みなさま こんにちは。
ここのとろ梅雨のようなお天気が続いていますね。5月14日(土)の美術館コンサートの日も朝のうちは雨でした。
でも お昼には雨も上がり 5月の心地良い空気に包まれました。
ご出演はクラリネット奏者 岩瀬龍太さん。ピアノは川村恵里佳さんです。

当館での演奏もかなり数を重ね この日も美術館の空間を、響きを楽しみながら演奏していました。

プログラムは ◆P.リード:ヴィクトリア・キッチン・ガーデン組曲 ◆L.カユザック:カンティレーヌ ピアノソロ◆F.シューベルト:即興曲op.90-2
◆A.テンプルトン:ポケット・サイズ・ソナタ第一番 ◆E.ショーソン:アンダンテとアレグロ
そしてアンコールは ほの暗いラウンジの中での「ムーンリバー」。

クラリネットのぬくもりを感じる穏やかな落ち着いた音色に、ピアノのやさしい響きが包み込みラウンジは夢心地です。
どこまでも美しく、穏やかに・・・。
岩瀬さんは 絵画に包まれるこの空間で演奏できるという幸せ、お客様と共有できることは音楽家冥利につきます、とおっしゃられていました。
これからも続けてほしいと。
私たちスタッフもうれしかったお言葉です。
これからもずっと・・・。
ご来館のみなさまありがとうございました。演奏して下さった岩瀬さん、川村さん ありがとうございました。
みなさん、こんにちは。
色とりどりのお花と新緑が美しい季節になりましたね♬
さて、4月23日(土)のミニコンサートですが、変拍子の貴公子「TSUMUZI」さんをお迎えしてのヴァイオリンコンサートを開催いたしました!
そして今回は、ギターの「侑音」さん、パーカッションの「津島周平」さんとのセッションでした♫

TSUMUZIさんオリジナル曲「沈黙の春のソネット」「ロマネスク・フォーエヴァー・ローズ」「鮮血のマキューシオ」や「さくらさくら」
[涙そうそう」など幅広い曲の構成で演奏して下さり、今年もTSUMUZIさん旋風が巻き起こりました!!

TSUMUZIさんは、スペインからの帰国後ということもありまして音色にのせて情熱的なスペインの風も一緒に届けてくれました♪

「リベルタンゴ」の曲は、スペインでのコンサートでも演奏されたそうですが、現地のギターリストさんでは、合わせられなくてセッションができなかったのだそうです。改めて侑音さんの凄さが分かりますね!!

そして、パーカッションの力強いリズムは、ダイレクトに心と体に響き津島さんの世界にしばし引き込まれてしまいました・・!

TSUMUZIさんのヴァイオリンを弾いている立ち姿と深い音色に会場のお客様も魅了されていました・・・

最後は、テンポの良い曲に合わせて手拍子も加わり会場が一体となって大変盛り上がりました!!
息がピッタリの素晴らしい生演奏に感動したとても贅沢なコンサートでした。
ご来場下さいましたみなさん、TSUMUZIさん、侑音さん、津島さん有難うございました。

