プロフィール
三栖右嗣氏(みすゆうじ)記念館は敷地内のシンボルツリーや新河岸川沿いの桜並木など、サクラとはなじみの深い美術館です。スタッフがブログを通じて、さまざまお知らせを提供し、さくらのように愛される美術館づくりをめざしています。
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スタッフブログ

ヤオコー川越美術館三栖右嗣記念館スタッフによるブログです。

‘日記’ カテゴリーのアーカイブ

心に響きました・・・


みなさん、こんにちは。

日中の暖かさに春の兆しを感じるこの頃ですが、いかがお過ごしでしょうか?

2月18日(土)に美術館ミニコンサートを開催しました。

今回は、初出演の新原輝美さんと榊原紀保子さんによる「フルートとピアノ」のコンサートです。

実は、コロナ禍において二度の延期を経てようやくこの度ご出演頂くことが出来ました。

何度も調整をしていただきました事、感謝申し上げます。

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演奏が始まるとともにフルートとピアノの流れるような心地よい音色が空間いっぱいに広がります。

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*プログラム*

●歌の翼に(メンデルスゾーン)●ロンド ホ長調(F.X.モーツァルト)●アルルの女より「メヌエット」(ビゼー)

●シチリアーノ(J.S.バッハ)●前奏曲第15番「エディット・ピアフを讃えて」(プーランク)ピアノソロ ●リベルタンゴ(ピアソラ)

●ガブリエルのオーボエ(モリコーネ)●見上げてごらん夜の星を(いずみたく)●クラプフェンの森で(J.シュトラウス2世)

●早春賦(中田章ー内田祥子)ピアノソロ●日本の四季メドレー

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フルートだけでなくオカリナやリコーダー、鳥笛など珍しい楽器も登場しました。

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オカリナの音色は心に染み入り・・・

色々な種類の鳥笛はまるで森の中のバードウォッチングに参加しているようなとても楽しい演奏でした。

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リコーダーも新原さんの手に掛かれば、あら不思議!多彩な音色に今までのリコーダーの認識が変わります。

ピアノソロでは、美術館でのコンサートという事で、フランスの芸術が盛んな頃の曲「エディット・ピアフを讃えて」と安曇野の雪どけのイメージが伝わる今の季節にピッタリな「早春賦」の2曲を届けて下さいました。

榊原さんの美しいピアノの音色に感動しもっと聴きたい・・そんな思いでした。

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時折クイズを交えながらユーモアたっぷりのトークも入りあっという間の1時間でした。

素晴らしい演奏が、心に響きました・・・。

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新原さん、榊原さん、ご来場下さいました皆様有難うございました♪


あけまして...の コンサート


新年最初のコンサートが1月14日(土)16:00よりスタートしました。

演奏して下さったのは初登場、YOSHIEさん。

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世代を超えて親しまれる曲、昔懐かしい曲。人と人とのつながりを大切に活動されている ピアノソロ、弾き語りのアーティストさんです。

美術館コンサートではピアノソロで10曲、演奏されました。

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はじめから終わりまで笑顔を絶やすことなく、聴衆のみなさまとコンタクトを取りながら演奏されている姿が印象的でした。

新年、という事で晴れ着姿で登場!帯にはピアノや音符があしらわれ とてもステキです。

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みなさん聴きなじみの曲なのでハミングされたり、リズムに乗ったりと楽しそうでした。

◆プログラム◆

愛をこめて花束を/長い間/I LOVE YOU/逢いたくてしかたない/いのちの歌/津軽海峡・冬景色など...

アンコールにはみなさまとの出会いに感謝を込めて「ありがとう」を演奏してくれました。

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お集まりくださいましたみなさま、YOSHIEさん ありがとうございました。


~音の景色~


みなさま、こんにちは。

師走を迎え慌ただしい時期となりましたが、いかがお過ごしでしょうか?

