春の展示がはじまりました 3月17日~9月13日
ヤオコー川越美術館 三栖右嗣記念館も、この春で丸三年がたちました。本当に皆様のご支持の賜物と、深く感謝申し上げます。
半年ごとに、テーマを持たせた企画展示を行っており、この3月17日からスタートした第7回展示は「三栖右嗣━めぐりあう人 めぐりくる季節」と銘打ち、人と花をテーマにした展示になっております。
三栖右嗣は、リアリズム絵画の巨匠として、その卓抜した技術力が広く世に知られておりますが、実はその筆力でキャンバスに写し取った「人間の感情」こそが、皆様にご覧いただきたい三栖絵画の神髄なのです。
美術評論家の桑原住雄氏は「対象をありのままに描写するという次元を氏は遥かにこえて技術の向こう側にある神秘なるものを捉えようとしている」と称えました。
どのような神秘を、皆様は読み取られますでしょうか。
ご来館を心よりお待ちしております。