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こだわりの生鮮 2021.03.29

パサつかない!ササミの賢い使い方

パサつかない!ササミの賢い使い方

鶏肉の他の部位と比べて、低脂肪・高タンパクで低カロリーとして知られている鶏のササミ。
でもパサパサしちゃって苦手、うまく使えないという人も多いのでは?
そこで精肉担当の笠島にササミの上手な活用法について聞いてみました。

ちょっとした処理をするだけでササミが激変!

Q.白い筋がうまく取れません。

A.お店では筋の端をつまみ、筋の上に包丁の背を当てて、まな板に押し当てながら肉をスーッと引きます。
ただ家でやろうとすると筋が切れたりして難しい。そこでフォークの間に筋を入れて、筋を引っ張ってみてください。フォークの背で肉が押さえられるので、力も入れやすいと思います。

Q.お肉がパサつかない方法はありますか?

A.下処理でササミの表面に料理酒をささっと振りかけてなじませると、パサつきにくくなります。

Q.上手な冷凍方法はありますか?

A.生のまま冷凍をすると解凍したときにドリップと一緒に水分が抜けて、パサつく原因になります。料理酒で下処理をして、塩こしょうで下味をつけて加熱をしたら、使い切れる量にわけて、ラップや密封袋に入れて冷凍しましょう。このとき空気が入らないように注意して。冷凍庫で1週間ぐらいがおいしく食べられる目安です。

パサつき知らずの上手な調理法教えます!

Q.いつも加熱しすぎてパサついてしまいます。

A.75℃以上で1分間の加熱が推奨されているように、低温でゆっくり火を通すのがおすすめです。例えば茹でるときは、沸騰したお湯にササミを入れたら、火を止めて余熱で調理するといいでしょう。竹串をさして肉汁が透き通っていたら、中まで火が通っています。
電子レンジで加熱する時は、耐熱皿にのせてラップをして、3本なら600Wで3~4分が目安です。

Q.ササミのおいしい食べ方を教えてください。

A.脂肪分が少ないのでチキンカツなどの油を使った調理法はぴったりです。よだれ鶏やバンバンジーなど、タレをかけるメニューは、茹でたササミを手で割くと表面積が増えるので、タレが絡みやすくなりますよ。


ササミを上手に活用できそうでしょうか?
ヤオコーでは一定の基準を満たした銘柄鶏を『香味どり』の名前で販売しています。
「一般的な国産若鶏は臭みを感じるものも多いのですが、この香味どりは植物性飼料をメインとしているため、ジューシーで臭みがないと評判です」(精肉担当・笠島)
鶏肉も下処理もちょっとこだわって、おいしいササミ料理を楽しんでください。

※画像はすべてイメージです。
※掲載情報は公開時点の情報です。ご覧になった時点で販売が終了している場合や価格・仕様等情報が変更になっている場合がありますので、予めご了承ください。

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