
良い会社、発展する会社というのは、その会社に明確なビジョンがあり、そのビジョンが倫理的に正しいことだと言われます。正義やロマンのある企業理念やそこから導かれる明確なビジョンが企業にとって一番大切なことだと私は思います。特に今のような大きな変革の時期にこそ大切です。
ヤオコーの基本理念は「生活者の日常の消費生活をより豊かにすることによって地域文化の向上、発展に寄与する」ことです。私たちの存在の意味ですし、また私たちの活動の目標になっています。
今からもう二十数年前になりますが、アメリカで「エクセレント・カンパニー」という本がベストセラーになりました。成長性や収益性の大変高いアメリカの大きな企業60社程を対象にして、それらの企業が共通に持っている要件や条件を記述した本です。そして、日米の経営者はこれらのエクセレントな会社のようになりたいと思ったわけです。
ところが、今では良い会社はエクセレントなだけではダメで、アドマイヤードカンパニーでないといけないと言われるようになったそうです。アドマイヤーというのは崇拝するとか尊敬するということですから、崇拝されたり尊敬されたりする会社がいい会社だということです。
日本でも、良い会社になりたいと思ったら、エクセレントである必要はありますが、アドマイヤードカンパニーを目指すべきだと思います。
ヤオコーはまだまだエクセレントな会社ではありませんが、まずは何とかアドマイヤードカンパニーになりたいと思っております。 |