新年 あけまして おめでとうございます
新春の2日より、三栖右嗣渾身の大作、六曲屏風「紅梅図」を展示いたします。

この作品は、1984年の赫陽展に出品されたもので、元渋谷区立松濤美術館館長の村瀬雅夫先生は、当時の美術評に次のようにしるされています。部分を抜粋してご紹介いたします。
雪の多かった遅い春にさきがけ、満開の紅梅の春にこころゆくまでひたらせる力作が登場している。
三栖右嗣の六曲屏風「紅梅図」で、現代油彩画の実力者が試みた巨大版画と、現代装飾様式への挑戦の成果に目をみはらせよう。
畳一枚分を楽々刷れる世界最大の版画工房が日本に誕生して以来、巨大版画に手を染め、白と黒だけの「リンゴの木」などを試みてきた三栖は、今度は亜鉛版の腐食による濃淡の水墨調の枝幹に、燃え上がるような紅梅を散らした。一見水墨風で、余白は和紙の白のまま、日本画の伝統的な装飾手法の金砂子も使われた。華やかな装飾感とともに、現代日本画では絶えかけている線と濃淡余韻といった日本美術のよき特色が、いともやすやすと現代油彩画家の手によって版画という手法に生かされている技法革新は大きな驚きだろう。
どうぞ、この春も、ヤオコー川越美術館三栖右嗣記念館にお運びくださいませ。
![ef9888ca42c2aa06772c88ebb092d7081-248x300[1].jpg](/museum/blog/ef9888ca42c2aa06772c88ebb092d7081-248x300%5B1%5D.jpg)
開館以来ご好評を頂いおります「開館記念画集」(207頁:販売価格3,000円)を
ご希望の方に通信販売しております。
150点以上ある当館収蔵の作品をすべて掲載しています。
プロフィールはもとより、元渋谷区立松濤美術館館長 故 村瀬雅夫氏の論評も
掲載している、三栖右嗣を知るには欠かせない一冊です。
ご希望の方はお電話 TEL 049-223-9511
または、当ページ右下の 「お問合せ」 からEメールにてご連絡ください。
2014年12月29・30・31日 2015年1月1日は美術館は休館いたします。
2015年1月2日(金)より平常通り開館いたします。
よろしくお願い申し上げます。
(2014年12月7日)

ヴェニスにて三栖右嗣画伯
12月14日(日)開催 『下山英二 ピアノコンサート(キーボード)』はお陰様で定員に達しましたので受付を終了いたしました。
たくさんのお申込み、ありがとうございました。
11月30日(日)開催の「マンドリンコンサート」は、お陰様で定員となりましたので、募集を終了させていただきます。ありがとうございました。
尚、12月14日(日)の「ピアノ(キーボード)コンサート」は受付中です。
毎回、ご好評いただいておりますので、お早めにお申し込みください!!
マンドリンコンサートの締め切り迫る!!
11月30日(日)に行われるマンドリンコンサートの締め切りが迫りました。ハイレベルのグループ20人による楽しいコンサートです。お早めにお申し込みください。
《予定曲目》 メモリー、マイ・ウェイ、時代、川の流れのように、他
続きまして‥‥ 
♫ 下山英二氏クリスマスコンサートのご案内 ♫
今年の締めくくりとして、開館以来恒例となりました、下山英二氏のキーボード演奏によるクリスマスコンサートを行います。(お見逃しなく!!)
下山氏は早稲田大学在学中からプロとして活動し、
五輪真弓、岸田敏志、因幡晃、さとう宗幸、等多数の有名アーティストのスタジオ、ツアーミュージシャンとして活動されていました。
下山氏の『癒される』演奏‥‥名曲の数々をお楽しみください!!
《予定曲目》 Who Comes This Night、Jupiter、夜空ノムコウ、涙そうそう、他(オリジナルもご期待ください)
★入 場★ 先着80名様 お早めにどうぞ!
★予約方法★ ご希望の方は、直接または電話、メールにてご予約
☛メールは、このページ右下の「お問い合わせ」からどうぞ
★日 時★ 平成26年12月14日 日曜日
午後4時から5時
★場 所★ ヤオコー川越美術館(三栖右嗣記念館)ラウンジ内
★入場料★ ラウンジ内(コンサート)は無料です。
【但し、絵画展示室入場者は通常料金をいただきます。
※大人 300円 中人(大学生・高校生) 200円 】
☎049-223-9511
(ヤオコー川越美術館・三栖右嗣記念館)
皆様のご来館お待ちしております・・・・・・