12月10日(土)に今年最後の美術館ミニコンサートを開催いたしました。

2022年のトリを務めて頂きましたのは、「倉前太郎」さんです♪

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ギターアーティストであり、作曲家でもあり指導者でもある倉前太郎さん。

奏でる音色は聴く人の心に美しい色彩の情景を届けてくれます・・・

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三栖右嗣先生の絵画『爛熳』『秋日』をイメージして創り出された曲も披露してくださいました。

●プログラム●

1.sayonara 2.花束を 3.モミジ舞い散る・・・ 4.pure snow 5.ever green

6.ハルノサクラ 7.last goodbye 8.Gentle Painting

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アコースティックギターの音色に乗せて四季折々の情景が会場いっぱいに広がります・・・

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今回は、倉前さんのスタッフの方が用意してくれた演出で、うす暗くなったラウンジには幻想的な明かりが灯されてとても素敵な癒しの空間となりました・・・

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慌ただしい日常からほんの少しだけ離れ、アコースティックギターの優しい音色に心温まる癒しのコンサートでした♪

倉前太郎さん、ご来場くださいました皆様、有難うございました!

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今年も1年間、美術館ミニコンサートが開催出来ました事を心より感謝申し上げます。

ご出演くださいましたアーティストの方々、会場に足を運んでくださいました皆様、本当に有難うございました。

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ごきげんマリンバ ♪♪♪


みなさんこんにちは。11月5日(土)夕暮れ時。美術館ミニコンサート。 

マリンバ連弾奏者「ふわり」篠崎陽子さん.高口かれんさんの元気で楽しいコンサートが始まりました。

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はじまりは「トルコ行進曲ジャズ」(A.モーツァルト作 F.サイ編曲)

コンクリート壁に響き渡る木製鍵盤のマリンバの軽快で美しい響き・・・。聴衆を包み込むようにメロディーが流れます。

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鍵盤を打つマレット(バチのようなもの)は種類がたくさんあって それぞれ音の響きや音色が違い 曲に合わせて使いわけるそうです。

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そして今回のコンサートではマリンバの位置も変え、向かい合わせで演奏をする「2⊹1」(I.トレヴィーノ作)「カムシン」(E.セジョルネ作)も披露してくださいました。

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歯切れのよい軽快な曲や、うっとりと夢のような美しい曲、季節にピッタリな曲などバラエティーに富んだ楽しいひと時を過ごしました。

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その他演奏された曲は・・・歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」より間奏曲、熊蜂の飛行、アメリカンパトロール、秋のうたメドレー、チャールダーシュなど。

お集まりくださいましたみなさま、「ふわり」篠崎さん・高口さん ありがとうございました。

 いよいよ次回は今年最後のコンサート! また次のブログでお知らせいたします~♪


~秋の三重奏の調べ~


みなさんこんにちは。

清々しい秋晴れの中、10月1日(土)に「ピアノ・ファゴット・フルート」の美術館ミニコンサートが開催されました。

今回は、初出演のRikaさん(ピアノ)、末松一郎さん(ファゴット)、新井純子さん(フルート)です♪

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三重奏を始めファゴットとピアノのデュオ、そしてピアノ独奏とそれぞれの楽器の音色が楽しめるプログラム構成で演奏して下さいました。

*プログラム*

【三重奏】1.2つのメヌエット/J.Sバッハ 2.旅立ち「魔女の宅急便」より/久石譲 3.世界の約束「ハウルの動く城」より/木村弓

【ファゴットとピアノのデュオ】4.エストレリータ/ポンセ 5.さんぽ「となりのトトロ」より/久石譲

【ピアノ独奏】6.愛のワルツ/ブラームス 7.愛のあいさつ/エルガー 8.パガニーニの主題による変奏曲Var.18/ラフマニノフ

【三重奏】9.ニューシネマパラダイス/モリコーネ 10.魅惑のワルツ/マルケッティ

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時間の経過とともに陽が落ちてうす暗くなったラウンジには、三栖先生の「麦秋ー風」が黄金色に輝きを放ちます。

その絵画の前では、演奏者が奏でる三重奏の優しい音色が響きあい聴衆の心に届いていました・・・

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時折、楽器のお話なども交えながらのあっという間の1時間。

1曲1曲がとても丁寧で音楽を愛している奏者の想いが伝わります・・・

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アンコールの「星に願いを」は、とても綺麗な音色で、うっとりとした気持ちになり夢心地の中での終演となりました。

Rikaさん、末松さん、新井さん素敵な演奏をありがとうございました!

