プロフィール
三栖右嗣氏(みすゆうじ)記念館は敷地内のシンボルツリーや新河岸川沿いの桜並木など、サクラとはなじみの深い美術館です。スタッフがブログを通じて、さまざまお知らせを提供し、さくらのように愛される美術館づくりをめざしています。
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スタッフブログ

ヤオコー川越美術館三栖右嗣記念館スタッフによるブログです。

‘日記’ カテゴリーのアーカイブ

灯りをつけましょ...


こんにちは 春一番も吹き、桜の蕾もふくらみ、心がほどけていくような春の日差しも、もうすぐですね。

先日、ある会合で同席した、プチ文化村のMさんが、私にお雛様を折ってくださいました。「ちょっとお時間ある?待っててね」 きれいな指先から、可愛いお内裏様とお雛様がうまれました。

お雛様.JPG

とても嬉しかったので、皆様におすそわけです。by平井


有名写真家のご来館


2月21日(木)、開館と同時に外人さんと日本人の奥様がご来館されました。その方は、川越在住のドイツ人写真家・漫画家の、ゲオーク・マテスさんだったのです。マテスさんは、主に日本とドイツで多方面にわたり活躍されています。マテスさん3.JPG

氏は過去現在を通じて、内外各界の有名人との交友も広く、お人柄も大変「謙虚」な紳士です。当美術館をご鑑賞のあと、ドイツ語で写真のようなメッセージを頂きました。

ご本人に訳して頂いたら、「今日は自分にとって特別の日である。そしてこの美術館はとても素晴らしいが、もっと良いことは、美術館と同様そのスタッフの応対が良いことである」との最高級のお褒めのお言葉を頂きました。当日は午前中ご滞在され、またのご来館を約されてお帰りになりました。              by宇多村


クリスマスローズが咲きました


まだまだ寒い毎日が続いております。

美術館の庭にシンボルツリーの枝垂れ桜が植えてあります。その桜をベンチでぐるりと囲み、内側にはクリスマスローズを植えました。最近、ひとつ、ふたつとふっくらとしたかわいいお花が顔を出し始めました。クリスマスローズ2.JPG

クリスマスローズは薬用の植物として明治の頃日本に入ってきましたが、根や葉の部分には有毒な成分を含んでいるそうです。決して食べたりしないでくださいね。

花言葉は「追憶」「スキャンダル」「私を忘れないで」

美術館にいらした時 そっとのぞいてみてください。寒い季節にひっそりと花を咲かせています。 by わたなべクリスマスローズ3.JPG


MISSサインの謎に迫る!?


こんにちは。いつもブログをお読みいただきましてありがとうございます。サインc.JPG

三栖先生のサインに疑問を感じたことはございませんか?"MISS C"の"C"は何?先生のお名前は右嗣なので本来は"Y"なのですが・・・。

それは 最愛なるお母様 千里さんの"C"です。お母様は86歳でお亡くなりになりましたが、画家として生きていくことを最後まで応援して下さり、自ら絵のモデルにもなって下さいました。安井賞を受賞した<生きる>は先生の代表作です。サインch.JPG

今 展示中の<朝陽>とラウンジの<爛熳>には"MISS. C.H"と書かれています。これは 愛すべき奥様のイニシャルも加わっています。絵だけではなく、サインにまで三栖先生の愛情の深さが伺えます。それともう一つ。絵の中にさりげな~くサインしているのもおちゃめな感じで、どこに書いてあるのか探してみるのもおもしろいですよ。ぜひ 本物をご覧になって下さい。   by わたなべ サイン風.JPG    


「爛熳」の饗宴


緞帳22.JPG 1月28日、和光市にある市民文化会館「サンアゼリア」を、スタッフ全員で尋ねました。その目的は、会館の「緞帳」見学のためです。このホールには、いわゆる「絶賛」に値するものが二つあります。先ず一点目は、名だたる演奏家が「音響の良さ」を絶賛することと、二点目は、絢爛豪華な「枝垂れ桜の緞帳」です。和光市に長年居住された、三栖右嗣先生の原画「爛熳」(原画は、ホール入口に展示)を基に、京都の織元に制作依頼し、延べ845人が7ヶ月の時間をかけて伝統技術を駆使し、手織りで仕上げたものです。縦10m・横20m・重さ約1t・使用色数800色、と云う壮大なものです。緞帳5.JPG

 今回、以前当ヤオコー川越美術館で「爛熳」500号を鑑賞された、サンアゼリアの常務理事、田窪勝様のお計らいにより、緞帳を鑑賞させていただきました。

 鑑賞後の歓談の席で、今後両館で連携して三栖先生の素晴らしい作品を、さらに多くの方々にご紹介していくことを確認しました。

 緞帳4.JPG

最後に、田窪様はじめサンアゼリアの皆様方、ありがとうございました。   BY宇多村

 


ゆ~きやこんこ♫


fc5a70811107cdb6416f257610ff64661-300x225.jpgこんにちは。いつもブログをお読みいただきましてありがとうございます。

 1月14日 成人の日 あいにくの大雪となってしまいました・・・。成人された皆さま おめでとうございます。私は弘前出身なので、自分の成人式の日も大雪だったのを思い出します。

美術館の枝垂れ桜の枝にも雪がつもり、遊歩道は真っ白・・・。まだまだ降り続きそうな勢いです。47fee6463ac6b6eb25aafb8fcdd598cf1-300x225.jpg

エントランスの雪かきをマネージャーがしましたが...あっという間にまた積もってしまいました。確か去年もオープン前の準備期間に雪が降りスタッフ全員で雪かきをしたのを覚えています。