♫ ミニコンサートのご案内 ♫
次回ミニコンサートは、「大泉マンドリンクラブ」によるマンドリン・コンサートです。大泉マンドリンクラブは、2001年群馬県大泉町公民館主催の「マンドリン講座」修了生を母体に、同年4月に結成されました。「国民文化祭ぐんま2001年マンドリンフェスティバル」に初出場し、以来「愛・地球博マンドリンビッグコンサート」、「萩原朔太郎音楽祭」などに出演し、納涼祭、敬老会、各施設訪問などで、楽しみながら活動されています。名画『爛熳』の前で演奏される、キャリア豊富なマンドリンの演奏をお楽しみください。
《予定曲目》 メモリー、シンコぺーテッド・クロック、プリンク・プレンク・プランク、時代、川の流れのように、マイ・ウェイ、レット・イット・ゴーほか

*日 時* 平成26年11月30日 日曜日
午後4時から5時
*場 所* ヤオコー川越美術館(三栖右嗣記念館)ラウンジ内
*入場料* ラウンジ内(コンサート)は無料です。
【但し、絵画展示室入場者は通常料金をいただきます。
※大人 300円 中人(大学生・高校生) 200円 】
*入場者* 先着80名様 お早めにどうぞ!
*予約方法* ご希望の方は、直接または電話、メールにてご予約下さい。
☎049-223-9511
(ヤオコー川越美術館・三栖右嗣記念館)
≪メールは、このページ右下のお問い合わせからどうぞ≫
皆様のご来館お待ちしております・・・・・・
![yjimage[9].jpg](/museum/blog/assets_c/2014/02/yjimage%5B9%5D-thumb-300x275-5616.jpg)
ご好評を頂きました「三栖右嗣の見たスペイン」展が、9月21日に終了し、2014年秋からの企画展示として 「三栖右嗣 林檎の世界」展が始まりました。(2014.9.23~2015.3.15)
三栖右嗣は多くの名作シリーズを描いておりますが、林檎は1970年代の初めから始まる、傑作です。

さて、この不思議な一枚の写真。いったい何でしょう。
実はこれ、第一展示室に展示した、大版画なのです。
画面の上方をよこぎる林檎の大枝が印象的なこの大版画は、その名のとおり縦115.8横238.8cmの大きなものです。1980年に、当時日本で唯一、巨大プレス機を持った、長野県坂城町の森工房で完成しました。
これらリトグラフと、地に落ち、晩秋の陽に晒され、雪に埋もれ、朽ちて土に還ってゆく林檎を、深い愛情をこめて描いた油彩画の数々。皆様には是非ともご覧いただきたいと思っています。

また、三栖右嗣がアトリエを構えていた埼玉県ときがわ町の文化センター アスピアたまがわ 内にある 「三栖右嗣リトグラフ展示室」から、「林檎のある風景17」の石版石をお借りして期間中展示しております。
三栖右嗣リトグラフ展示室ホームページ /forms/info/info.aspx?info_id=13469

第二展示室では、人物群像が大壁を飾りました。また、お客様からのリスエストの多かった「冬野」の、楽しげな雀たちにかこまれ、大きく首を垂れたひまわりも登場です。中央に置かれた大きなまるいソファに腰をおろして、どうぞ秋の一日をここ、ヤオコー川越美術館でお過ごしください。

「三栖右嗣の見たスペイン展」も、会期をあと2週間残すばかりとなりました。
ようやく、ときおり涼やかな風の吹き渡るこの頃です、ぜひ美術館にお運びになりませんか?
スペインを愛した三栖右嗣の名作、「バラを持つ少年」「フラメンコの女」「街角」「村の教会」「朝の陽ざし」など、今後一堂に会することのないだろう作品の数々を、是非この機会に、ご覧いただきたいと思っております。
さて、第一展示室は「スペイン展」、第二展示室は通常展示となっておりますが、その第二展示室に今回展示しました「薔薇」と「アマポーラ」。どちらも30号の作品ですが、こちらが、ご来館のお客様のため息を誘っております。


花の画家としても名高い三栖右嗣。 コスモスや菜の花、蓮華などの野の花々とはまた趣の異なる、いわば都会的なこの一対の花もどうか、ご覧になってください。
お待ちしております。
こんにちは。いつもブログを ご愛読いただきましてありがとうございます。
8月30日(土)16:00~「スタンダードジャズ・コンサート」
定員に達しましたので締め切りとさせていただきます。
たくさんのお申し込みをいただきありがとうございました。