来月5月14日(土)は、「クラリネット&ピアノ」のコンサートです。
お楽しみに!
みなさま こんにちは。
ヤオコー川越美術館10周年企画「春のフラワーアレンジメント」を4月19日、20日の2日間、開催いたしました。
お花好きの10名のお客様に楽しんで頂きました。
講師の谷川 綾先生は貸し切りハウスウエディング専属のフラワーコーディネーターをされてきた素敵な女性です。センスもよく、お人柄も良い2児のお母さん。
今回は三栖右嗣先生の大作「爛熳」の絵画よりイメージを膨らませ 桜の木の傍らに咲く可憐な「野の花」のようなアレンジを制作してくださいました。
優しい色のスプレーストックを中心に 香りのよいユーカリやローズゼラニュウム、ゆらゆら揺れる可憐なグリーンベル、マトリカリアなどを使いました。お花の傍らには水辺をイメージしてガラスの花器に桜を浮かべて・・・。
初めての方も、経験者の方も花の命を感じながら とても楽しそうにアレンジを作り上げました。どれ一つと同じものはありません。
みんな違って、みんな美しい・・・。
最後は谷川先生を囲みなごやかなティータイム。
初めましての方とも仲良くおしゃべりを楽しみました。
今回のイベントの為にみなさんの緊張をほぐそうと 谷川先生は「最初の質問」という絵本(詩・長田弘/絵・いせひでこ)を読んでくださいました。そしてみなさんに好きなお花を質問されました。色々なお花の名前があがって、みなさんお花好きです。
そして開館10周年の取材で見えていた ラジオ川越 パーソナリティー板倉さんも飛び入りで体験していただきました。
お仕事を忘れるくらい熱中されていましたよ(笑)
ご参加くださったみなさま、素敵なアレンジを提案して下さった谷川 綾先生 ありがとうございました。
また秋に、できたら良いな...と思っております。
みなさんこんにちは。
2022年、今年一番目のコンサートは 若さ溢れるおふたりの演奏でした。
チェリスト島田桃乃さん 作編曲も手掛けるピアニスト松野凌祐さんです。
チェロの重厚な響きと、やさしいピアノの音色...。
お二人は東京音楽大学付属高校から一緒に音楽を学ばれたお仲間ですが、一緒に演奏するのはまだ2度目だそうです。美しくリズムを刻む息の合った音楽を奏でてくださいました。

松野さんの作曲された「雪の日」「Recipe」 唱歌「雪」をアレンジしたり 中島美嘉さんの「雪の華」など...。そしてチェロにまつわるお話も聞きながらバッハ「無伴奏チェロ組曲」。松野さんお得意の即興演奏まで盛りだくさんでした。
「冬にまつわる曲を中心に、ヤオコー川越美術館ミニコンサートのためのアレンジで 冷たい冬の空気に溶け出してしまいそうな音楽の時間をお届けします」というメッセージを松野さんに頂きました。
薄暗いラウンジは雰囲気がとても良く 奏者の方とお客様とが一体となって素敵な時間となりました。
演奏くださった島田桃乃さん、松野凌祐さん ありがとうございました。
お集まりくださいましたみなさま、ありがとうございました。
みなさんこんにちは。
新型コロナウィルス オミクロン株の感染者が増加しています。
当館では、入館の際マスクの着用、アルコールによる手指の消毒、検温、ソーシャルディスタンスをお守りいただき会話をひかえめにご覧いただくよう引き続き感染防止にご協力いただいております。
当美術館には来館いただいたお客様に美術館の感想を書いていただくノートがあります。
その中からいくつかお客様の感想をご紹介したいと思います。
✿ ずっと来たくてやっと来れました。 カフェでも楽しみたかったのですが、コロナがおちついたころにまたゆっくりとしに来たいです。 一つ一つの作品にみすさんの思いがこめられていてすてきでした。
✿ 美術の先生がおすすめしてくれて来ましたが、来てよかったです。また来ます。三栖さんのりんごの描き方が好きです。
✿ 三栖先生、とても純粋であたたかいお人柄。 子供が好きで絵画教室を開いておられました。 先生は立身出世とか全く関心がなかったんじゃないかと思います。 ただ絵を描くことに超人的永続的情熱を持っておられた。 優しい三栖先生の瞳と声を思い出します。 きっと天国でもさらに絵の修業をなさっていると思います。 若かりし頃の三栖先生。子供たちにクッキーを出してくださったり・・・とにかくやさしい方。
✿ りんごの樹の一本一本の個性に引かれました。 旅に出たくなるような、心地良い時間を過ごしました。 ありがとうございます。
✿ この美術館が開館した当時、近くに勤めていて、季節毎に訪れていました。 その後転勤し、6年ぶりに訪問が叶いました。 その当時の楽しみの一つが、ラウンジでコーヒーを飲みながら爛熳に包みこまれるようにして、わずかな時間ではあっても時を忘れ、心おだやかに過ごすことでした。 今回ラウンジの絵が変わっていてその点が心残りですが、爛熳との再会はまた次回の楽しみに取っておきます。
✿ 真赤なもみじの下に、小さな小さな孫と祖母の姿。私の孫とちょうど同じ位。 ちっちゃなちっちゃな姿をみているだけで感動です。 いつまでもいつまでも、かわいいままでいて欲しいのと、すこやかに成長して欲しいのと複雑な思いです。
✿ 校外学習で来ました。 ヤオコー美術館に展示されている作品は、どれも物語があるようで見ている私たちも楽しんで見ることができました。 とても貴重な体験をありがとうございました。 (練馬区立田柄中学校生徒さん)
✿ インスタで見かけて1度行ってみたいと思ってた念願の場所だったので、来られてうれしかったです。すごく辛いことや悩みがありましたがそんな感情や日常を忘れさせてくれるような作品がとても多く、泣きそうになりました。また絶対に来ます。
✿ 念願のヤオコー美術館に足を運ぶことができてうれしい限りです...「生きる」鳥肌が立ちました...。一目見ただけでここまで感情揺さぶられる作品は初めてでした...。構図や、色の置き方、テーマなど勉強になるものが沢山あり、刺激的な時間になりました。ありがとうございます。また来ます!!
✿ 初めて来ました。おじいちゃんとおばあちゃんはよくここにきていたそうです。おじいちゃんは、2019年10月に亡くなってしまいました。 でも、ふたりが好きな理由がなんとなくわかったような気がしました。 おばあちゃん、おかあさん、私も絵が好きです。

