プロフィール
三栖右嗣氏(みすゆうじ)記念館は敷地内のシンボルツリーや新河岸川沿いの桜並木など、サクラとはなじみの深い美術館です。スタッフがブログを通じて、さまざまお知らせを提供し、さくらのように愛される美術館づくりをめざしています。
カレンダー
2014年9月
« 8月   10月 »
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          

スタッフブログ

ヤオコー川越美術館三栖右嗣記念館スタッフによるブログです。

2014年9月 のアーカイブ

せきれい物語ー告白そのⅠー


みなさん、こんにちは。ずいぶんご無沙汰してしまいました。

うすうす、お察しとは思いますが、カラス君に僕の恋の進展について、勝手な憶測記事を書かれる前に僕から告白します。雀を偲ぶせきれい.JPG

僕が恋に落ちたのは本当です。すべての始まりは、僕がここで、まさにこの場所で彼女に出会ったことでした。あの、ふっくらとした、そして優しげな茶色の羽毛につつまれた、可愛い雀さん。その姿を一目見た瞬間、雷に打たれたように僕の心臓は跳ねあがり、網膜に焼付いた映像は、消えることがないのです。水辺の雀.JPG

最初は、遠くから見つめているだけで満足だったのです。あるいはまた、美術館の庭で、何気ないふうを装ってすれ違う時、ふとゆきずりの僕を見る彼女の視線を感じるだけで幸せだったのです。散歩にでかけ、美術館の庭で会う。雀さんにとっては偶然でも、僕にとっては一日の大切な日課でした。咲いてるアガパンサス.JPG

そんな風にして、3ヵ月がすぎました。あんなに咲き誇っていたアガパンサスも、枯れてしまいました。枯れたアガパンサス.JPG

「おいおい、3ヵ月も遠くから見つめるだけで満足だなんて、いまどき、小学生だってアプローチ、プロポーズ、アグリメントと、迅速にとりつけるぜ」と、カラス君にさんざん笑われました。

カラス君は、自分の恋を実らせ、氷川神社の杜に新居を構えるまでになったので、僕に対して、大層優越感をもっているのです。

でもカラス君と違って、僕は、言葉も習慣も、僕らせきれいとは異なる雀さんに、恋をしてしまったのです。

せきれい仲間では、頭脳も、容姿も、人に知られた僕ですが、雀さんにとって、その僕の姿がどのように感じられるのか、まるで未知数なのです。

あぁ、僕はどうしたらいいでしょう...!!!???

突然ですが、それではみなさん、また。

 


「三栖右嗣 林檎の世界」展 はじまりました


ご好評を頂きました「三栖右嗣の見たスペイン」展が、9月21日に終了し、2014年秋からの企画展示として       「三栖右嗣 林檎の世界」展が始まりました。(2014.9.23~2015.3.15)

三栖右嗣は多くの名作シリーズを描いておりますが、林檎は1970年代の初めから始まる、傑作です。

2014922-1.JPG

さて、この不思議な一枚の写真。いったい何でしょう。

実はこれ、第一展示室に展示した、大版画なのです。

画面の上方をよこぎる林檎の大枝が印象的なこの大版画は、その名のとおり縦115.8横238.8cmの大きなものです。1980年に、当時日本で唯一、巨大プレス機を持った、長野県坂城町の森工房で完成しました。

これらリトグラフと、地に落ち、晩秋の陽に晒され、雪に埋もれ、朽ちて土に還ってゆく林檎を、深い愛情をこめて描いた油彩画の数々。皆様には是非ともご覧いただきたいと思っています。

2014922-3.JPG

また、三栖右嗣がアトリエを構えていた埼玉県ときがわ町の文化センター アスピアたまがわ 内にある     「三栖右嗣リトグラフ展示室」から、「林檎のある風景17」の石版石をお借りして期間中展示しております。

三栖右嗣リトグラフ展示室ホームページ  http://www.town.tokigawa.lg.jp/forms/info/info.aspx?info_id=13469

展示室1-4石版.JPG

第二展示室では、人物群像が大壁を飾りました。また、お客様からのリスエストの多かった「冬野」の、楽しげな雀たちにかこまれ、大きく首を垂れたひまわりも登場です。中央に置かれた大きなまるいソファに腰をおろして、どうぞ秋の一日をここ、ヤオコー川越美術館でお過ごしください。

2014922-2.JPG


スペイン展、終了間近となりました...


「三栖右嗣の見たスペイン展」も、会期をあと2週間残すばかりとなりました。

ようやく、ときおり涼やかな風の吹き渡るこの頃です、ぜひ美術館にお運びになりませんか?

スペインを愛した三栖右嗣の名作、「バラを持つ少年」「フラメンコの女」「街角」「村の教会」「朝の陽ざし」など、今後一堂に会することのないだろう作品の数々を、是非この機会に、ご覧いただきたいと思っております。

さて、第一展示室は「スペイン展」、第二展示室は通常展示となっておりますが、その第二展示室に今回展示しました「薔薇」と「アマポーラ」。どちらも30号の作品ですが、こちらが、ご来館のお客様のため息を誘っております。

アマポーラ 30変 1996年.JPG薔薇 30変 1996年.JPG

花の画家としても名高い三栖右嗣。   コスモスや菜の花、蓮華などの野の花々とはまた趣の異なる、いわば都会的なこの一対の花もどうか、ご覧になってください。

お待ちしております。

 

 


夏の終わりに~ Jazz ♪ ジャズ ♪ Jazz


みなさんこんにちは。

8月30日(土) 暑かった夏の終わりに、美術館ミニコンサートが開催されました。ジャズ2.JPG

小林里枝(さとえ)さんを中心に ごきげんなジャズを演奏して頂きました。 メンバーをご紹介・・・ 

     ♪ 小林里枝 : アルトサックス

     ♪ 飯田篤史 : ピアノ

     ♪ 東郷ケイジ : ベース

曲目は皆さんが耳にしたことのあるものを中心にセレクトして下いました。「A 列車で行こう」「フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン」「枯葉」他・・・。

メンバーのみなさんは 音楽大好き人間がそれぞれの楽器を持ち寄って、それぞれの場で活躍をされているそうです。ジャズ5.JPG

会場も超満員!!たくさんのお客様に楽しんでいただきミュージシャンのみなさんも大変喜んでおりました。アンコールで 小林里枝さんは会場の中を歩きながら演奏したり、ベースの東郷さんは大きなベースを持ち上げて弾いたり、ピアノの飯田さんはお見事なピアノソロを披露し、聴きごたえ、見ごたえ大満足のコンサートになりました。ジャズ13.JPG

ご参加して下さったみなさま、ありがとうございました。これからもみなさまに喜んでいただけるコンサートを企画して参ります。どうぞご期待ください。

                       by    わたなべ