K.O.さん
教育制度で得た技術を伝え、可能性を広げてこられたから、
ゆくゆくは人を成長させられる店長になりたいです。
望んでいた食に関わる仕事でお客様に喜んでもらうことに加えて、
仲間が活躍する姿を見ることも喜びに。
数ある業界、職種の中で、なぜヤオコーを選んだのでしょう?
食に関わる仕事もさまざまあるのに気づき、勢いがある会社なのを知って応募しました。
食べることが好きだったので、将来は食に関わる仕事に就きたいと思っていました。メーカーや流通業界などを調べていたのですが、たまたま自宅の近くにヤオコーがあったので、就活のときにチェックしてみようかな、という軽い気持ちで調べ始めました。
最初は小売業界に偏見を持っていて、給料が安いかもとか、休日が取れないのではないかとか考えましたが、どうやらヤオコーはそうではないらしいということに気がつきました。採用パンフレットで、営業利益も伸びていてずっと右肩上がりの成長を続けていること。ほかと比較しても待遇もよさそうで、勢いがある会社だなという印象を受けたので、採用応募して、無事内定をいただいたという次第です。

現在の仕事内容を教えてください。
新商品の開発に携わったことで、今、取り扱っている惣菜への愛が深まりました。
現在は、お店でのお惣菜の調理と品出しが基本的な業務です。揚げ物を担当するフライヤー、天ぷら、お好み焼き、焼きそば、お弁当と作業の区分けはいくつかあり、調理されたものを主任や社員が中心となって売り場に陳列していきます。主任としての役割は、部門全体の管理です。売上計画の進捗確認や発注作業、人員管理やシフト作成も行ないます。
商品開発は、基本的にはバイヤーの仕事ですが、たまに私たちも関わることがあります。3年ほど前、新店オープンに携わった際に、新たな目玉商品の開発に従事したことがありました。有名な焼きそば屋を見つけたので、店長と一緒に調査に出かけ、商品開発の参考にさせて頂きました。そして誕生したのが、太麺の焼きそばの中にごろっと大きなポテトを入れた『ポテト焼きそば』です。当時のお店では好評だったのですが、全店共通の定番商品とまではいかなかったのが心残りですが、自分が作った商品をお客様が買っていくのを見るのは、うれしかったです。
そして普段、私たちが扱っているお惣菜も、過去に誰かが試行錯誤をして生み出したものだということに気づくことができたのが大きかったです。日々売り場に出しているお惣菜たちに対して、より愛着が湧くようになりましたね。

仕事のやりがいを教えてください。
自分が身に付けたヤオコーの調理技術をパートナーさんたちが身につけ、できるようになっていくのを見るのがやりがいです。
人の食べられる量は決まっているので、どんなお金持ちであっても、基本は1日3食。その1食に、私が関わったお惣菜が採用されるとはありがたいことですし、同時に責任も感じます。当然、お客様に喜んでもらうこと自体がやりがいなのですが、さらに、私が教えたヤオコーの調理技術を身につけていって、楽しくお惣菜づくりをするようになっていく姿を見るのも、大きなやりがいになっています。
そもそもヤオコーは教育制度が充実しているので、新入社員になったら研修センターで調理のポイントを叩き込まれます。作業は一通り覚えていきますが、例えば海老の天ぷらだけでも、技術試験の認定項目が4つと、知識が問われる筆記試験があります。海老の天ぷらは、先端からしっぽまでが綺麗な逆三角形になるように調理することを求められます。それに長さも決まっていて、試験のときは定規できちんと測られますからね(笑)。
最初の頃は理由がわからずに覚えていくだけですが、全店舗で統一できていないと、ヤオコーブランドが保てないんです。それに、社員は各店舗に配属されたときに、パートナーさんに作り方を教えるのも重要な任務の一つで、調理のポイントを理解していないと正しく伝えられないのです。自分が学んだことは、いずれは仲間に教える項目になりますので、研修にも身が入りますよ。そして自分が教えたパートナーさんたちが、どんどん活躍していく姿をみるのは、本当にうれしいことなんです。
これからやりたい役職について教えてください。
人を最も成長させる役職は店長です。
私も可能性を広げる店長になりたいですね。
将来の目標は店長になることです。会社は人が成長しないと拡大できません。人を最も成長させるのは、店長の役割だと実感しています。私が言われてきたように、「失敗してもいいからやってみな」と、周りを萎縮させずにチャレンジすることを促せるような"可能性を広げる店長"になりたいですね。ヤオコーにはそういう店長が多いと思いますので、いずれはそのなかのひとりになりたいです。
もし、ヤオコーに入社して、海老の天ぷらの揚げ方に苦労しているのを見かけたら、私がしっかり教えてあげます。安心してください(笑)。
