日本の「音」をみなさまへ・・・
10月24日 秋晴れの好き日 21回目の美術館ミニコンサートが開催されました。
川嶋 信子さんによる薩摩琵琶の演奏です。
プログラムは「遊びをせんとや」、「西郷隆盛」、「水辺月夜の歌」、「うさぎ」・・・。琵琶の音色に迫力のある語りが 美術館いっぱいに広がり お客様は和の世界に引きこまれました。
役者さんとして活躍されていた川嶋さんは、日本の「音」に惹かれ薩摩琵琶を始めたそうです。琵琶の音色をたくさんの方に身近に感じていただこうと、さまざまな場所で奏でています。
琵琶という楽器は 樹齢100年、200年とたった 桑の木からできているとても貴重な楽器だそうです。ばちはツゲでできています。
川嶋さんのおはなしで 「皆さんよく勘違いされているんですけれど、果物のびわは楽器の琵琶に形が似ているからついた名前で、琵琶湖の名前も楽器の琵琶からきているんですよー。楽器が先なんですよ。」会場のおきゃくさまは「えーっ!!」琵琶は戦国時代に生まれた楽器だそうです。私も含め 果物のびわに似ているからだと思っていました・・・。
日も暮れて薄暗いラウンジに浮かぶ三栖右嗣先生の「爛熳」とお着物姿で薩摩琵琶を奏でる「川嶋信子さん」・・・とても美しかったです。ありがとうございました。
ご来館のみなさま、楽しんでいただけたでしょうか。
♫ 次回のミニコンサートは11月14日(土)16時より ソプラノ歌手 森 陽子さんです。只今 ご予約受付中です。ご連絡お待ちしております。どうぞお楽しみに!!