Top Message トップメッセージ

ヤオコーの強み=(商品力 + 提案力 )× チーム力。
ヤオコーはチームで働く会社です。

代表取締役社長 川野 澄人

ヤオコーが目指すもの 豊かで、楽しい食卓を作っていくために。

ヤオコーは、お客様の「豊かで楽しい食生活」を提案することをコンセプトに掲げている食品スーパーマーケットです。
「食」はいつの世も変わらぬ、生命にとってなくてはならない普遍的な営みです。

「食物」という「モノ」が、組み合わされ調理されて、「食事」という「コト」になります。
人と動物とを分ける境界線のひとつは、「食べるモノ」から発展して、「食べるコト」に意味を見出すことができるという、その点にあるのではないかと思います。

毎日の食事には、人の健康を保ち活動のエネルギーを補給するという大切な役割があります。
さらに我々はそこにプラスアルファの要素、すなわち食生活に「豊かさ」「楽しさ」を表現していきたいと考えています。
抜群の鮮度とおいしさで、他にはないオリジナリティあふれる商品で、あるいは料理のほんの少しのアイデアやひと工夫をお伝えすることで、毎日の食事はもっともっと豊かで、もっともっと楽しくなっていきます。

ちょっとした記念日に家族や仲間と過ごす団らんのひと時、あるいはちょっとしたうれしい出来事があった時。
その「ちょっとした」日の食卓に、何か素敵な驚きや発見で彩りを添えて差し上げられれば、そんな「ハレの日」の食卓もまた、もっともっと豊かで楽しいものにできるのではないかと思います。

そう、我々が目指すのは「豊かで楽しい食生活提案型スーパーマーケットの充実」です。

ヤオコーの「商品力」とは お客様の求める、ヤオコーにしかない商品を開発し続ける。

商品力とは、「ヤオコーでしか買えない美味しい商品が、お店にいくつあるか」ということです。

世間一般に流通しているNB(ナショナルブランド)商品は当然日本中どこでも販売していますから、ヤオコーでしか買えない商品を充実させるためには、やはり自社で商品開発をするしか道はありません。
そのためバイヤーは優れた商材を求めて、世界各地を飛び回ります。
数年前からは、日本にはない優れた商品や原材料を直接調達するための子会社(小川貿易)も立ち上げ、アジアやヨーロッパなどの各国からの直輸入も軌道に乗っています。

さらに商品開発では、お店のメンバーさんの意見を聞くことも大切です。
重要な気づきは、お店でのふとした会話から生まれるものです。視野を世界に持ちながら、個店のメンバーさんの意見や提案を大切にする。マクロとミクロのバランスで開発商品は生み出されていきます。

自分の想いの中にある商品を、この世に生み出すことができる。自分の工夫で何万人ものお客様の暮らしがより豊かに、より楽しくなる。それは商品開発に携わるバイヤーの大きなやりがいの一つと言えるでしょう。

ヤオコーの「提案力」とは 全員でお客様に向き合い、求めていることを考え続ける。

提案力とは、それぞれのお店で地域のお客様のニーズにきめ細かく対応することです。

食品スーパーマーケットの商圏は非常に狭いものがあります。
お店から半径500mから1kmの範囲にお住まいのお客様に、繰り返し繰り返しご来店いただく商売です。
当然お店ごとに、住んでいるお客様は違ってきますから、店舗ごとの特性に合わせて品ぞろえや売り方を変えていき、地域のお客様のニーズにより近づく努力をしていくことが必要だとヤオコーでは考えます。

しかしながらこうなると変数が多すぎて、本部からの集中管理で全店のニーズに対応することは不可能です。
つまりヤオコーの求める商売の実現のためには、「部門単位・個店単位」で売場提案をしていく。ということが必要となります。
本部はサポート役に徹し、お店の全員が協力して知恵を出し合って売場を作り上げていく、それはいわば「全員参加の商売」です。

必然的に、個店を統括する「店長」の役割がとても重要になります。
ヤオコーの店長には、本部主導型の他チェーンと比較して、非常に大きな権限が与えられています。
自分の想いをメンバー全員で共有して、自店だけの「売場」という形に仕上げる。
そしてそれを地域のお客様に問いかける。圧倒的な反響を得て大きな売上を作り上げた時、あるいはお客様からの「美味しかった、楽しかった」というお声を頂いた時。
それは店長が最もやりがいを感じる瞬間の一つだと思います。

ヤオコーが求める人材とは 「食」と「人」。そして、「商売」が好きな人。

豊かで楽しい食生活提案の充実のためには、「全員参加の商売」が必要不可欠であるということがご理解いただけるかと思います。
そのために、一部のスター選手だけに光が当たるやり方ではなく、チームで働く、チームで仕事をするというのがヤオコー流です。

その「チーム力」こそがヤオコーの強さの源といえると確信しています。
ヤオコーで是非、皆さんの「想い」を形にし、実現して頂きたいと思います。チームの一員として。未来のバイヤーとして。また店長として。
「食」と「人」に対する好奇心だけ持って入社してきてください。心からお待ちしております。

多様性のある組織は強いものです。様々な背景を持つ多様な学生さんに、是非ヤオコーの門をたたいていただければ嬉しく思います。

プロフィール

株式会社ヤオコー
代表取締役社長 川野 澄人
1975年10月生まれ。1998年、東京大学経済学部を卒業し、日本長期信用銀行入社。
2001年、ヤオコー入社。 留学を経験後、いくつかの店舗で店長を経験。それぞれの部門の部長を経て2009年に取締役に。
経営改革推進本部副本部長、経営改革推進本部副本部長兼営業統括本部副本部長、常務取締役を経て、2012年代表取締役副社長となり、2013年4月代表取締役社長に就任し、現在に至る。