ヤオコー
ファーム

コンセプト

~美味しくて安全で安心な野菜をつくり、
地域のお客さまの健康と豊かなライフスタイルに貢献します~

農業従事者の高齢化、世界的な需要増加を考えると、10年後、20年後に今の品質の農産物を、スーパーマーケットとしてお客さまへ提供できるのか?という将来の農業に対する危機感が、ヤオコーファーム検討のきっかけでした。

地元野菜農家さんとのネットワークを繋げて、地域の皆さまへ美味しい野菜を提供する柱になれるよう、新鮮で美味しくて安全・安心な野菜づくりを追求しています。

また、ヤオコーファームで培った、安全・安心な栽培方法をヤオコー基準として、ヤオコーのお店の地元野菜農家さんと共有し、いつでもどこのお店でも、生産者の顔が見えて、安全・安心な野菜をお客さまが手にすることができることを目指しています。

Mission

ヤオコーファームの経営理念は、ヤオコーの農業生産法人として、
「生活者の消費生活をより豊かにすることによって、地域文化の向上・発展に寄与する」です。

そして、その実現のためのミッションは、

①お客さま満足度向上
 お客さまに喜ばれ、お店に喜ばれ、収益の出る農業の実現
②農業事業のモデル化(生産基盤と収益性拡大)
 リスクに強く、安定収益が確保できる農業経営の実践
③働き甲斐の向上
 ひとりひとりの喜びと成長

そのことを通して、「鮮度の良さと美味しさを毎日の食卓で誰もが実感できること」を目指します。
ヤオコーファームは、その実現を通し、SDGsにも貢献します。

●農産物生産から販売の流れ

●自社生産・加工から販売の流れ

圃場分布図

現在、寄居町、熊谷市、狭山市、深谷市 の4市町村で約15ha(ヘクタール)の圃場で生産しており、順次拡大しています。

寄居・深谷地区9.4ha 熊谷地区3.3ha 狭山地区2.4ha 合計15.1ha
※2020年10月現在

取組みの紹介

ヤオコーファームは2016年4月よりスタートしました。弊社の物流センター(狭山、熊谷)の近くで農地を借り受けて、採れたての野菜を店舗に供給しています。今朝採りのキャベツは瑞々しく、今朝採りのとうもろこしは甘く好評です。サニーレタスは熊谷物流センターから、採れたての状態で店舗に供給しています。農業従事者の高齢化により昨今、耕作放棄地が増えています。お借りしている農地も大半が耕作放棄地ですが、堆肥や有機物肥料を増やして、野菜の生育に適する土壌の改良に取り組んでいます。野菜が適正な生育をすることで、美味しい野菜の生産に取り組んでいます。また昨年G-GАP、J-GАPを取得し、環境に配慮した持続可能な農業の取り組みを行っています。

また、社内教育の一環として、新入社員や青果部門の社員は、収穫体験をしています。農業を通じて、食物の大切さや生産者の苦労を農業体験の中で学びます。

年間出荷スケジュール

こだわり農法

土づくりは特にこだわりを持って取り組んでいます。堆肥や有機物が多く含まれている肥料を使い、微生物を活性化し、野菜の生育に適した保水性が良く水はけが良い土(微生物などの働きにより作られる団粒構造の土)にするための土づくりを行い、野菜が元気に育つようにしています。また、作付け前に圃場毎に土壌分析を行い、適正な施肥設計を行い野菜の生産を行っています。

物流センター(熊谷、狭山)の近くで野菜の生産を行うことで、今朝採り野菜など鮮度の良い野菜の供給が可能になりました。

G-GAP認証取得

ヤオコーファームコンセプト「美味しくて安全・安心な農産物を値頃で提供する」の実現のために、2017年9月よりGAPに取組み始めました。

Global GAP認証取得を目指し社員、メンバー全員で審査項目281項目の理解からスタートし、自分たちの農場における施設、栽培工程のリスクの洗い出しを行っていきました。様々なリスクを「なくす」「減らす」「対処」する方法を自分たちで決め、ルールや手順を明文化し、それを徹底することで2019年7月にGlobal GAP、同12月にJGAP認証を取得いたしました。

GAPの取組みは認証取得がゴールではなく、良い農業のやり方をメンバーさん全員で意識し継続していくことと考えています。今後もあらゆる面で安全・安心・持続可能な農場運営を行ってまいります。

当社は、農林水産省のGAPパートナーに参加しております。農林水産省へのリンクはこちら

農林水産省
『GAPパートナー』

リサイクル肥料を使用した取組み(リサイクルループ)

ヤオコーの店舗から排出した生ゴミをリサイクルし、堆肥としてヤオコーファームの野菜づくりに活用しています。

そうやって収穫した美味しい野菜をまたヤオコーの店舗で販売し、リサイクルループの取り組みを実現しています。

地域の環境負荷軽減に寄与し、お客様にもPRすることで、安全・安心で環境にもやさしいヤオコーブランドの野菜づくりを続けたいと考えています。