みなさん こんにちは。
すっかり秋めいてきましたね。とても暑かった今年の夏...過ぎてしまえばあっという間の日々です。
9月3日(土)陽が傾き始めた午後、シンセサイザーから様々な音の色彩があふれ出ました。
キーボード奏者の 下山英二さんのコンサートです。
一台のシンセサイザーを巧みに操り ピアノや弦楽器などの音色で豊かな音楽を奏でます。
どこかしらホッとする、あたたかみのある下山さんの音楽。
下山さんがコンサートで心がけていること・・・「演奏会場に来た方が帰る時、ほのぼのとした気持ちになれるように。言葉にはメロディがあり、メロディには言葉あります。その言葉を大切にしながら演奏しています」
しっかりと聴衆のみなさまに届いたことと思います。
下山さんは当館開館以来10年にもわたり演奏をしてくれています。
お住まいは伊豆方面なので 毎回、川越観光を兼ねていらしてくださいます。ありがたいことです。
いつまでもお元気で たくさんの方に下山さんのメロディ(言葉)を届けてほしいですね。
プログラム
ディズニーメドレー・少年時代・蘇州夜曲・オリビアを聴きながら・見上げてごらん夜の星を・・・など
ご来場のみなさま、下山英二さん ありがとうございました。
みなさん、こんにちは。
立秋を迎えましたが、まだまだ暑い日が続いていますね。
そんな暑さも吹き飛んでしまうくらい楽しいコンサートが開催されました♪
8月6日(土)「シエルサクソフォンカルテット」さんをお迎えしてのサックスコンサート。
今回で、4度目のご出演です。
ソプラノ 井上貴子さん
アルト 関田春香さん
テナー 山本直人さん
バリトン 八巻和行さん
「シエル」とは、『空』を意味するそうです。
クラシックから70年代の懐かしい曲、そして『空』にまつわる曲などの幅広いジャンルの曲を披露してくださいました!
●プログラム●
舞踏会の美女/アンダーソン
アンダンテとスケルツェット/ランティエ
アラジンメドレー/アランメンケン
ふたたび/久石譲
異邦人/久保田早紀
君は薔薇より美しい/ミッキー吉野
チャルダッシュ/モンティ
そして、シエルサクソフォンカルテットさんと言えば、もう一つのお楽しみがトークです♪
本日のお題は・・・サックスのご紹介とみなさんのサックス歴のお話。
アルトサックスの関田さんは、小学4年生の時に一目ぼれされ、歴はなんと32年になるのだとか!
中学校の吹奏楽部がきっかけで今では尺八まで吹きこなされるのは、テナーの山本さん。
バリトンの八巻さんは、小学4年生の時にテレビで見たチェッカーズのサックスに衝撃を受けたそうですよ!八巻さんは、鴻巣市のFMラジオのパーソナリティの方でもあります♪
司会進行をされていたので後からこっそりお聞きしましたが、井上さんも中学校の吹奏楽部からなのだそうです!
4つのサクソフォンが響きあい一つ一つの曲がとても魅力的なのは長い年月をかけてこられたからこそなのですね!!
仲間うちのツッコミがまた絶妙なタイミングで気が付けば会場が笑顔であふれていました♪
シエルサクソフォンカルテットさん、楽しいお話ととても素敵な演奏を有難うございました。
ご来場くださいました皆様、有難うございました。
みなさま こんにちは。
7月2日(土)夕刻...。今月の美術館ミニコンサートが開演致しました。
この日はとても暑く 猛暑日が連続〇日とニュースでも騒がれていました。
そんな暑さにも負けず 母娘ピアノ連弾「Duo Uchida」さんが元気いっぱいに華麗な演奏をご披露してくださいました。
お母さんは 内田万海(まみ)さん。ベテランのピアニストさん。音楽のことも大変詳しく ユーモアもある楽しい方です。
娘さんは 内田久己(くみ)さん。幼いころからピアノにふれお母さんと共に長く活動されています。美しい流れるようなピアノプレイ。
息が合った演奏なのはもちろんですが 時折お二人が顔を見合わせ微笑む姿が、母と娘の親子愛をのぞかせます。
お二人の楽しいトークが会場を笑顔で包みます。
激しくもあり、煌びやかでもあり。そしてどこまでも美しい そんな音色が広がりました。
✧~プログラム~✧
♪ W.A.モーツァルト ソナタニ長調 K.381
♪ J.ブラームス ハンガリー舞曲集より 第1番 & 第5番
♪ F.ブゾーニ 「愛しのアウグスティン」によるフーガ
♪ G.フォーレ ドリー Op.56
暑い中お集まりくださいましたみなさま 素晴らしい演奏を披露してくださいました「Duo Uchida」さん ありがとうございました。
みなさん、こんにちは。
紫陽花の花が咲きそろう季節になりましたね。
6月4日(土)に「オカリナ」の美術館ミニコンサートを開催いたしました。
ご出演は、オカリナ奏者「Duo うらら Nao&Aya」さんとピアノ伴奏 鏡記子さんです。
Naoさん
Ayaさん
鏡 記子さん
夕立の心配をよそに良く晴れた日の夕刻、美術館のラウンジにはとても優しくぬくもりを感じる温かい音色が響き渡りました・・・
♦プログラム♦
●村の娘 ●アシタカせっ記 ●トゥラブユーモア ●ひまわりのテーマ ●心の瞳
●星のセレナーデ ●ポールモーリアメドレー ●あしたを信じて ●コーヒールンバ
イタリア民謡から映画のテーマソングなどの幅広いジャンルの曲を演奏して下さいました!