みなさま、こんにちは。
気が付けば、今年も残りわずかとなりました。
寒くなってまいりましたので、体調管理にはお気を付けくださいませ。
さて、12月11日(土)に今年度最後の美術館ミニコンサートが開催されました。
演奏をして下さったのは、「Duo Iris」さんのお二人です。
ヴァイオリニスト 真野謡子さん

ピアニスト 後藤加奈さん
クリスマスが近いので、クリスマスムード溢れるチャイコフスキーの名曲「くるみ割り人形」からの始まりです。
お二人の息もピッタリで、楽しい音色がラウンジいっぱいに響き渡ります♪

バッハの「G線上のアリア」 誰もが知っているこの名曲。
ご存知の方も多いかもしれませんが、G線(最も低い弦)のみを使い音を奏でているそうです!
私個人的に大好きなこの曲を生で聴けた喜びとゆったりとした美しい旋律にずっと身体がゾワゾワし本当に幸せな時間でした・・・
その他〇ストラヴィンスキーイタリア組曲や〇映画ゴッドファーザーに使われたマスカーニ間奏曲〇民族舞曲バルトーク ラプソディ-第1番など数多くの曲を演奏してくださいました!
余談ですが、真野さんには、新しいご家族が増えママさんになられました。当日は、旦那様とご一緒にママの演奏をそっと見つめているほほえましい光景が印象的でした!
そして後藤さんの傍らには、譜面をめくるお母様・・・
ご家族の愛に包まれた心温まるコンサートでした♫

