卵を抱えたお母さんメダカもなるべくたくさん救ってあげたいのでスタッフも必死です!おかげで今回もきれいななお池に放たれそうです。6月5日(金)までは池が空の状態になっています。ご了承くださいませ。自粛生活でお疲れのことでしょう。ぜひ、ヤオコー川越美術館 癒しの空間で心を落ち着けていただけたらと、スタッフ一同願っております。みなさまのお越しをお待ちしております。♪♪♪ 「美術館ミニコンサート」、「美術館でピアノを弾いてみませんか」は 7月より再開予定です。詳しくは次回のブログでお知らせいたします。桜がきれい、なのに 外は雪・・・こんにちは。新コロナウィルスで外出は自粛になっています。美術館もイベントは中止になっていますが 静かに開館中です。近くの新河岸川沿いの桜は 昨日まで見事な花を咲かせ私たちを癒してくれました。それなのに、何と今日は雪が!!深々と降り続いています。桜の木にも容赦なく降り積もり・・・。さくらと雪の饗宴。これもまた美しいですね。明日は晴れますように・・・。春の訪れと三栖先生の訪れの予感。皆さまこんにちは。 春らしい日が増えてきました。もう間もなく桜も開花するのではないでしょうか。 そんな春らしい陽気と共に、先日ある人物が美術館を訪れました。 時たま、美術館の自動ドアが無人で開くことがあります。 今年でお亡くなりになって10年経ちましたが、今でも先生はご自分の作品に会いに来てくださいます。 先生は「いのち」をテーマに描き続けておりました。 そんな先生が暖かな日の光と共に美術館へ訪れるのだと思わせて下さいました。 また先生の絵が好きになりました。 2月 ピアノ&ヴィオリンコンサートみなさん、こんにちは。 2月22日土曜日に美術館ミニコンサートが開催されました。 このところの暖かい陽気に誘われて美術館に少し早い春がおとずれた...そんな気配を感じさせてくれた3人のアーティスト、『メテオール』のみなさんの出演。 ピアノの赤松美紀さん。 ヴァイオリンの伊藤万桜さん 小川里奈さん 童謡「ふるさと」からの日本の四季メドレーではじまり、クラシック、ポップス、アニメ主題歌、そしてピアソラ作曲のタンゴの数々。バラエティに富んだ曲を選曲してくださり、柔らかさと力強さのコラボを満喫しました。 曲間の曲紹介もわかりやすく説明してくださり、何より楽しそうに演奏される姿に引き込まれ、聴いている方も楽しく心地よくあっという間の一時間でした。 メテオールのみなさんそして美術館に足を運んでいただいたみなさんありがとうございました。 2020年、初コンサートこんにちは! 昨日は初雪に、今年初めての美術館コンサートで、初めてのアーティストさんでした! ピアノの松野さんは、ギターや作曲もしている多彩な才能をお持ちで、演奏活動をしながらピアノやギターのレッスンもしていらっしゃいます。
ポピュラーな曲やジャズの名曲、ご自分たちが作曲した曲までテンポよく演奏して頂き、音楽のシャワーを浴びているような気分になりました。 また、ピアノとフルートの掛け合いなど、ジャズの面白さも音楽を通じて教えていただきました! 大変面白かったのが、即興演奏です。 とても素敵な演奏ありがとうございました!! 来月の美術館ミニコンサートは2月22日(ニャンコの日)にメテオールさんです! ✥ あけましておめでとうございます ✥あけましておめでとうございます。2020年。いよいよ東京オリンピックも始まりますね。みなさまに可愛がっていただいているヤオコー川越美術館も9年目に入ります。そして今年は三栖右嗣先生の没10年の年にあたります。春の展示替えでは先生をお偲びして 素適な展示をみなさまにお見せできたらと、スタッフ一同考案中です。大人気のミニコンサートは毎月開催となり、ますますヤオコー川越美術館からは目が離せませんよ!本日1月3日より通常どおり開館しております。美味しいおはぎと共にみなさまをお待ちしております。今年もどうぞよろしくお願い致します。下山英二さんとメリークリスマス ♫みなさま、こんにちは。今年も残り半月をきりました。そして2019年最後のミニコンサートが、12月14日(土)に開催されました。ご出演はおなじみの、開館以来毎年登場 鍵盤ミュージシャンの下山英二さん。シンセサイザーとピアノのクリスマスコンサートです。下山さんは静岡県 三島方面にお住まいです。毎回、川越観光を楽しみに朝早くから出発し、午前中には到着します。機材を下して奥様とご一緒に川越観光に出かけます。そして「あ~おいしかった」と幸せそうに美術館にお戻り。休む間もなく、機材を組み立て、リハーサルに入ります。普通のおじさんからミュージシャンへスイッチが切り替わる瞬間です。今日もいい音楽が下山さんのからだから生み出されるのだろうな~と、リハーサルの音を聴きながら私たちスタッフもワクワクです。お客様もお見えになり、コンサートの開幕です。やっぱりいい音。ラウンジいっぱいにキラキラと、そしてなめらかに美しく広がります。下山さんの優しい語りと共に オリジナルの曲や、耳にした事のある曲、雰囲気いっぱいのクリスマスキャロル・・・。自然と客席からはハミングが聴こえます。そして下山さんからのクリスマスサプライズ!