万海さんと 久己さん。そしてピアノ。
みなさま こんにちは。
ヤオコー川越美術館ミニコンサート。7月は「Duo Uchida」さんによるピアノ連弾コンサートでした。
お母様の万海(まみ)さん、娘さんの久己(くみ)さん。
いうまでもなく大変息の合った 迫力満点の演奏会です。
「ハンガリー舞曲集より 第1番・5番・6番」ごきげんなピアノの音色で始まりました。
Duo Uchidaさんは今回で3度目のご出演となりますが いつも素晴らしい音色、楽しいおしゃべりで会場を沸かせてくれます。
なのに今回はちょっと静か...。と思っていましたがやはり楽しい万海さんの曲解説がはじまりました。「本当は話さないつもりでいたのよね~」とおっしゃる万海さん。
久己さんはときどきお母様の会話に相槌を入れたり、次に演奏する楽譜をセットしたりと準備万端。
いつも思うのですが4手で演奏をしていて、フォルテッシモでも決して耳障りではない、音に透明感があり それでいて重みも有り...素晴らしいテクニックです。
演奏しながら時々顔を合わせ 楽しそうに笑顔するお二人の表情が今までのピアノ人生を物語っているようです。
◆プログラム◆
J .ブラームス「ハンガリー舞曲集より 第1番・5番・6番」
A.ドヴォルジャーク「ボヘミアの森より 糸紡ぎ」
A.ドヴォルジャーク「スラブ舞曲集 第2集より 第1番・2番」
A.ドビュッシー「小曲集」
A.サン=サーンス「動物の謝肉祭」
裏話...コンサート前のリハーサルはわずか10分足らず。早いですね、とお声を掛けたら「あら10分もしてました?いつもは5分なのよ~ペダルの調子を見て終わり。疲れちゃうから」 さすがです。
お集まりくださいましたみなさま、Duo Uchidaさん ありがとうございました。