商品ストーリー

氷いっぱいのグラスにアイスコーヒーを注いで、家事の合間にブレイクタイム。夏はアイスコーヒー、という方も多いのではないでしょうか？　と、そこに疑問を投げかけてきたのは、商品開発担当・近野。「手軽に買えるアイスコーヒーって、コクというより雑味や苦みが強かったり、コーヒーの豊かな香りが弱いものが多い気がしていて…。僕は家でも、華やかな香りでスッキリとおいしい、喫茶店のようなアイスコーヒーが飲みたいんです！」。実は近野はヤオコーのコーヒー開発を担う、コーヒーのスペシャリスト。その近野が“これなら！”という味を求めて試行錯誤したアイスコーヒーの傑作がついに完成。コーヒーマニアのこだわりがつまった『Yes!Premium贅沢な完熟豆をじっくり淹れたふわっと香るアイスコーヒー』の舞台裏にフォーカスします。

農園指定・完熟豆を贅沢にもアイスコーヒーに投入

「啖呵をきってしまいましたが、同じコーヒーでもホットコーヒーとアイスコーヒーの開発は全くの別物で、こんなに勝手が違うのか、と驚きました。豆のブレンド、焙煎、抽出…全ての工程で数え切れないくらいの試行錯誤を繰り返して…いやぁ、想像以上に難しかったですね」（商品開発担当・近野、以下同）と開発の苦労をにじませます。
「最初に取りかかったのは、アイスコーヒーの飲み比べ。数十種類のコーヒーの味の違いを徹底的に研究しました。そうしたら、パック詰めのアイスコーヒーで農園を指定したものや、完熟豆を使ったものってほとんど存在しないんです。でも普通、おいしいコーヒーはクオリティにもこだわってますし、完熟豆を使っているもの。アイスコーヒーだってそうであるべきだと、思い切って、ヤオコーの産地指定コーヒーで使っているブラジル・ダ ラゴア農園のアラビカ種100％の完熟豆をベースにすることにしました。この豆は旨味が凝縮していて、カラメルのようなほのかな甘みがあって、個性の強いコーヒー豆とブレンドしても全体が上品な味わいにまとまるんです」

豆それぞれの味を引き出すため、３つのコーヒー豆は別々に焙煎

ベースとなるコーヒー豆が決まったところで、次はブレンド。数ある候補の中から選び抜いたのは、ベリーやピーチを思わせる華やかな香りのエチオピア・シダモ地域限定の完熟豆と、黒糖やメイプルシロップのようなコクを感じさせるコロンビア・ウイラ ブリサス限定の完熟豆。ブラジル産、エチオピア産、コロンビア産の３種類の完熟豆を混ぜ合わせることで、コクや深みがありながらもすっきりとしたブレンドになりました。
近野のこだわりは豆に留まらず、焙煎にも及びました。全ての豆を混ぜて一気に焙煎すれば早いところ、豆の産地ごとに焙煎を分け、それぞれの豆ごとに時間を細かく調整しながら、熱風式焙煎機でじっくりと煎っていくのです。
「豆を全部一緒に煎ったのでは、それぞれの個性を十分に引き出すことができないんです。手間はかかりますが、香り・コク・甘みを出すためにこだわりました」

抽出するのになんと30分！　ネルドリップで喫茶店のようなおいしさを実現

おいしいコーヒーのためには時間をかけるのが近野流。抽出方法は、豆のおいしさを最も引き出すことができると多くのプロが支持する“ネルドリップ式”を採用。布フィルターによって豆の雑味が取り除かれ、まろやかでコクのある味わいが生み出されるのですが、なんと抽出するのに30分以上もかかるのです！
「大きな布フィルターを使い、お湯の温度、蒸らし時間、抽出時間を細かく設定して、じっくりじっくり淹れています。規模こそ違えど、手間のかけ方はハンドドリップと変わりません。工場ではコーヒーのいい香りが漂っていて、そこにいるだけで幸せな気持ちになれます」
　丁寧に淹れられたコーヒーは、深いコクがありながらも、雑味や苦味はなく、後味もすっきり。口に広がるコーヒーの豊かな香りを楽しみながらゆっくりと味わいたくなるような、贅沢感のあるアイスコーヒーです。

「味に深みがあるので、ミルクやシロップを入れてもしっかりとコーヒーの味を楽しめますが、まずはストレートで飲んでみてください。味の違いにきっと驚いてもらえると思います」
喫茶店やカフェにも引けをとらない本格的な味わいが手軽に楽しめる新作アイスコーヒー。夏の目覚めの一杯に、ランチの後に、スイーツタイムに、おもてなしに…ひとときの贅沢を味わってみてください。

『Yes!Premium贅沢な完熟豆をじっくり淹れたふわっと香るアイスコーヒー』1000ml 338円 (税込365.04円 )

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