プロフィール
三栖右嗣氏(みすゆうじ)記念館は敷地内のシンボルツリーや新河岸川沿いの桜並木など、サクラとはなじみの深い美術館です。スタッフがブログを通じて、さまざまお知らせを提供し、さくらのように愛される美術館づくりをめざしています。
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スタッフブログ

ヤオコー川越美術館三栖右嗣記念館スタッフによるブログです。

2013年6月 7日 のアーカイブ

美術館の屋根ってどうなっているの?


ロゴ1-1.jpg  ヤオコー川越美術館のロゴマークは、こちらです。これは、展示室1の、天井を絞りおろして床につなげた様な形と、展示室2の、天井を上にせりあげ屋根を突き抜けさせたような形を図案化したものです。下手な表現で申し訳ありません。実際の部屋をご覧になっていらっしゃらない方には、このような形容では想像しがたいかもしれません。設計をなさった伊東豊雄先生は、「漏斗状に地下へ下降していく空間」「富士山のように盛り上がった屋根から自然光が落ちてくる空間」と表現なさっています。

 この二つの展示室を始め、当美術館の4つの部屋は、天井がそれぞれ独特の、4通りの意匠を以て設計されています。

 伊東建築を勉強なさるお客様は、詳細に建物内部を観察研究していかれますが、屋根の上の部分については、これまでは設計図をお見せするか、口頭でご説明するしかありませんでした。

 ところが本日、建物のメンテナンスの為、外壁に梯子が掛けられたのを目にしたHとNは、早速スカートをパンツに穿き替えて屋根に上り、写真を撮ってまいりました。どうぞご参考になさってください。屋根3.JPG屋屋1.JPG屋根4.JPG屋根7.JPG

 上から順に、エントランス、展示室1、展示室2、ラウンジの屋根部分です。そして是非、この写真の下は、どうなっているかを確認なさるため、ご来館ください。お待ちしています。 by ひらい