プロフィール
三栖右嗣氏(みすゆうじ)記念館は敷地内のシンボルツリーや新河岸川沿いの桜並木など、サクラとはなじみの深い美術館です。スタッフがブログを通じて、さまざまお知らせを提供し、さくらのように愛される美術館づくりをめざしています。
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スタッフブログ

ヤオコー川越美術館三栖右嗣記念館スタッフによるブログです。

2017年7月12日 のアーカイブ

三栖先生の あの「老いる」が・・・。


みなさん、こんにちは。暑い毎日 いかがお過ごしでしょうか。

三栖右嗣先生ファンのみなさまに、今日はとても素敵なお知らせがあります!

当館収蔵の「老いる」(習作)30号。

1976年 第19回安井賞受賞作品「老いる」100号の習作です。

当館開館以来ずーっと観たかったこの作品は国立近代美術館さんにあります。

残念ながら最近は展示されることがなかったので、お目にかかることができませんでした。

その「老いる」が、このたび北海道立函館美術館さんの「ニッポンの写実 そっくりの魔力」展で展示されています!

さっそく先生の「老いる」に会いに行ってまいりました。

函館の美しい「五稜郭公園」のすぐ近くに建っている函館美術館。

IMG_3776.JPGIMG_3775.JPG

展示室の奥に100号サイズの三栖先生のお母さまがいつものポーズで、先生の魂と共にお客様をお待ちしておりました。

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当館の「老いる」(習作)に さらに広がりを見せる空白と裸像との構図がおみごとです。

函館美術館さんのご好意で取材を許可していただき、展示風景をみなさまにもご覧いただくことができました。

IMG_3763.JPG

夏休みに北海道へ旅する予定の方はぜひ、立ち寄ってみてくださいね。

  「ニッポンの写実 そっくりの魔力」

  2017年6月10日(土)~8月20日(日) 月曜日休館

  北海道立函館美術館 ℡0138-56-6311

その後、豊橋市美術博物館(2017年9月30日~11月12日) 奈良県立美術館(2017年11月23日~2018年1月14日)と巡回するそうです。

快く取材にご協力して下さった 函館美術館さん、ありがとうございました。

 *「老いる」100号油彩 国立近代美術館蔵