三栖先生の あの「老いる」が・・・。
みなさん、こんにちは。暑い毎日 いかがお過ごしでしょうか。
三栖右嗣先生ファンのみなさまに、今日はとても素敵なお知らせがあります!
当館収蔵の「老いる」(習作)30号。
1976年 第19回安井賞受賞作品「老いる」100号の習作です。
当館開館以来ずーっと観たかったこの作品は国立近代美術館さんにあります。
残念ながら最近は展示されることがなかったので、お目にかかることができませんでした。
その「老いる」が、このたび北海道立函館美術館さんの「ニッポンの写実 そっくりの魔力」展で展示されています!
さっそく先生の「老いる」に会いに行ってまいりました。
函館の美しい「五稜郭公園」のすぐ近くに建っている函館美術館。
展示室の奥に100号サイズの三栖先生のお母さまがいつものポーズで、先生の魂と共にお客様をお待ちしておりました。
当館の「老いる」(習作)に さらに広がりを見せる空白と裸像との構図がおみごとです。
函館美術館さんのご好意で取材を許可していただき、展示風景をみなさまにもご覧いただくことができました。
夏休みに北海道へ旅する予定の方はぜひ、立ち寄ってみてくださいね。
「ニッポンの写実 そっくりの魔力」
2017年6月10日(土)~8月20日(日) 月曜日休館
北海道立函館美術館 ℡0138-56-6311
その後、豊橋市美術博物館(2017年9月30日~11月12日) 奈良県立美術館(2017年11月23日~2018年1月14日)と巡回するそうです。
快く取材にご協力して下さった 函館美術館さん、ありがとうございました。
*「老いる」100号油彩 国立近代美術館蔵