美術館コンサート 可憐な四輪の花の饗宴
弦楽四重奏団「フィオラ」のコンサートが、2月25日に行われました。
いつの音楽会でも、ヤオコー川越美術館の音の響きの美しさには、お客様からお褒めの言葉をいただいておりましたが、今回のバイオリン、ヴィオラ、チェロの弦の響きには、圧倒されました。
この可憐な妖精たちが奏でる音楽は、最初の和音が流れた瞬間から一堂の観客を魅了し、魅了し続けたまま、一気にアンコール曲の最終章までなだれ込み、終演しました。
外見は可憐な妖精でも、中身はヴィヴァルディ、モーツァルト、ヨハン・シュトラウス、ホルストに果敢に挑む、百戦錬磨の芸術家だったのですから...。アンコールを求めるお客様の拍手がひときわ高かったのは、言うまでもありません。
左から、中島知恵(ヴァイオリン)、原田梢(ヴァイオリン)、栗井まどか(ヴィオラ)、佐藤万衣子(チェロ)の皆さんです。豊饒な音楽と、四人の楽しいトークに、観客の皆さんも時を忘れた演奏会となりました。これからもどうかこの若き演奏家たちを応援してください。よろしくお願いいたします。また、美術館の今後のコンサートもどうぞお楽しみに。