一つ一つの曲が、どこか懐かしくて心に染み入ります・・・
ひまわりのテーマは、ウクライナが舞台になっている映画の曲です。
ウクライナの現在の悲しい状況に思いを寄せて・・・
願いが届きますように・・・
オカリナには、大きさや形に種類があって、空洞が大きい物ほど低音になるのだそうです。
その違いによって、どこまでも遠くへ響いてゆくような高音とぬくもりのある低音が生み出されているのですね!
そして、アンコールに応えてくれたのはこの曲「コンドルは、飛んで行く」です!
オカリナの魅力が最大限に引き出された美しいハーモニー
心が洗われました・・・
三栖右嗣先生の絵画「爛熳」そしてオカリナとピアノの音色が響きあいとても癒される空間でのコンサートとなりました♪
ご出演くださいましたDuoうららさん、鏡さん、ご来館くださいました皆様、有難うございました。
みなさま こんにちは。
ここのとろ梅雨のようなお天気が続いていますね。5月14日(土)の美術館コンサートの日も朝のうちは雨でした。
でも お昼には雨も上がり 5月の心地良い空気に包まれました。
ご出演はクラリネット奏者 岩瀬龍太さん。ピアノは川村恵里佳さんです。
当館での演奏もかなり数を重ね この日も美術館の空間を、響きを楽しみながら演奏していました。
プログラムは ◆P.リード:ヴィクトリア・キッチン・ガーデン組曲 ◆L.カユザック:カンティレーヌ ピアノソロ◆F.シューベルト:即興曲op.90-2
◆A.テンプルトン:ポケット・サイズ・ソナタ第一番 ◆E.ショーソン:アンダンテとアレグロ
そしてアンコールは ほの暗いラウンジの中での「ムーンリバー」。
クラリネットのぬくもりを感じる穏やかな落ち着いた音色に、ピアノのやさしい響きが包み込みラウンジは夢心地です。
どこまでも美しく、穏やかに・・・。
岩瀬さんは 絵画に包まれるこの空間で演奏できるという幸せ、お客様と共有できることは音楽家冥利につきます、とおっしゃられていました。
これからも続けてほしいと。
私たちスタッフもうれしかったお言葉です。
これからもずっと・・・。
ご来館のみなさまありがとうございました。演奏して下さった岩瀬さん、川村さん ありがとうございました。
みなさん、こんにちは。
色とりどりのお花と新緑が美しい季節になりましたね♬
さて、4月23日(土)のミニコンサートですが、変拍子の貴公子「TSUMUZI」さんをお迎えしてのヴァイオリンコンサートを開催いたしました!
そして今回は、ギターの「侑音」さん、パーカッションの「津島周平」さんとのセッションでした♫
TSUMUZIさんオリジナル曲「沈黙の春のソネット」「ロマネスク・フォーエヴァー・ローズ」「鮮血のマキューシオ」や「さくらさくら」
[涙そうそう」など幅広い曲の構成で演奏して下さり、今年もTSUMUZIさん旋風が巻き起こりました!!
TSUMUZIさんは、スペインからの帰国後ということもありまして音色にのせて情熱的なスペインの風も一緒に届けてくれました♪
「リベルタンゴ」の曲は、スペインでのコンサートでも演奏されたそうですが、現地のギターリストさんでは、合わせられなくてセッションができなかったのだそうです。改めて侑音さんの凄さが分かりますね!!
