プロフィール
三栖右嗣氏(みすゆうじ)記念館は敷地内のシンボルツリーや新河岸川沿いの桜並木など、サクラとはなじみの深い美術館です。スタッフがブログを通じて、さまざまお知らせを提供し、さくらのように愛される美術館づくりをめざしています。
カレンダー
2017年9月
« 8月   10月 »
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  
アーカイブ

スタッフブログ

ヤオコー川越美術館三栖右嗣記念館スタッフによるブログです。

2017年9月13日 のアーカイブ

秋・冬の展示がはじまりました


皆さま こんにちは ヤオコー川越美術館・三栖右嗣記念館の秋・冬展示 

「三栖右嗣 旅の記憶 国内での取材作品から」が始まりました。

img070.jpg

三栖右嗣は語ります。

「ぼくはいつも、生と死は自然の摂理だと思う。リンゴ共を描く時も、美しく輝いてやがて土に還ることを思って描いている。輪廻の世界観をもって描いている」と。カンバスにパレットで置かれた絵具は、三栖右嗣の心の描写でもありました。

小樽風景 油彩 10号 1971 当館.JPG.風景ー手稲村付近 油彩 30号 1972 当館.JPG雪の消える頃ブログ.jpg

特に「旅」は、三栖にとって自己と自然を重ね合わせる大切な取材でした。こうして描かれた作品群は、時を経て、見る私たちの心に激しく流れ込み、生の歓喜、死の諦念、自然への讃美を体感させてくれます。

会期は2017年9月12日(火)~2018年3月18日(日)です。

どうぞ お出かけください。

美しい日本の自然をうつしとった33の作品が、お待ちしております。