もうすぐ美術館も1年を迎えます。春には枝垂れ桜にも花が咲くことでしょう。

・・・これから外に出られる方はくれぐれもお気を付け下さい。            by わたなべ


日本中からお客様が...!!


d0f8a15ce50ef9680d5dc18a478c1df31-300x225.jpg「そちらへはどうやって行くんですか?名古屋からの道順を教えてください」こんなお電話をいただいて、何か月かして

「こんにちは!やっと来られました。名古屋からきたんですよ」と嬉しそうなお客様。

またある時は、5時近くなってから、ご入場終了の案内の出ている館内を覗き込むお客様の姿が...。飛んで行って、ドアを開くと

「いやぁ、午後から急に休みがとれたんで、チャンス!と、車を飛ばしてきたんですよ」

「ありがとうございます。どちらからお見えですか」

茨城県東海村からのお客様でした。お若い頃から三栖先生の絵をグラビアで見ていらして、三栖右嗣記念館が出来たことを知り、いつかはと思っていて下さったとか。

こんな風に、お客様とお話しするなかで、ずいぶん遠方からもお出でいただいていることを知り、白地図をピンクに染めてみました。北は北海道から南は九州、沖縄まで、という言葉通り、本当に日本各地からお出でいただいているのだなぁ、と改めて有難く思いました。お話しするチャンスのないままお帰りになられるお客様もいらっしゃるはずですので、おそらくもっと沢山の県が染まるはずです。

是非、「〇〇から来たのよ」とお声をかけてください。ご来館を心からお待ちしています。BYスタッフ一同


新春、盛況感謝!


皆様、明けましておめでとうございます。

当館は1月2日(水)から開館し、本日6日(日)まで予想以上のお客様にご来館いただきました。スタッフ一同深く感謝申し上げます。

この間にご来館された「お客様の声」を、一部そのまま掲載させていただきます。

◎鹿児島から来た老夫婦です。若い頃、所沢に住んでいました。はからずもすばらしい絵を拝見して、昔がよみがえります。たしか一冊画集を持っていました。かごと草花、帰ったら早速とり出してみよう。たしかにあったと思います。アンドリュウ・ワイエスのあたたかいリアルな絵にひかれて、ため息をついて見たことを思い出します。毎年正月はおのぼりさんで、3人の娘達とお互いの健康に感謝して、1年が始まります。今年はすばらしい絵にめぐりあえて、きっとよい年だろうと思います。ありがとうございました。夫90歳、私84歳です。       S様

◎出身は新潟県。仕事で栃木県に住むようになって、ヤオコーさんに行くようになりました。そのスーパーが美術館!?と思いましたが、居心地のいい空間と、館長さんのお話にこの美術館が好きになりました。ありがとうございました。     A様


朝一番採れたてお野菜


71717420c509201f36860858159dba2d-300x200.jpg62d47ff3f499fa4f8738742d0c979bfd1-300x200.jpg美術館のうしろに、小さなお店があります。地元野菜の販売所です。美術館が出来上がる以前から、ここでIさんご夫妻が、無農薬で丹精込めてつくった野菜を並べていました。地元の皆さんに大人気で、いつも賑わっていました。美術館を設計した伊東豊雄先生は、そのつながりを大切なものと考え、以前とおなじように敷地の西側の入り口に、本館とマッチした野菜売り場をデザインしてくださったのです。I さんご夫妻のお人柄と相俟って、なんとも温かい空間をかたちづくっています。

 ブログでのご紹介がおくれてしまいましたが、私たちも、この半年間、季節のお野菜を美味しくいただいてきました。

 冬季は、原則として月水金の9時から12時まで。無農薬だし、腕もないのでみばがわるいよ、などとご謙遜なさっていますが、いずれも只者ではない野菜たちで、カブなんて、小ぶりながらとてもよいお味。糠漬けにしたら、まるでメロンのような香りがしました。胡麻もおすすめです。かるく炒ってごますり器にいれて食卓へ常備。すりすりして、何にでもふりかけて食べます。インゲンは筋をとらなくてもちっとも歯にさわらず食べられました。それから今年のシーズンはとっくにオフになりましたが、トマトもお勧めです。トマトの成りに合わせて4月の下旬から秋口までは毎日、朝の8時から店開きをし、トマトの売り切れと同時に閉店です。前を通りかかった時に買っておかないと、帰りに見たらもう閉まってた...なんてこと、よくありますよ。美術館のおみやげに地元野菜を是非どうぞ。今日はやってるか~い、とかトマトはもう売ってますか、等々お気軽に美術館までお問い合わせください。℡049-223-9511です。byひらい

deb652583d83616a9a4eae59fe3c06021-150x150.jpg8a4503a03a188ccf3744946bab23b4371-150x150.jpg7b146759d5701f20de48782ce53814472-150x150.jpg


もうひとつの美術館☆


2e3cc6621b7ecef81045c269e565693a1-300x200.jpgもうすぐクリスマスですね。川越の街もあちらこちらでライトアップをしていてとてもきれいです。

昼間の美術館は多くの方に楽しんでいただいておりますが、今日は もうひとつの美術館の顔をご紹介いたします。

暗くなると水辺をぐるりとライトが囲み、シンボルツリーの枝垂桜もライトアップされてとても幻想的なんです。桜の咲くころはさぞきれいでしょうね。今からとても楽しみです。

美術館の遊歩道は24時間開放しています。今は寒いのでお誘いしませんが、また春が近づいたらぜひ夜の美術館もお散歩がてらご覧になってください。   byわたなべ