そして、パーカッションの力強いリズムは、ダイレクトに心と体に響き津島さんの世界にしばし引き込まれてしまいました・・!
TSUMUZIさんのヴァイオリンを弾いている立ち姿と深い音色に会場のお客様も魅了されていました・・・
最後は、テンポの良い曲に合わせて手拍子も加わり会場が一体となって大変盛り上がりました!!
息がピッタリの素晴らしい生演奏に感動したとても贅沢なコンサートでした。
ご来場下さいましたみなさん、TSUMUZIさん、侑音さん、津島さん有難うございました。
来月5月14日(土)は、「クラリネット&ピアノ」のコンサートです。
お楽しみに!
みなさま こんにちは。
ヤオコー川越美術館10周年企画「春のフラワーアレンジメント」を4月19日、20日の2日間、開催いたしました。
お花好きの10名のお客様に楽しんで頂きました。
講師の谷川 綾先生は貸し切りハウスウエディング専属のフラワーコーディネーターをされてきた素敵な女性です。センスもよく、お人柄も良い2児のお母さん。
今回は三栖右嗣先生の大作「爛熳」の絵画よりイメージを膨らませ 桜の木の傍らに咲く可憐な「野の花」のようなアレンジを制作してくださいました。
優しい色のスプレーストックを中心に 香りのよいユーカリやローズゼラニュウム、ゆらゆら揺れる可憐なグリーンベル、マトリカリアなどを使いました。お花の傍らには水辺をイメージしてガラスの花器に桜を浮かべて・・・。
初めての方も、経験者の方も花の命を感じながら とても楽しそうにアレンジを作り上げました。どれ一つと同じものはありません。
みんな違って、みんな美しい・・・。
最後は谷川先生を囲みなごやかなティータイム。
初めましての方とも仲良くおしゃべりを楽しみました。
今回のイベントの為にみなさんの緊張をほぐそうと 谷川先生は「最初の質問」という絵本(詩・長田弘/絵・いせひでこ)を読んでくださいました。そしてみなさんに好きなお花を質問されました。色々なお花の名前があがって、みなさんお花好きです。
そして開館10周年の取材で見えていた ラジオ川越 パーソナリティー板倉さんも飛び入りで体験していただきました。
お仕事を忘れるくらい熱中されていましたよ(笑)
ご参加くださったみなさま、素敵なアレンジを提案して下さった谷川 綾先生 ありがとうございました。
また秋に、できたら良いな...と思っております。
みなさんこんにちは。
2022年、今年一番目のコンサートは 若さ溢れるおふたりの演奏でした。
チェリスト島田桃乃さん 作編曲も手掛けるピアニスト松野凌祐さんです。
チェロの重厚な響きと、やさしいピアノの音色...。
お二人は東京音楽大学付属高校から一緒に音楽を学ばれたお仲間ですが、一緒に演奏するのはまだ2度目だそうです。美しくリズムを刻む息の合った音楽を奏でてくださいました。
松野さんの作曲された「雪の日」「Recipe」 唱歌「雪」をアレンジしたり 中島美嘉さんの「雪の華」など...。そしてチェロにまつわるお話も聞きながらバッハ「無伴奏チェロ組曲」。松野さんお得意の即興演奏まで盛りだくさんでした。
「冬にまつわる曲を中心に、ヤオコー川越美術館ミニコンサートのためのアレンジで 冷たい冬の空気に溶け出してしまいそうな音楽の時間をお届けします」というメッセージを松野さんに頂きました。
薄暗いラウンジは雰囲気がとても良く 奏者の方とお客様とが一体となって素敵な時間となりました。
演奏くださった島田桃乃さん、松野凌祐さん ありがとうございました。
お集まりくださいましたみなさま、ありがとうございました。
みなさんこんにちは。
新型コロナウィルス オミクロン株の感染者が増加しています。
当館では、入館の際マスクの着用、アルコールによる手指の消毒、検温、ソーシャルディスタンスをお守りいただき会話をひかえめにご覧いただくよう引き続き感染防止にご協力いただいております。
当美術館には来館いただいたお客様に美術館の感想を書いていただくノートがあります。
その中からいくつかお客様の感想をご紹介したいと思います。
✿ ずっと来たくてやっと来れました。 カフェでも楽しみたかったのですが、コロナがおちついたころにまたゆっくりとしに来たいです。 一つ一つの作品にみすさんの思いがこめられていてすてきでした。