ヴァイオリニストの林美津子さんがご一緒に演奏をしてくださいました。なんて美しく深みのあるヴァイオリンの音色・・・。林さんもとても雰囲気のある素敵な女性。とても豪華なコンサートとなりました。コンサート終了後にはお昼に開催したワークショップ「ふわりと灯る手作りランタン」をお客様とともに美術館の池に浮かべ幻想的な冬の夜を楽しみました。お集まりくださいましたお客様、素敵な音楽を奏でて下さいました下山英二さん、林美津子さん どうもありがとうございました。♫ お知らせ ♫ヤオコー川越美術館ミニコンサート・・・ご好評につき来年は毎月開催いたします!(ただし展示替月は除く)次回は2020年1月18日(土)16:00~ピアノとフルートの音色をお届けいたします。どうぞお楽しみに。絵画と音楽と空間。それぞれを楽しんで頂ける美術館、これからもどうぞよろしくお願い致します。また来年、ミニコンサートでお会い致しましょう♫♫♫merry christmas!♫クラリネットとピアノのハーモーニー♫in美術館皆さま、こんにちは。肌寒い日が多くなってまいりましたが、いかがお過ごしでしょうか? 11月9日(土)に美術館ミニコンサートが開催されました。 今回演奏して下さったのは、クラリネット奏者の岩瀬龍太さんとピアニストの川村恵里佳さんのお二人です。 クラリネットとピアノの音色に包まれたあっという間の1時間でした! ★プログラム★ ♫亜麻色の髪の乙女♫(クロード・ドビュッシー) 1曲目は、クラリネットの透き通るような音色とピアノのハーモニーで始まりました。 ♫ハバネラ形式の小品♫(モーリス・ラヴェル) 2曲目は、ゆったりとそして情熱的な曲です! ♫ノクターン第1番♫(フレデリック・ショパン) 3曲目は、恵里佳さんのピアノソロで、時に激しく時に優しく・・・詩を詠っているかのようです。 ♫クラリネットソナタ♫(レナード・バーンスタイン) 4曲目は、お二人の息がピッタリで、しっかりとした音色から始まり激しさやテンポの良さ、優しい音から迫力のある音への移り変わりで まるでいろいろな所に旅をしているみたいです! ♫ベルガマスク組曲より 月の光♫(クロード・ドビュッシー) 5曲目も恵里佳さんのピアノソロです。美術館に響き渡るしっとりとした音色に思わず目を閉じて聴き入ってしまいます・・・ ♫ラプソディ・イン・ブルー♫(ジョージ・ガーシュイン) 6曲目は、誰もが1度は耳にした事のある曲ではないでしょうか?ジャズの要素が取り入れられたゴージャスでありながらとても楽しい 1曲です。素晴らしい演奏に鳥肌!!です! 最後の曲に会場は、止まない拍手で、大変盛りあがりました!! そして、今回岩瀬さんと川村さんより嬉しいご報告が有りました! なんと、今年の5月にご結婚されたのだそうです!! おめでとうございます!末永くお幸せに❤ 私達スタッフも会場にいらしたお客さまも皆幸せな気持ちをおすそ分けして頂けました❤ 演奏も息がピッタリなはずですね・・・ 今回お越し下さった皆さま、素晴らしい演奏をしてくださった岩瀬さん、川村さん本当に有難うございました! ♦次回のお知らせ♦ 12月14日(土) 下山英二さんの登場です。 多彩なキーボードの音色をお楽しみください! 当日は、ふわりと灯る手作りランタンを作りコンサートの後に美術館の池に浮かべるワークショップも予定しておりますので、 こちらにも是非ご参加ください。お待ちしております! ~「森工房」を訪ねて~皆さまこんにちは。 爽やかな風が心地よく感じられる季節になりました。 今回私達スタッフは、三栖夫人ご案内のもと信州長野にあります 「森工房」さんに行って参りました。(新メンバーは、念願の初訪問でした!) 三栖のリトグラフ作品は、ほぼ全て「森工房」の森仁志さんとの共同制作で作り上げられたものです。 森さんのこだわりは、何といっても巨大プレス機です。 日本中、いや世界中でも2m50㎝×1m25㎝の大きさの作品を刷れる場所は、他にはありません! デジタル化が進み機械刷りが多くなっている現代ですが、手刷りの物は、発色が良くインクの肌の温もりをしっかりと 感じとることができます。 そして何といっても色あせの面では、圧倒的な差が出るのだそうです! (森仁志さんが亡くなられた現在は、残念ながら使用されておりません・・・。) だからこそ、いのちを吹き込んだ画家と刷り師の共同制作で作られたリトグラフには、絶対的な価値があるのだと確信しました。 全ての作品において"いのち"をテーマに貫いた三栖だからこそこの「森工房」さんで制作したのだと深く頷けます。 そして素適な工房のすぐ隣には、立派なぶどう畑があります! 思いがけず、ぶどう狩りも体験させていただきました! みずみずしくて、甘~いこだわりのとっても美味しいぶどうでした❤ 三栖夫人、森夫人、工房スタッフの方には、貴重なお時間をさいてくださり 心から感謝申し上げます。 本当に有難うございました。 9/10より始まりました秋・冬の展示の中にもりんごと秋桜のリトグラフがございます。 ぜひ手刷りの作品を味わってみてください・・・。 スタッフ一同、お客様のお越しをお待ちしております。 |