ご来場下さいました皆様、有難うございました♪

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シンセサイザーから奏でられる音色は...


みなさん こんにちは。

すっかり秋めいてきましたね。とても暑かった今年の夏...過ぎてしまえばあっという間の日々です。

9月3日(土)陽が傾き始めた午後、シンセサイザーから様々な音の色彩があふれ出ました。

キーボード奏者の 下山英二さんのコンサートです。 

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一台のシンセサイザーを巧みに操り ピアノや弦楽器などの音色で豊かな音楽を奏でます。

どこかしらホッとする、あたたかみのある下山さんの音楽。

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下山さんがコンサートで心がけていること・・・「演奏会場に来た方が帰る時、ほのぼのとした気持ちになれるように。言葉にはメロディがあり、メロディには言葉あります。その言葉を大切にしながら演奏しています」

しっかりと聴衆のみなさまに届いたことと思います。

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下山さんは当館開館以来10年にもわたり演奏をしてくれています。

お住まいは伊豆方面なので 毎回、川越観光を兼ねていらしてくださいます。ありがたいことです。

いつまでもお元気で たくさんの方に下山さんのメロディ(言葉)を届けてほしいですね。

  プログラム

    ディズニーメドレー・少年時代・蘇州夜曲・オリビアを聴きながら・見上げてごらん夜の星を・・・など

ご来場のみなさま、下山英二さん ありがとうございました。


魅力的なサックスの音色♪


みなさん、こんにちは。

立秋を迎えましたが、まだまだ暑い日が続いていますね。

そんな暑さも吹き飛んでしまうくらい楽しいコンサートが開催されました♪

8月6日(土)「シエルサクソフォンカルテット」さんをお迎えしてのサックスコンサート。

今回で、4度目のご出演です。

P8060016.JPGソプラノ 井上貴子さん

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アルト 関田春香さん

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テナー 山本直人さん

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バリトン 八巻和行さん

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「シエル」とは、『空』を意味するそうです。

クラシックから70年代の懐かしい曲、そして『空』にまつわる曲などの幅広いジャンルの曲を披露してくださいました!

●プログラム●

舞踏会の美女/アンダーソン

アンダンテとスケルツェット/ランティエ

アラジンメドレー/アランメンケン

ふたたび/久石譲

異邦人/久保田早紀

君は薔薇より美しい/ミッキー吉野

チャルダッシュ/モンティ

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そして、シエルサクソフォンカルテットさんと言えば、もう一つのお楽しみがトークです♪

本日のお題は・・・サックスのご紹介とみなさんのサックス歴のお話。

アルトサックスの関田さんは、小学4年生の時に一目ぼれされ、歴はなんと32年になるのだとか!

中学校の吹奏楽部がきっかけで今では尺八まで吹きこなされるのは、テナーの山本さん。

バリトンの八巻さんは、小学4年生の時にテレビで見たチェッカーズのサックスに衝撃を受けたそうですよ!八巻さんは、鴻巣市のFMラジオのパーソナリティの方でもあります♪

司会進行をされていたので後からこっそりお聞きしましたが、井上さんも中学校の吹奏楽部からなのだそうです!

4つのサクソフォンが響きあい一つ一つの曲がとても魅力的なのは長い年月をかけてこられたからこそなのですね!!

仲間うちのツッコミがまた絶妙なタイミングで気が付けば会場が笑顔であふれていました♪

シエルサクソフォンカルテットさん、楽しいお話ととても素敵な演奏を有難うございました。

ご来場くださいました皆様、有難うございました。

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華麗なる4手 響き渡る美しい音色...✧


みなさま こんにちは。

7月2日(土)夕刻...。今月の美術館ミニコンサートが開演致しました。

この日はとても暑く 猛暑日が連続〇日とニュースでも騒がれていました。

そんな暑さにも負けず 母娘ピアノ連弾「Duo Uchida」さんが元気いっぱいに華麗な演奏をご披露してくださいました。

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お母さんは 内田万海(まみ)さん。ベテランのピアニストさん。音楽のことも大変詳しく ユーモアもある楽しい方です。

