プロフィール
三栖右嗣氏(みすゆうじ)記念館は敷地内のシンボルツリーや新河岸川沿いの桜並木など、サクラとはなじみの深い美術館です。スタッフがブログを通じて、さまざまお知らせを提供し、さくらのように愛される美術館づくりをめざしています。
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スタッフブログ

ヤオコー川越美術館三栖右嗣記念館スタッフによるブログです。

2016年9月 のアーカイブ

晴れた日に ー ピアノとフルートの調べ ♫


みなさんこんにちは。ヤオコー川越美術館ブログにようこそ。

9月17日(土) 赤松美紀さんのピアノ、隈倉 麦さんのフルートによるコンサートがラウンジにて行われました。

ピアノフルート.JPG

ここのところ毎日雨が続いていたのに 当日はお天気になり 気持ち良く演奏していただくことが出来、お客さまも100名様を上回り とても盛り上がりました!!

演奏者のご紹介

  ピアノ 赤松美紀 (あかまつ みき) ピアノ.JPG  国立音楽大学付属中学・高等学校を経て 国立音楽大学卒業。同時にアンサンブル・ピアノコース修了。現在はソロ活動に加え、アンサンブルピアニストとして数々のコンサート、テレビ番組にも出演し多方面にわたって活動中。

  フルート 隈倉 麦(くまくら むぎ)フルート.JPG 武蔵野音楽大学卒業。渡仏し パリ・エコールノルマル音楽院にて高等演奏家、室内楽高等演奏家ディプロムを取得。現在、銀座十字屋、トート音楽院講師 またフリーランスで演奏活動中。

三栖右嗣先生の「爛熳」に負けないほどの美しさ、優雅さでおふたりの息の合った音楽を奏でて下さいました。はじまりは「エトピリカ」。葉加瀬太郎さんのヴァイオリンの曲で有名ですが ピアノとフルートの演奏もやわらかく優しい音色でとても素敵です。そして「月メドレー」「ひこうきぐも」 ピアノソロで「亡き王女のためのパヴァーヌ」フルートソロで「亜麻色の髪の乙女」・・・。ラストは「リベルタンゴ」。ヴォイスパーカッションも取り入れたり さまざまなジャンルの曲、14曲も演奏し 曲の紹介をまじえながらの楽しいコンサートとなりました。

ピアノフルートヴォイパ.JPG

日の暮れも早くなったのでトップライトのラウンジは夕闇に包まれ 「爛熳」と赤いドレスの「赤松美紀さん」 モノトーンのドレスの「隈倉 麦さん」が美しく照らされていました。

ピアノ・フルート.JPG

お集まりいただきました皆様 ありがとうございました。

演奏をしてくださいました赤松さん、隈倉さん ありがとうございました。

♫ ♫ 次回コンサートのご案内 ♬ ♬

11月19日(土) 田辺明さん率いる三味線・箏・尺八 「サイタマテック」のご登場です!!

12月18日(日) 今年のトリはおなじみ「下山英二」さんのピアノコンサートです。

どちらもご予約は不要です。16時開演までにお越しください。お待ちしております。


明日、開館しています。


美術館前の新河岸川沿いに彼岸花が咲く季節となりました。

明日、19日の敬老の日、月曜日となりますが、祝日ですので美術館は開館しています.秋庭一隅 油彩 30号 1996 当館.JPG

秋・冬の作品に展示替えしました。この機会にぜひお立ち寄りください。

みなさまのお越しをお待ちしています。

 


2016年秋 展示替えのお知らせ


「私の友、私の家族-人物画が語る人生の耀き」展が始まりました。会期は2016年9月13日(火)より2017年3月12日(日)までの半年間となります。

第一展示室は、「私の友、私の家族」とありますように、人物画で構成しました。三栖右嗣の名を不動のものにした第19回安井賞受賞作品の「老いる」の習作を中心にして、「キッツォ爺さん」「中国少女」、若き日の「或る友の肖像」「自画像のためのデッサン」など、後年は人物画の名手と謳われた三栖右嗣の、代表作の数々が並びます。

安井賞について少しご案内いたします。美術に関心のある方にとっては、あまりにも有名だった安井賞ですが、知れば知るほど、いかに日本の美術界にとって重要な存在であったかが分ります。

日本洋画界の重鎮安井曾太郎先生が亡くなられた後の1956年に、国立近代美術館で、安井曾太郎遺作展が開かれました。主催者は、遺作展委員会と国立近代美術館です。この展覧会の純益金480万円を、委員会が安井先生のご遺族に贈ろうとしたところ、ご遺族は「何か美術界の役に立つことに使って欲しい」と希望され、その希望を実現するために財団法人安井曾太郎記念会を作り、安井賞を設け、毎年優秀な新人洋画家の紹介と表彰が行われることになりました。

安井賞の特徴は、選考の対象者が日本の美術界を推進する新人洋画家であること、作品が具象的絵画であること、さらに選考方法に、推薦制をとっていることです。誰でもが応募できるというものではなく、美術団体からの推薦または、美術評論家・美術記者による推薦を得るということが、最初の関門でした。

このような安井賞に、三栖右嗣は1972年の第15回からつづけて5年間推薦を得て出品し、連続5回の入選をはたし、その5回目には「老いる」「生きる」の2点を出品し2点ともが入選をはたし、そのうち「老いる」が1976年第19回安井賞を取るに至りました。ちなみに前4回の入選作は、1972年「シャコタンの漁村」、1973年「リンゴ園」、1974年「海の静物」、1975年「リンゴのある風景」です。

なお、当美術館所蔵の「老いる」は、この時の受賞作「老いる」の習作で、作品としては別の作品です。習作としての「老いる」が、 受賞作の「老いる」とどのような関係にあるのか、次回のブログでご案内させていただきます。老いる(エチュード) 30号 1974年.JPG

さて次に、第二展示室ですが、こちらには、フランス、スペイン、それから日本各地の風景画、薔薇やコスモスなどの花々、艶やかな柿の実や、プラムなどの静物画の15点が並んでいます。

どの一作も、それに見入ると三栖右嗣の世界が顕われてくる、不思議な魔法のような空間となっています。スペインの牧場の夕景も、オホーツクの浜辺に横たわる廃船も、枝を離れ冬枯れの大地に転がる林檎も、ありとあらゆる造詣が、ただ一すじの三栖右嗣の香りとなって立ちのぼってくるからです。

みなさまのご来館を、お待ちしております。


展示替えのお知らせ


いつもヤオコー川越美術館のブログをご覧いただきましてありがとうございます。

.爛熳 油彩 120号 1993 当館.JPG

台風10号による被害をうけられた皆様には心よりお見舞い申し上げます。

9月になり、春・夏展示の「花も、実も、海も、いのちあるもの・・・」と題しました作品もあとわずかな期間の展示となりました。

9月13日(火)よりまた新たな作品の展示となります。

まだ、春・夏の展示をご覧になっていない皆様、ぜひこの機会にお越しください。

 

ご来館お待ちしております。