Department 部署紹介

販売部は、お客様の動向を把握しやすいように地域特性を考慮し14地区に細分化されており、ヤオコーの全店舗が所属する部署です。店長、副店長を中心に9つの部門で構成し、部門ごとに売場の責任者である主任(リーダー)が配置されています。社員だけではなくメンバーさんも含めると1店舗あたりの在籍人数は100名～200名程となり、その全員に商売に参加してもらいながら個店経営を実現していく部署です。

生鮮部は、精肉・鮮魚・青果(花を含む)の3部門で構成されています。どの部門においても、美味しくて高品質な生鮮商品をお客様にご提供するために工夫を凝らします。例えば、チラシなどで告知しているにも関わらず天候不順で店頭に並べられない、お客様にお届けできないということがないように数量確保の調整をしつつ、鮮度が高い高品質な生鮮商品を織り交ぜながらお店に届ける工夫をしています。美味しくて高品質な商品は決して安くはありませんので、商品に独自価値を加えながら店舗あるいはお客様に提案していく部署です。

グロッサリー部は日配食品・ドライ食品・酒・住居部門で構成され、取り扱いはナショナルブランド商品中心ですがプライベート商品の開発にも力を入れています。数多くの商品を扱うため、商品選定の工夫をする必要があります。例えば、牛乳ひとつとっても種類は様々で、牛乳売場にどの順番でどの商品を並べると売上と利益が最大化するかを考えて棚割りの作成をします。地方に眠っている唯一無二のグロッサリー商品を探し出し、物流計画から販売促進までを一手に担う部署です。

デリカ事業部は惣菜・寿司・インストアベーカリーの3部門で構成され、「あずき香る粒あんおはぎ」「やみつきポキ丼」「小麦薫る！もちもちピザ(マルゲリータ)」「鉄板巻上げ自家製厚焼玉子」などといった数々の代表的なヒット商品を生み出しています。開発した商品は店内調理によってお客様に提供されるため、誰が調理しても同じ美味しさと出来栄えで“ヤオコークオリティ”を維持させる必要があります。時間帯などによってお客様のニーズが変化するため、おススメ商品を変えるなどの工夫を凝らしながら「できたて作りたての美味しさ」をお客様に届ける部署です。

SPA推進部は、東松山及び熊谷デリカ・生鮮センターの２つのセンターを管轄しています。生鮮品の加工作業やパック包装を行うプロセスセンターの機能を備えているのはもちろん、センターには商品開発担当も配置されており、原料や製造方法にこだわったデリカ商品の新規開発にも積極的に取り組んでいます。原料調達～製造〜物流～販売といった川上から川下までの全てを自社で手掛ける「食品の製造小売業」の先駆者というポジションを確立させていく部署です。

ヤオコーファームは、お客様へ常に新鮮で安全・安心な美味しい野菜をお届けするため2016年にスタートした農場です。自社の物流センター（狭山、熊谷）の近くで農地を設け、採れたての野菜をお店に供給しています。“採れたて”だけではなく、食品の安全性、自然環境の保全、生産者の労働安全に配慮しながら長期的に持続可能な農産物の栽培と供給に取り組んでいます。

営業企画部は、営業戦略・クッキングサポート・ライフスタイルマーケティング室・CX企画・ネットスーパー推進の5部門で構成されています。営業戦略はこの部署の中核であり、数多くのお客様がお店にご来店いただくための販促企画全般を担います。また、ヤオコー独自の強みでもある“店舗で毎日のメニューを提案”するクッキングサポートもこの部署に所属しています。ほかにも、次世代型と言われるネットスーパー分野の推進をしています。営業企画部は、いつの時代になってもヤオコーがお客様から選ばれるために店舗の現場やWEBなど様々なチャネルを活用し集客施策や利便性向上施策の企画から実行をしていく部署です。

店舗サポート部は、販売サポート・レジ・お客様相談室の3部門で構成されています。お客様対応の中核を担うお客様相談室には、年間10万件を超えるお問い合わせがあり、その情報を一元化し迅速に社内共有することで接客サービスの改善・新商品の開発に活かしています。もちろん、店舗にも直接足を運び、接客向上のための教育・指導も行います。ご来店されたお客様が笑顔で帰っていただけるように、お客様視点を持ちながら店舗運営のサポートをしていく部署です。

ロジスティクス推進部は、戦略調達と物流の2部門で構成されています。商品の運送・保管・入出庫・受発注・在庫管理などのロジスティクスに関わる業務全般を、効率よく円滑に進める役割を担います。また、新設した草加物流センターではヤオコー初の独自倉庫管理システムを導入し、最新鋭の物流体制を構築しています。お客様への商品供給に欠かせないロジスティクスをマネジメントしていく部署です。

デジタル統括部は、DX推進・IT基盤・プロダクト開発の3部門で構成されています。様々なデータと先進的なデジタル技術を活用し、社内システムの開発・DX化の推進をしています。ヤオコー独自のシステム開発も積極的に行っており、AI需要予測に基づく自動発注システムを全店舗に導入しました。テクノロジーの力によって店舗運営業務の生産性向上はもちろん、お客様の買い物の利便性を高めていく部署です。

人事総務部は、業務・人事・採用教育・総務・ダイバーシティ推進の5部門で構成されています。株主総会の運営、新店出店時の許認可取得をはじめ、人事制度・福利厚生の企画、給与・賞与・入退社の契約管理、給与計算・勤怠・人材管理データベースの運用などその業務は多岐にわたります。さらには、採用計画の立案や選考面接といった採用業務はもちろん、入社後研修などの育成も担い、ダイバーシティの推進や社員の健康を守るための健康診断の実施などにも対応している部署です。

コーポレートブランド戦略部は、コーポレートコミュニケーションとブランド戦略室の2部門で構成されています。重要度を増す企業ブランディングについて会社全体のブランディングを統括し、まさに「ヤオコーブランド」を司る部門といっても過言ではありません。開発本部と連携し、新店、改装店の全体環境の監修、販促物・ノベルティーのデザインまで関わり、お客様にヤオコーブランドが魅力的かつ正しく伝わるような施策に取り組む部署です。

カイゼン担当部は、営業統括本部直轄の部署です。「お店の先のお客様の”お役立ち”のために」をコンセプトに、日頃の店舗運営における業務から「ムリ」・「ムダ」・「ムラ」を見つけ取り除くことによって、業務の効率化と生産性の向上を実現していきます。一つひとつの作業の基準作りと仕組みを作り、様々なテスト・検証を行い全店に浸透させることでお客様の満足度を高めていく部署です。

開発本部は、開発統括・店舗開発・店舗企画の3部署で構成されています。ヤオコーの新店舗の候補地を開発し新店舗を生み出すために、地主さんとの交渉を行なったり、地域の世帯数や競合店の現状や動向を調査しつつ、新店舗の収益見込みを計画していきます。また、新店舗の設計や施工管理、新規出店後の什器・設備のメンテナンスなど幅広い業務を担っているのが開発本部です。