本日お集まりくださいました皆様、真野さん後藤さんありがとうございました。
来年度も開催してまいりますので、これからもどうぞよろしくお願い致します。
次回2022年1月15日(土)は、「ピアノ&チェロ」コンサートです。
お楽しみに!!
みなさまこんにちは。
11月13日(土)に赤松美紀さん伊藤万桜さんをお迎えして「ピアノ&ヴァイオリン」の美術館ミニコンサートが開催されました。
華やかなお二人が奏でる美しい音色と情熱的な演奏にすっかり心を奪われてしまいました!!
ピアニスト 赤松美紀さん
ヴァイオリニスト 伊藤万桜さん
会場のラウンジに展示された三栖先生の「麦秋ー風」の前で・・・
奏者のすばらしい音色が風を巻き起こし聴衆の心に響きます・・・
♪演奏曲♪
愛の挨拶/エルガー
ラベンダーの咲く庭で/ヘス
サンクチュアリ/NAOTO
Anather Sky/葉加瀬太郎
『新世界』より第二楽章/ドヴォルザーク
故郷/岡野貞一 他
「Anather Sky」は、葉加瀬太郎さんとANAがコロナ禍において"何かできる事を、皆様に少しでも元気になって貰いたい"という思いを込めてコラボされた曲なのだそうです。
赤松さんと伊藤さんのお二人もその思いを込めて演奏してくださいました。
全10曲もの演奏に会場からの拍手は鳴りやまず熱気で溢れた素晴らしいコンサートとなりました。
ご来館いただきましたみなさま、赤松さん、伊藤さん有難うございました♫
みなさま こんにちは。
暖かだったり寒かったり...。寒暖差の激しいこの頃ですが、体調など崩しませんように。
10月23日(土)夕暮れ時。
初めてのアーティストさんをお迎えしての美術館ミニコンサートでした。
「Crescent」の太田みずほさん(ピアノ)
山崎真也さん(ギター)
のお二人です。
やわらかな、心休まるヒーリングミュージック。

crescent(三日月)のようにやさしく照らす光。
山崎さんがインスピレーションを得て作曲をし、その曲を聴いて太田さんがタイトルをつけるという共同作業。息もぴったり合って 聴衆の心を癒します。
そしてお二人はご夫婦。
奏でる音楽のように、やさしいお人柄。
♪ 演奏曲 ♪
ジムノペディ/エリック・サティ
穏やかな日々/オリジナル
Crescent Moon/オリジナル
LOVE/オリジナル
A Whole New World/映画「アラジン」より 他...。
11曲もの音楽を演奏してくださいました。

ご来館いただきましたみなさま、「Crescent」の太田さん、山崎さん ありがとうございました。
また、お会いいたしましょう。
こんにちは。
朝日新聞の夕刊に連載されている『ロゴ散歩』に当館のロゴの記事が掲載されました。
当館のロゴマークは、数多くのロゴデザインを手掛けるデザイナーの広村正彰さんがデザインしてくださいました。

皆さま、こんにちは。
7月10日(土)に「Duo Printemps」さんによる美術館ミニコンサートが開催されました。
三栖先生の「爛熳」の前で、お二人の華やかなお衣裳と現代版"さくら"の演奏が一体になり
"さくら"でいっぱいにうめつくされたとても美しい空間となりました。
♦プログラム♦
●さくら(日本民謡)
●2台のチェロのためのコンチェルトより(F.クープラン)
「プレリュード」「エアー」「シャコンヌ」
●タンゴの歴史より(A.ピアソラ)
「ナイトクラブ1960」
●この道(山田耕筰)
●カルメン組曲より(G.ビゼー)
「プレリュード」「アラゴネーズ」「ハバネラ」

マリンバ奏者・高口かれんさん
4つのバチを自由自在に操る手さばきが創りだすとても美しい音色のマリンバ・・・
サックス奏者・植川縁さん
高音から低音まで女性らしい艶っぽい音色がとてもカッコイイ!サックス・・・
カルメン組曲では、踊りだしたくなるほどのリズムに会場のお客さまも手拍子で参加です!
「この道」では、北原白秋作詞の歌詞を朗読。お一人お一人の幼少期を胸に聴き入ります・・・。
バロック時代の曲から現代の曲まで、どなたでも楽しめるプログラムでした。
お集まりくださいましたお客様、演奏してくださいました「Duo Printemps」さん有難うございました。
次回の美術館ミニコンサートは、8月28日(土)フルートとピアノのコンサートです。
どうぞ、お楽しみに!!