✿ 美術の先生がおすすめしてくれて来ましたが、来てよかったです。また来ます。三栖さんのりんごの描き方が好きです。
✿ 三栖先生、とても純粋であたたかいお人柄。 子供が好きで絵画教室を開いておられました。 先生は立身出世とか全く関心がなかったんじゃないかと思います。 ただ絵を描くことに超人的永続的情熱を持っておられた。 優しい三栖先生の瞳と声を思い出します。 きっと天国でもさらに絵の修業をなさっていると思います。 若かりし頃の三栖先生。子供たちにクッキーを出してくださったり・・・とにかくやさしい方。
✿ りんごの樹の一本一本の個性に引かれました。 旅に出たくなるような、心地良い時間を過ごしました。 ありがとうございます。
✿ この美術館が開館した当時、近くに勤めていて、季節毎に訪れていました。 その後転勤し、6年ぶりに訪問が叶いました。 その当時の楽しみの一つが、ラウンジでコーヒーを飲みながら爛熳に包みこまれるようにして、わずかな時間ではあっても時を忘れ、心おだやかに過ごすことでした。 今回ラウンジの絵が変わっていてその点が心残りですが、爛熳との再会はまた次回の楽しみに取っておきます。
✿ 真赤なもみじの下に、小さな小さな孫と祖母の姿。私の孫とちょうど同じ位。 ちっちゃなちっちゃな姿をみているだけで感動です。 いつまでもいつまでも、かわいいままでいて欲しいのと、すこやかに成長して欲しいのと複雑な思いです。
✿ 校外学習で来ました。 ヤオコー美術館に展示されている作品は、どれも物語があるようで見ている私たちも楽しんで見ることができました。 とても貴重な体験をありがとうございました。 (練馬区立田柄中学校生徒さん)
✿ インスタで見かけて1度行ってみたいと思ってた念願の場所だったので、来られてうれしかったです。すごく辛いことや悩みがありましたがそんな感情や日常を忘れさせてくれるような作品がとても多く、泣きそうになりました。また絶対に来ます。
✿ 念願のヤオコー美術館に足を運ぶことができてうれしい限りです...「生きる」鳥肌が立ちました...。一目見ただけでここまで感情揺さぶられる作品は初めてでした...。構図や、色の置き方、テーマなど勉強になるものが沢山あり、刺激的な時間になりました。ありがとうございます。また来ます!!
✿ 初めて来ました。おじいちゃんとおばあちゃんはよくここにきていたそうです。おじいちゃんは、2019年10月に亡くなってしまいました。 でも、ふたりが好きな理由がなんとなくわかったような気がしました。 おばあちゃん、おかあさん、私も絵が好きです。
みなさま、こんにちは。
気が付けば、今年も残りわずかとなりました。
寒くなってまいりましたので、体調管理にはお気を付けくださいませ。
さて、12月11日(土)に今年度最後の美術館ミニコンサートが開催されました。
演奏をして下さったのは、「Duo Iris」さんのお二人です。
ヴァイオリニスト 真野謡子さん
ピアニスト 後藤加奈さん
クリスマスが近いので、クリスマスムード溢れるチャイコフスキーの名曲「くるみ割り人形」からの始まりです。
お二人の息もピッタリで、楽しい音色がラウンジいっぱいに響き渡ります♪
バッハの「G線上のアリア」 誰もが知っているこの名曲。
ご存知の方も多いかもしれませんが、G線(最も低い弦)のみを使い音を奏でているそうです!
私個人的に大好きなこの曲を生で聴けた喜びとゆったりとした美しい旋律にずっと身体がゾワゾワし本当に幸せな時間でした・・・
その他〇ストラヴィンスキーイタリア組曲や〇映画ゴッドファーザーに使われたマスカーニ間奏曲〇民族舞曲バルトーク ラプソディ-第1番など数多くの曲を演奏してくださいました!
余談ですが、真野さんには、新しいご家族が増えママさんになられました。当日は、旦那様とご一緒にママの演奏をそっと見つめているほほえましい光景が印象的でした!
そして後藤さんの傍らには、譜面をめくるお母様・・・
ご家族の愛に包まれた心温まるコンサートでした♫
本日お集まりくださいました皆様、真野さん後藤さんありがとうございました。
来年度も開催してまいりますので、これからもどうぞよろしくお願い致します。
次回2022年1月15日(土)は、「ピアノ&チェロ」コンサートです。
お楽しみに!!