トップメッセージ

豊かで楽しく健康的な食生活を提案する
ことによって、多くのお客さまから
「おかげさまで」と感謝される存在でありたい

 ヤオコーは「日本一元気」なスーパーマーケット企業と言われ続けています。それは、アルバイトさんやパートナー(パート)さんを含めて、社員が日本一元気に働いてくれているからです。そして社員のその元気さを引き出したり支えたりしているものが、大きく2つあると私は考えています。その第一は、志の高い企業理念を経営のバックボーンとして大切にし続けていること。第二は、「豊かで楽しく健康的な食生活を提案する」を商いのコンセプトに定めて、その充実、進化に努力し続けていることです。

 ヤオコーの基本理念は、「生活者の日常の消費生活をより豊かにすることによって地域文化の向上・発展に寄与する」というものです。売れればよいとか、儲かればよいのではなく、私達の働きが、地域の皆様の食を中心とした日常生活の楽しさや豊かさに役立つこと。そのことが、ヤオコーの存在意義であり目的です。この「目的」を「豊かで楽しく健康的な食生活を提案する」ことによって実現したいと私達は考えています。

 多くの人々にとって、食生活の楽しさや豊かさは、生きる幸せのベースになっているはずです。そして、最寄りのスーパーマーケットの商いのレベルが、その地域の方々の食生活のレベルを決めてしまうのですから、私達の役割は重要ですし、働き甲斐でもあります。多くのお客さまから「おかげさまで」と感謝される私達になりたいと、ヤオコーは日々努力を重ねています。

地域のすべてのお客さまに
豊かで楽しく健康的な食生活」をご提案できるよう、
ヤオコーはこれからも進化を続けます

 おかげさまで当社は、2020年に創業130周年を迎えました。小さな町の八百屋から始まり、現在は埼玉県を中心に一都六県に店舗を展開しております。これも偏に、ご愛顧くださるお客さま、ご支援くださるお取引先様のおかげと、深く感謝申し上げます。

 近年、変化のスピードは加速しています。情報技術の進歩やスマートフォンの普及により、eコマースやシェアリングサービスが急速に拡大し、人口減少・高齢化が進む中で人々のライフスタイルはますます多様化しています。さらに足下では、新型コロナウイルス感染症拡大やウクライナ情勢の長期化により、経済活動が混乱し、先行き不透明な状況が継続しています。しかし、そうした不安定な変化の中でも、毎日の「食事を楽しみたい」という欲求は不変であると思います。むしろ、日常生活の中で「ちょっとした幸せ」を感じられる瞬間が、今まで以上に求められているのではないでしょうか。

 当社は、「豊かで楽しく健康的な食生活を提案する」を方針に掲げ、日々、進化を図っています。鮮度の良い「美味しい」商品をお届けすることはもちろん、「簡単に作りたい」「上手に節約したい」「健康に配慮したい」といった様々ニーズに提案力でお応えして参ります。これから50年後、100年後までも地域社会に寄り添い、地域の皆様に「ヤオコーが近くにあって本当によかった」と心から言っていただけるお店づくり・サービスのご提供を実現して参ります。