商品ストーリー

こだわりの生鮮 2017.07.08

"桃づくりの神"が情熱を注いだ、絶品の木熟桃がヤオコーに登場!

「こっちは長い時間をかけて、しっかり取り組もうと思ってるんだ! ヤオコーにはその覚悟はあるのか!?」
青果担当に着任した早々、叱責を受けた藤野。声の主は山梨の加納岩果実農業協同組合(通称・まるか)の広瀬さんでした。今までの努力を新任者はどこまで分かってるのか——それは何よりもおいしい桃を作りたいという情熱と苦労を重ねてきた広瀬さんだからこその言葉。その思いを受けた藤野と広瀬さんは、手軽な価格で驚くほどおいしい桃をヤオコーで販売するべく、桃づくりへの新たな挑戦を始めたのです。

安全でおいしい桃を知ってほしい。ベテランが継承する『まるか』の桃づくり

日本有数の桃の名産地として知られる山梨県笛吹市。『まるか』の歴史は古く、果実専業農家のグループとして、この地で約70年続いてきました。現在のメンバーは25人。全員が、環境負荷の軽減に配慮した「エコファーマー」の認定を県から受けています。その『まるか』で月に2度、開催されているのが桃づくりの勉強会。ベテランの広瀬さんの技術指導のもと、おいしさにこだわった桃づくりを行っているのです。
「“桃づくりの神”と呼ばれるほど、知識も経験も豊富な広瀬さんは、一言で言うなら頑固一徹オヤジ。私もたまに定例会に参加し、一緒に学ばせてもらっていますが、最初は怒られてばかりで、怖かったですね(苦笑)。でも、広瀬さんたちの熱意を知れば知るほど、私も半端な気持ちじゃダメだと背筋が伸びる思いがするんです」(青果担当・藤野、以下同)

『まるか』の桃づくりは土づくりから始まります。毎年土壌検査を行い、その年の土質に合わせて米ぬかや大豆かす、魚粉、菜種かすなどを混ぜ合わせた自家製の堆肥をつくるほか、園地にはライ麦や雑草を共生させて地力を養う“草生栽培”を取り入れ、土が持つ力を最大限に引き出しているのです。

すべてはおいしさのために。気の遠くなる作業は続く

桃栽培では病害虫を防ぐため、実に袋をかけるのが一般的ですが、『まるか』ではあえて袋をかけません。もちろん虫はつきやすくなるので、広瀬さんたちはひとつひとつ目で確認しながら、虫を取り除いていきます。気の遠くなるような作業ですが、そこまでしても無袋にこだわるのは、太陽の光を直接浴びた桃は糖度が高く、濃厚な香りがするから。
そして迎える収穫のとき。お店に並んだときに最も食べ頃になるよう、天候や実の状態を見極めて収穫された桃は、光センサーでひとつひとつ糖度を計測し、出荷します。
「桃は非常にデリケートな果物で、収穫のベストタイミングを見極めるのは至難の技なんです。広瀬さんは『桃の声を聞いて決めるんだ』と言うんですが、長年の経験と勘がなければできないことです」
最大の出荷量を誇る看板品種「白鳳」はその代表格。太陽の光をたっぷり浴びて育った桃は、みずみずしく、驚くほど深みのある甘さです。

ピンクの表皮に浮かぶ白い点々が、食べ頃のサイン

収穫された『まるか』の桃は、『山梨県産 加納岩果実 木熟桃』としてヤオコーに並びます。表面を覆う細かなうぶ毛、やわらかな弾力とふっくらした丸み、美しいピンクのグラデーション、熟していることを示す表面の白い点々、そして顔を少し近づけるだけでふわっと漂う甘い香り。そのどれもが、『まるか』の桃のおいしさを物語っています。
「『まるか』の桃なら、いつ、どれを食べても間違いがありません。ぜひ、たくさんの方に食べていただき、このおいしさを知ってほしいですね」
太陽の恵みと生産者の飽くなき探究心と努力が実り、誕生した『まるか』の桃。みずみずしい果肉を頬張れば、濃厚な甘みが溢れ出し、そのおいしさに思わず笑顔になることでしょう。

『山梨県産 加納岩果実 木熟桃』 一部店舗にて取り扱い

※掲載情報は公開時点の情報です。ご覧になった時点で販売が終了している場合や価格・仕様等情報が変更になっている場合がありますので、予めご了承ください。

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