「爛熳」の饗宴
1月28日、和光市にある市民文化会館「サンアゼリア」を、スタッフ全員で尋ねました。その目的は、会館の「緞帳」見学のためです。このホールには、いわゆる「絶賛」に値するものが二つあります。先ず一点目は、名だたる演奏家が「音響の良さ」を絶賛することと、二点目は、絢爛豪華な「枝垂れ桜の緞帳」です。和光市に長年居住された、三栖右嗣先生の原画「爛熳」(原画は、ホール入口に展示)を基に、京都の織元に制作依頼し、延べ845人が7ヶ月の時間をかけて伝統技術を駆使し、手織りで仕上げたものです。縦10m・横20m・重さ約1t・使用色数800色、と云う壮大なものです。
今回、以前当ヤオコー川越美術館で「爛熳」500号を鑑賞された、サンアゼリアの常務理事、田窪勝様のお計らいにより、緞帳を鑑賞させていただきました。
鑑賞後の歓談の席で、今後両館で連携して三栖先生の素晴らしい作品を、さらに多くの方々にご紹介していくことを確認しました。
最後に、田窪様はじめサンアゼリアの皆様方、ありがとうございました。 BY宇多村