当時8歳の長男をウィルス性脳炎で亡くした私・川野幸夫は、不幸な子供を少しでも助けられないかという思いから、1989年に小児医学奨学財団を設立いたしました。
設立以来、小児医学研究の助成、医学生に対する奨学金の貸与、小児患者に対するボランティア活動の支援及び小児医学会の開催補助など積極的に事業を行なってきました。特に力を入れてまいりました小児医学研究の助成については、第1回(1990年)の研究助成の募集以来、多くの方々から研究課題をいただきました。
優れた課題として選考委員会で選定され、助成金が交付された研究も、第18回(2007年)で総数200件に達しております。それらの研究の発表は厳しい審査制のある海外の一流医学誌をはじめ、国内の医学会誌にも掲載されています。
医学研究の一端にお役に立つことを願って、これからも小児疾患の本態解明や、診断、治療の研究等をより一層、支援してまいります。