プロフィール
三栖右嗣氏(みすゆうじ)記念館は敷地内のシンボルツリーや新河岸川沿いの桜並木など、サクラとはなじみの深い美術館です。スタッフがブログを通じて、さまざまお知らせを提供し、さくらのように愛される美術館づくりをめざしています。
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スタッフブログ

ヤオコー川越美術館三栖右嗣記念館スタッフによるブログです。

2015年3月17日 のアーカイブ

春の展示がはじまりました  3月17日~9月13日


ヤオコー川越美術館 三栖右嗣記念館も、この春で丸三年がたちました。本当に皆様のご支持の賜物と、深く感謝申し上げます。

半年ごとに、テーマを持たせた企画展示を行っており、この3月17日からスタートした第7回展示は「三栖右嗣━めぐりあう人 めぐりくる季節」と銘打ち、人と花をテーマにした展示になっております。

中国少女 油彩 100号 1980 当館.JPG

 三栖右嗣は、リアリズム絵画の巨匠として、その卓抜した技術力が広く世に知られておりますが、実はその筆力でキャンバスに写し取った「人間の感情」こそが、皆様にご覧いただきたい三栖絵画の神髄なのです。

習作 10F 1990年.JPG

 美術評論家の桑原住雄氏は「対象をありのままに描写するという次元を氏は遥かにこえて技術の向こう側にある神秘なるものを捉えようとしている」と称えました。

男性肖像 油彩 20号 1972 当館蔵.JPG

 どのような神秘を、皆様は読み取られますでしょうか。

ご来館を心よりお待ちしております。