娘さんは 内田久己(くみ)さん。幼いころからピアノにふれお母さんと共に長く活動されています。美しい流れるようなピアノプレイ。

息が合った演奏なのはもちろんですが 時折お二人が顔を見合わせ微笑む姿が、母と娘の親子愛をのぞかせます。

お二人の楽しいトークが会場を笑顔で包みます。

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激しくもあり、煌びやかでもあり。そしてどこまでも美しい そんな音色が広がりました。

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✧~プログラム~✧

♪ W.A.モーツァルト ソナタニ長調 K.381

♪ J.ブラームス ハンガリー舞曲集より 第1番 & 第5番

♪ F.ブゾーニ 「愛しのアウグスティン」によるフーガ

♪ G.フォーレ ドリー Op.56

暑い中お集まりくださいましたみなさま 素晴らしい演奏を披露してくださいました「Duo Uchida」さん ありがとうございました。


心が洗われました・・・


みなさん、こんにちは。

紫陽花の花が咲きそろう季節になりましたね。

6月4日(土)に「オカリナ」の美術館ミニコンサートを開催いたしました。

ご出演は、オカリナ奏者「Duo うらら Nao&Aya」さんとピアノ伴奏 鏡記子さんです。

Naoさん

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Ayaさん

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鏡 記子さん

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夕立の心配をよそに良く晴れた日の夕刻、美術館のラウンジにはとても優しくぬくもりを感じる温かい音色が響き渡りました・・・

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♦プログラム♦

●村の娘 ●アシタカせっ記 ●トゥラブユーモア ●ひまわりのテーマ ●心の瞳

●星のセレナーデ ●ポールモーリアメドレー ●あしたを信じて ●コーヒールンバ

イタリア民謡から映画のテーマソングなどの幅広いジャンルの曲を演奏して下さいました!

一つ一つの曲が、どこか懐かしくて心に染み入ります・・・

ひまわりのテーマは、ウクライナが舞台になっている映画の曲です。

ウクライナの現在の悲しい状況に思いを寄せて・・・

願いが届きますように・・・

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オカリナには、大きさや形に種類があって、空洞が大きい物ほど低音になるのだそうです。

その違いによって、どこまでも遠くへ響いてゆくような高音とぬくもりのある低音が生み出されているのですね!

そして、アンコールに応えてくれたのはこの曲「コンドルは、飛んで行く」です!

オカリナの魅力が最大限に引き出された美しいハーモニー

心が洗われました・・・

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三栖右嗣先生の絵画「爛熳」そしてオカリナとピアノの音色が響きあいとても癒される空間でのコンサートとなりました♪

ご出演くださいましたDuoうららさん、鏡さん、ご来館くださいました皆様、有難うございました。

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どこまでも美しく、穏やかに・・・


みなさま こんにちは。

ここのとろ梅雨のようなお天気が続いていますね。5月14日(土)の美術館コンサートの日も朝のうちは雨でした。

でも お昼には雨も上がり 5月の心地良い空気に包まれました。

ご出演はクラリネット奏者 岩瀬龍太さん。ピアノは川村恵里佳さんです。

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当館での演奏もかなり数を重ね この日も美術館の空間を、響きを楽しみながら演奏していました。

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プログラムは ◆P.リード:ヴィクトリア・キッチン・ガーデン組曲 ◆L.カユザック:カンティレーヌ ピアノソロ◆F.シューベルト:即興曲op.90-2

◆A.テンプルトン:ポケット・サイズ・ソナタ第一番 ◆E.ショーソン:アンダンテとアレグロ

そしてアンコールは ほの暗いラウンジの中での「ムーンリバー」。

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クラリネットのぬくもりを感じる穏やかな落ち着いた音色に、ピアノのやさしい響きが包み込みラウンジは夢心地です。

どこまでも美しく、穏やかに・・・。

岩瀬さんは 絵画に包まれるこの空間で演奏できるという幸せ、お客様と共有できることは音楽家冥利につきます、とおっしゃられていました。

これからも続けてほしいと。

私たちスタッフもうれしかったお言葉です。

これからもずっと・・・。

ご来館のみなさまありがとうございました。演奏して下さった岩瀬さん、川村さん ありがとうございました。