愛され続けて20年以上。ヤオコーのバタールって何?
ヤオコーのインストアベーカリー「ヤオコーピノ」で20年以上愛され続けているパンがあります。それはフランスパンの『バタール』。
「小麦粉と塩と水、酵母、ドライイーストだけで作った、すご~くシンプルで地味なパンです。でも、それだけにごまかしがきかないので、今でも試行錯誤しながら少しずつ進化しているんです」と話すのは、ベーカリー担当の関谷。その地味なパンがなぜここまで愛されているのでしょうか。
フランス産小麦粉配合で外パリッ、中モチッを実現
フランスパンでありがちなのが、皮がふにゃっとしていたり、逆に口の中が傷つきそうなぐらい皮が固いもの。ところがヤオコーのバタールは、皮はパリッと軽やかながら口当たりがやさしく、内側はモチモチッ。噛むほどに小麦の香りと旨味を感じられる、こだわりのベーカリーにも負けないほどのおいしさです。
「その秘密はフランス産小麦粉にあります。フランス産の小麦粉は風味がよくて、外側がパリッとするのが特徴。ただし原料の価格が高いし、パンを作るのも難しくなるんですよ。そこでヤオコーでは他の小麦粉とブレンドすることで問題を解決しました。スーパーでここまでこだわった粉を使っているのは、なかなかありません」(ベーカリー担当・関谷、以下同)
技術認定を受けたスタッフがお店で全て手作り!
『バタール』は配合から発酵や焼成まで、すべて各お店で行っています。ただ、フランス産小麦粉を使っているため、上手に作るのは意外と難しいそう。そこでヤオコーでは技術認定試験を行うなど、技術力向上のための取り組みをしています。
「水を吸わせる時間や配合、温度などを守らないとクープという割れ目ができなかったり、おいしくなくなってしまうんです。また、夏と冬では味覚が変わるので、塩の量を調整したり、細かなところまでこだわっています。バターや牛乳などを使う他のパンと違って、フランスパンは何も混ぜないだけに、素材や技術の差がストレートに味に出ます。だからこそ手を抜けない商品なんです」
余ったバタールは冷凍庫で保存するのが正解!
「バタールが一番おいしいのは焼き上がりで、時間が経つと外側がやわらかくなってしまいます。その日に食べない分はスライスして冷凍庫で保存して、焼くときに霧吹きをかけてトースターなどで温めてもらうと出来たての食感に戻りますよ」。
『バタール』と同じ素材と製法で作った、テーブルサイズの『プチフランス』もご用意。また、ご要望いただければ、バタールをスライスすることもできます。長年愛され続けてきた味をぜひ一度確かめてみてください。
『フランスパンバタール』1本198円(税込213.84円)
『プチフランス』1個50円(税込54.00円)
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