事業内容

当社は、食料品を中心としたスーパーマーケットです。
現在、埼玉県を中心に千葉県、群馬県、茨城県、東京都、栃木県、神奈川県の1都6県に広く店舗展開し、生鮮食品、惣菜をはじめとする食料品並びに家庭用品などの住居関連商品の販売を行っております。
地域のお客さまの毎日の消費生活を豊かにするために、「味」と「鮮度」の追求、「メニューに合わせた品揃え」の追求、「安さの実現」に努めています。
「楽しい食卓」が演出できる店づくり、「楽しい買物」ができる店づくりをめざし、価値ある商品の開発やサービスの向上に取り組んでいます。

品質・美味しさと、お買い求めしやすさを追求する商品開発力

商品開発、産地開発・直輸入

他社と圧倒的な差別化をはかるため、ヤオコーでしか買えない美味しい商品の開発に取り組んでいます。名物商品である「手握りおはぎ」は店内での出来立てつくり立てにこだわり続け、発売から15年を経てもなお、高いご支持を得ています。また、日本全国、海外はヨーロッパ、中国、東南アジア、南北アメリカなど、ネットワークを使い、世界中の原料を求め、ヤオコーのバイヤーは奔走しています。
ヤオコーの商売に賛同いただいた現地の生産者様、お取引先様との信頼関係を築きながら、新鮮で美味しい原料を確保し、一つ一つの商品をお客さまにお届けしています。平成29年は、新たに株式会社小川貿易を設立し、商社機能をスタートします。より、機動的な商品の輸出入が可能になり、独自商品の開発に磨きをかけます。

プライベートブランド商品

「安全・安心」をはじめ、信頼される品質はもちろんのこと、「おいしさ」と「お買い求めしやすい価格」を追求してオリジナル商品を開発しています。「Yes!YAOKO」と株式会社ライフコーポレーションとの共同開発商品「star select」を独自ブランドとして育成しています。さらに、産地開発の専門部署と連動し、優れた原料を一括で確保し、同一の原料から部門横断的な商品を開発するなど、"ヤオコーでしか買えない独自の商品づくり"は更に進化しています。

季節や地域に密着した、クッキングサポートや商品提案力

用途・シーン別品揃え、生活提案

それぞれのお店で、地域のお客さまのニーズに対応した品揃えや提案があることがヤオコーの強みです。地域ごとに食生活の慣習や住民の家族構成、年齢構成は少しずつ違います。新鮮な旬の商品の紹介や食べ方提案、日常普段からキワの特別なシーンにいたるまで、お客さまが必要なもの、欲しいものがあり、ご満足いただけるきめ細かな品揃えを実現しています。また、クッキングサポートは、簡単で美味しい毎日のメニュー提案や食事に関する相談の場としてご支持を得ています。

F S P データを活用した販売戦略

ヤオコーカードの導入に伴い、FSP(フリークエント・ショッパーズ・プログラム)データを活用して、お客さまの潜在的なニーズや店舗ごとの特徴を捉え、適格でスピーディーな売場提案や品揃えのブラッシュアップを図っています。ヤオコーでは「顧客セグメント19」を独自ツールとして開発、お客さまのお買い物の傾向を分析し、各店舗、商品部に至るまで、お店の側にお住いのすべてのお客さまにカスタマーとなっていただく商品開発やサービスに努めています。

研修や育成に注力しており、一人ひとりの人間力でお客さまのニーズに応えます

全員参加の商売のベ一スなる人づくり

企業規模が大きくなるにつれ、教育不足による店舗間格差の拡大、創業精神や経営理念の継承が薄らぐことが懸念されます。ヤオコーでは、職位や階層に応じた教育カリキュラムの充実や理念教育などを通して、安定した店舗運営や社員が「働きがい」をしっかり感じることができる組織づくりを目指しています。
「全員参加の商売」が当社の強みの源泉であり、社員一人一人の能力アップが、強いお店づくりには不可欠です。特に人材育成には力を入れています。

食の「安全・安心」や、独自商品の充実に向けた体制を整えています

デリカ・生鮮センター

東松山にあるデリカ・生鮮センターは、2017年度に第2センターを稼働し、店舗をバックアップする仕組みをさらに充実しました。"ヤオコーでしか買えない独自商品"の開発に向けて、出来立てつくり立てのインストアの強みを強化し、商品の磨き込み・差別化をすすめています。
また並行して、店舗サポート機能の強化と製造原価の改善に取組み、働きやすい職場づくりや魅力ある商品づくりに努めています。
さらに、生鮮・デリカセンターは、2014年に食品安全マネジメントシステム国際規格「ISO22000」を認証取得しました。食の「安全・安心」の確保に向けて、更なる体制の強化、維持・向上をはかっています。

物流センター

ドミナント出店をサポートするため、現在、狭山センター、熊谷センター、千葉センター、伊勢崎センター、横浜センターの5か所に全店舗を管轄する物流センターを配備しています。
物流センターは、配送距離の短縮、物流コストの低減を実現しつつ、安全・確実、スピーディーに各店舗へ配送が可能な安定した物流網を構築しています。
さらに、2017年度に新たに稼働した熊谷物流センターは、生産性向上、独自商品の充実の取組みとして、カテゴリー納品の細分化、直輸入ワインの貯蔵庫、青果加工場の設置などの機能を備えています。