ライバル店も真似をする!? ヤオコーの新名物・自家製厚焼玉子が話題!
惣菜を作るヤオコーのお店の厨房には、大きな鉄板があります(※)。この鉄板で最近作られているのが、『鉄板巻上げ 自家製厚焼玉子』。家庭の味を再現したような、素朴なおいしさが人気を呼び、今では『手握りおはぎ』に続く、ヤオコーの新名物として注目を集めています。
厚焼玉子1本に、こだわりの卵をなんと5個も使用!
お寿司屋さんの玉子焼や、出汁の効いたお蕎麦屋さんの玉子焼…玉子焼とはいっても、味付けや焼き加減はさまざま。「そのなかでヤオコーが目指したのは少し甘めの、懐かしいおふくろの味。味のベースとなる卵は、卵黄の濃い、コクのある卵を厳選。厚焼玉子1本になんと卵5個も使っているんです。味付けはかつおだしと醤油と砂糖。シンプルですが、配合の比率はかなり研究して、試作を繰り返しました」(惣菜担当・森永、以下同)
ヤオコーだからできたユニークな調理法“鉄板巻上げ”
自家製厚焼玉子の大きな特徴となっているのが“焼き”です。家庭では玉子焼用フライパンを使うのが一般的ですが、お店でたくさん焼くとなるとそれでは追いつきません。そこで森永が目をつけたのが約130店舗に設置されている、大きな鉄板。お好み焼などの惣菜を作るときに使用されているものです。
「これをうまく使えば、たくさんの玉子焼を一度に焼くことができ、しかもできたてのおいしさをお客様に提供できると考えました」
しかし、問題はこの大きな鉄板でどうやって厚焼玉子を作るかです。型を使うなど、色々試しましたが、どれもうまくいかず…。悩んでいたときに偶然目にしたのが、鉄板焼居酒屋の“鉄板巻上げ”というユニークな手法でした。
「卵を帯状に薄く広げて、ヘラを使って、端からクルクル巻き上げていくんです。火の通りも均一で、ふんわりとした厚焼玉子を作ることができます。そこでお店の方に作り方を教えていただき、練習することにしました」
熱々も冷めてもおいしい厚焼玉子。様々な具入りの玉子焼も登場予定
早速、惣菜売り場で働くスタッフに作り方をレクチャーした森永。
「卵を均一に広げたり、素早く巻上げるのが意外と難しいのですが、みんなお好み焼でヘラの技術や鉄板の火力を熟知しているので、飲み込みがすごく早くて驚きました」
巻き上げ回数は約18回! クルクルと巻くことで、ミルクレープのような細かな層ができて、ふんわり&しっとりした食感に。熱々はもちろん、冷めてもおいしい厚焼玉子ができました。そのおいしさが話題となり、今ではほかのスーパーさんから『ぜひ作り方を教えてほしい!』とお願いされることも!
「そう言ってくれるなら、とレシピは教えているのですが、なかなか同じ味にはならないようです。このおいしさは、お好み焼で鍛えられたスタッフだからこそ実現できる商品なんです」
今後は様々な具を入れてアレンジした厚焼玉子を作るのが目標です。
「『桜海老&九条ねぎの厚焼玉子』も好評ですよ。ねぎを一度焼いてから加えているので、時間が経っても水っぽくならず、『香ばしくておいしい!』と人気です。今後は洋風のチーズ&コンビーフとか、季節ごとの厚焼玉子を色々作りたいと夢は広がっていくばかりです(笑)。時間帯によってはガラス越しにスタッフの“鉄板巻上げ”ワザを見られるチャンスもあるので、鉄板コーナーの近くを通ったらぜひのぞいてみてください。子供たちから『格好いい!』って拍手されることもあるんですよ」
食べておいしい、見て楽しい、ヤオコーの新名物。ぜひ、味わってみてくださいね。
『鉄板巻上げ 自家製厚焼玉子』『鉄板巻上げ 自家製厚焼玉子~桜海老&九条ねぎ~』
※下記店舗ではお取り扱いがございません。(2017/8/23現在)
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