初春に六曲屏風「紅梅図」を!
皆様、今年はヤオコー川越美術館三栖右嗣記念館にお越しいただきまして、誠にありがとうございました。本年の展示は12月28日をもちまして終了いたしました。新年は、2日午前10時より開館いたします。初春を寿いで、超大作の六曲屏風「紅梅図」を展示いたします。
大版画が日本で黎明期を迎えたころ、三栖右嗣が自ら工房に出向き、石版石の上に直接絵を描き仕上げた、完全なオリジナルリトグラフ作品です。有名なリンゴシリーズの後に続く作品で、皆様に是非ともご覧いただきたい三栖作品の一つです。
緋毛氈の上の屏風絵からは、馥郁たる梅の香りがただよってまいります。どうかご来館のうえ、ご鑑賞下さい。